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にしきのさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  カラフル(2010) 《ネタバレ》 
終始お母さんが不憫で仕方ないのだが、この作品のテーマである「自殺は罪」と同様、どうやらこの世界において不倫はかなりの重罪であるらしい。罪を背負った主人公以上に母は苦しみ続けるのだ。既に折れた心に鞭打ち息子と向き合おうとする姿は、これ「萌え」である。いつしか観る側はひたすらこの可哀想なお母さんが救われる事を望む様になる。同様に、いつまで経っても想い報われない佐野さんが可愛くて仕方ない。俺なら迷わず嫁にする。さてもう一人のヒロインひろかだが、売春は罪というより病気なのだな…そんな描かれ方である。この病気が同情の対象として描かれるのだ。泣き言を言って主人公に励まされる始末。主人公の許容基準は、好きな子の売春=病気>母の不倫≒鬱陶しいブス、の様だ。私は個人的に鬱陶しいブスが最も許せる気がするので、主人公への共感度は薄かった。しかしどのキャラに思い入れするも良し。健気な母と佐野さんに出会えただけでもこの作品は十二分に価値有りなのである。親友の早乙女君も、とても好感の持てる好人物。彼が登場するだに顔が綻ぶ。そう言えば子供の頃、こんな友達いたなぁ…と、良き思い出に浸って和む事が出来た。どうやら主人公が救われた最大の要因は「人に恵まれた」事による。プラプラが言う「人は誰かに必要とされている」は、なかなか気付けるものじゃない。気付かせてくれる人がいるかどうかだ。それに気付く時は「自分がその人を必要としている」時だったりする。鬱陶しく感じたはずの佐野さんは、実はなかなか気付こうとしない主人公に気付く様促し続けてくれていたのだ。きっと彼はその事に気付く時が来るだろう。…他にも色々思う所・良い所があったが、大体他の方々が書いて下さってる通り。映画好きの知人にお勧め出来る良作です。
[DVD(邦画)] 8点(2013-10-08 17:46:05)(良:1票)
22.  見えない目撃者(2019)
面白かったです。良質な推理サスペンスかと思って見ていたら、核心に近付く程に突っ込み所が増えていき、最後の決戦においては両手で追い付かないくらいに突っ込み所満載。サバイバルアドベンチャー的なゲームみたいなもんだと思う事にしましょう。みんなで突っ込み入れながらわいわいと楽しく鑑賞するための映画だと思う事にしましょう。それでいいのです。そう許せてしまうのは、やはり吉岡里帆が可愛いからです。暗い過去を背負い捻た全然笑わない地味子、なのにやっぱり可愛い。笑顔で明るいばかりのイメージをガラリと変えられました。重々しい演技をしっかりこなしておられます。吉岡里帆をあざといなどと敬遠しておられる方にもぜひ観ていただきたい。化粧っ気も恋愛要素もゼロ、なかなかにしてえらい目に遭いつつも頑張ってます。その驚異的な行動力と生命力にツッコミを入れながらお楽しみ下さい。
[インターネット(邦画)] 7点(2021-01-23 20:07:41)
23.  天気の子 《ネタバレ》 
傑作ではないが佳作。 ストーリー構成は前作「君の名は。」と同じである。少年少女が出会い恋し、カタストロフィによって少女を失った少年が奪還に奮闘し、再会のハッピーエンド。 では何が違うのか。もちろんスケールの縮小感は否めない。前作はまず敵が「隕石」そして「時間」。男女の体が頻繁に入れ替わるというエロチックさに加え、時間を飛び越えて入れ替わるという新鮮なSF設定が作品の強烈な個性となった。一方、本作は敵が「雨」そして「警察」である。さらに言うと「世知辛い東京」そのものが敵として主人公達に立ちはだかる。 不条理な暴力、少女売春斡旋、門前払い、各所で冷たくあしらわれる場面がこれでもかと繰り返される。前作は「田舎から見た都会の華やかさ」、そして「都会から見た田舎の美しさ」が緻密に計算され画面構成に活かされており、日本中どこに住んでいる観客にも心地良さをもたらす様に作られていた。それが本作はどうだ。東京というコンクリートジャングルにて物語は進行、半地下の様な事務所が拠点となる。新海監督はアニメを作る動機として「自然の美しさを描きたい」と語っていたが、本作にはそれが全く無い。画面構成的にも悪天候で暗さが目立ち、明るい気分にさせられるシーンが少ない。 さらに前作は隕石という天災に巻き込まれる形で大勢の人達と共に命を落とす事になるが、本作は単に晴れを望んだだけでただ一人の人柱にされるという、完全に不条理な犠牲者。これがまたやるせない。さらにそれを助けてしまうと東京全体が犠牲になるという駆け引きが生じ、その選択に異を唱える観客も出て来るであろう。本人達にしてみればたまったものではない。致し方のない事では流せない問題である。もっと言うと、生活に困窮する彼女のために良かれと思って100%晴れ女を商売にしようというアイデアを発案した主人公に重く責任がのしかかる事になる。酷すぎる。いくら何でも色々と不条理を背負わせ過ぎである。 要するに前作に比べ本作が最も強調されている点は、作品全体を纏う「陰鬱」さにあると言える。そこが本作のイメージをワンランクダウンさせている要因ではないか。 本作と似た様な構成の映画が量産された時代があった。地方出身者が東京に出て来て世知辛い思いをする、不条理な動機でお尋ね者となり警察に追われる、隠れ場所を探しながら転々とし、暴力、拳銃…これは日本映画が斜陽となり、暴力とエロスに染まった70年代初頭の作りそのものである。余程強く意識しなければ、これほど極端に70年代のオマージュ作品になろうはずがない。その意図する所はどこにあるのか…なぜか2度も拳銃を拾い2度発砲するなど偶然では有り得ない。このピストル発砲という描写は何かの隠喩か伏線なのだろうかと思ったが、最後まで分からなかった。のちにインタビュー記事を拝読すると「家出をすることで社会から逸脱し、結果として社会と対立することになっていきます。その行き着く先に銃がでてくると物語が明快になる」と仰っておられるが、自分は頭が悪いのか理解出来ませんでした。 「秒速5センチメートル」が悲しい終わり方をしたのは、決して狙って行った構成ではないそうだ。色んなショートストーリーを一本に繋げたらああなっただけだという。どうやら新海監督は油断すると陰鬱なストーリーを作り上げてしまう人の様だ。前作「君の名は。」が軽快で楽しい構成になったのは、氏の成長によるものだと自分は解釈していた。娯楽作品を意識して作ったのだろうと。別に陰鬱な作品が駄目とは言わないが、それに付随するプラス要素が少ない。構成が前作そのままで、スケールを縮小し、新鮮さと引き換えに陰鬱さを前面に押し出したのが本作であるという結論に至ってしまう。その意図が分からないので多少困惑している。主人公達を苦しめた東京をあたかも浄化するかの様に水没させ、果たしてその浄化後の東京に舞い戻り感動の再会を果たす二人。これがあなたが望んだ東京そのものよと綾波レイの声でナレーションを入れたくなる様な皮肉たっぷりのラストであった。一体東京で何があったのだ新海君…。 前作同様ちゃんと泣けたし、ハッピーエンドと言っていい。爽快だった。異常気象など天の気まぐれであり、地球にいる限りこの異常気象と付き合っていくしかないというメッセージも伝わってきた。同感である。終始辛い映画ではあったが、ラストで救われたので加点。 余談だが、有能で可愛い弟というのは「聲の形」を想起させる。女じゃないのが残念だが良いキャラだと思う。なので凪君にも加点しておこう。7点。
[地上波(邦画)] 7点(2021-01-11 23:45:45)
24.  蛇のひと
職場の螺旋階段といい、歩道橋のジグザグといい…狙って蛇を連想させる様なものを画面に織り交ぜてきてんのかなと考えると、永作が巻いてる長いマフラーもそう見えてきて面白い。今西とはドライな関係でありながら、三辺も既に蛇に絡め取られてるんだよという暗示なのかななんて。見終わった後に特に何も残らないが、もう一度見たら所々「ああそういう事だったのか」と違った見方になると思うんで、1度目は6点、2度目にプラス1。
[インターネット(吹替)] 7点(2020-10-20 01:36:32)
25.  ザ・ギフト
ネタバレ抜きで見て欲しいので、ネタバレを避けて感想を書きます。 痛快で面白い。7点と言いたい所だが、もっと思いっきりやっちゃっても良かったんじゃないかなぁって感じで6点。…にしようと思ったんだが、ゴード役のジョエル・エドガートンが監督やってると知ってやはり7点。良作の自作自演。低予算でそこそこヒットさせる映画作りには個人的に好感。
[インターネット(吹替)] 7点(2020-10-14 23:42:37)
26.  ライト/オフ 《ネタバレ》 
まあ幽霊だし怖いんですが、自分的にはこれクリーチャー物。敵の特徴が分かってきていかにして倒すかといった化け物退治の様相に。暗闇にしか存在出来ないお化けという一種独特の個性があり、でも見終わった後に「ひえ~暗闇怖ぇ~トイレ行けねぇ~」ってなるかというとそうでもない。こいつがこの世に存在出来る明確な要因があり、それを取り除く事で問題は解決する。悲しいけどスカッと終わる。これ警察には全部狂った母親の仕業という事で片付けられるんだろうけど、大殊勲の母親は大いに評価されるべき。そもそも被害者だからね。すっかり化け物に支配されてしまった母が最後に立ち上がるのは、愛する娘のためでしょう。序盤頼りなさげに見えた彼氏も協力してくれて、お前が頼りだ頑張れと応援したくなる。化け物は家族をバラバラにする事によって自分の存在を維持しようとする大悪党であり、そんな絆を失いかけていた人達が絆を取り戻して共に立ち向かうという、実はなかなかの人情ドラマです。 エンドロールやらを省くと本編75分といった所。短くてサクッと見れます。レベッカのテリーサ・パーマーが美人だったので気持ち加点。
[インターネット(吹替)] 7点(2020-10-09 22:48:44)
27.  鬼談百景
特にオチはありません。現象が怖い、そんなオムニバス。結構ぞわっとします。自分はこういうの好きです。 それと女子の生足多め。これが加点ポイント。
[インターネット(邦画)] 7点(2020-06-17 02:49:26)
28.  サンズ・オブ・ザ・デッド
いい意味で裏切られる映画。序盤はもうとにかく主人公がアホで突っ込み所満載。とにかく下品だしwこんな感じで砂漠をうろついて終わりなのかなとげんなりしていると、ちょっといい話になっていく。主人公も長旅の間に色々思う所あって人の心を取り戻し立ち上がりますので、頑張って最後まで見てみましょう。お目当てのゾンビ映画は一通り見てしまってあと何か無いかなぁとゾンビ難民と化してしまった方、ぜひ御覧下さい。こういうのも有りかと存じます。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-01-08 20:09:43)
29.  パニック・マーケット3D
CGがチープに見えるのは3Dを2Dに変換した画面特有のものなんだろうなと思う事にして、セットには結構お金と手間をかけたなと感心。サメ映画と言えば低予算と相場が決まっているが20億円は結構頑張った方だと思うし見応えもある。興行収入は残念ながら振るわず評価もイマイチだったらしいが、このサイトでは平均点高いので見てみた。感傷的なシナリオが日本人向きなのかなぁなどと思ってみたり。自分的にもサメ映画の中ではかなり面白い方だと思いますよ。津波で海水に浸ったスーパーでサメからのサバイバルとかなかなかにして斬新だし、生き残るために凝らされる工夫も新鮮だった。オススメ出来るサメ映画というとジョーズかディープブルーくらいだったが、これを加える事にする。 水に落ちてブラジャー丸見えの一番いけてるお姉ちゃん、誰だっけ?と思って冒頭確認してみたら一瞬映っただけの従業員だった。いやいや従業員が強盗と仲良くなっちゃうのはどうなのよ。腑に落ちないのはそのくらいで、あとは良い〆だったと思う。
[インターネット(字幕)] 7点(2019-12-17 11:46:15)(良:1票)
30.  ジェーン・ドウの解剖 《ネタバレ》 
父は息子だけは助けてくれと懇願する。父が苦しんでいる間、ジェーンは生き生きと復活。こうして悲劇は繰り返されてゆく。 しかし苦しみに耐え切れなかったのか、父は息子に殺してくれと懇願してしまう。息子はそれを果たす。 結果、息子も死ぬ事になってしまった…のだろうか。父が苦しみながら死ぬのを息子が我慢していれば、息子は死なずに済んだのだろうか。 そして我々は、冒頭の事件もジェーンの手によるものと気付く。土に埋まりかけていたのは、この遺体を世に放ってはいけないと判断した前犠牲者の善意だったのだろう。 しかしそれを果たす前に、ジェーンに殺されてしまった。ジェーンはこれからも関わる人を手に掛けていくのだろう。 そしてそれを画面越しに見ている我々は、ジェーンの綺麗なおっぱいを堪能して無事眠りに就くのである。怖くて眼福。教科書の様な良いホラー映画でした。
[インターネット(吹替)] 7点(2019-02-19 02:37:46)
31.  ゾンビ・サファリパーク 《ネタバレ》 
人類はゾンビを撲滅→しかし一部の島にまだゾンビがいた→ゾンビを銃殺する悪趣味な遊技場と化す→島がリゾート化する→しかしとある人達の目論見によりゾンビが野に放たれてしまい…さあ、観光客は生き残る事が出来るか!そう、何となく「ジュラシック・パーク」っぽい。しかし何の、パクリやパロではございません。決して安っぽくない、ちゃんと作られた正統ゾンビ映画。観光客のために島に作られたホテルやら施設がやたら立派で優雅なだけに、その安らぎが崩れ去っていく絶望感がまた堪らない。この島の安全性を最も理解し管理している人達も容赦なく食われまくり、絶望感に拍車を掛けます。結局この島のヤバさを懸念していた人が生き残りサバイバル。パンデミックの二の舞を阻止するため、もちろん偉い人は最終手段を用意(ネタバレっぽくて恐縮ですが、これは映画の冒頭でいきなり発動が明かされる手段)。かくしてどこかに隠れて生活拠点を築いている暇はありません。島から逃げなきゃいけないので移動、移動。ゾンビだらけの島をただひたすらに突き進んでゆかねばなりません。これは怖いし飽きない。人間の愚かさを描いた教科書の様なホラー映画です。ゾンビファンなら外す事のない一本。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-12-06 23:57:47)
32.  ドルフ・ラングレン ゾンビ・ハンター 《ネタバレ》 
邦題には「ゾンビ」と入ってますが、正確にはゾンビじゃないです。憑依霊ですね。なんでゾンビ映画にカテゴライズされたのかというと、どうやら憑依された人は二度と人間には戻れない様です。殺すしかない。憑依された人は正気を失って完全にゾンビ化してるし。しかし良作。とにもかくにも怖い。悪霊に取り憑かれた人を殺す→殺した人が憑依される、の繰り返し。人は死ぬのに悪霊は死なない。常に敵は一人だけど、要するに永遠に倒せない。永遠に追ってくる訳です。憑依された際の黒目も形相も怖い。強いし。それに視覚効果が上手いんだろうね。B級映画でも昔のようなB級感が無い。きちんと作ってあるなと。さすが映画大国アメリカです。ドルフ・ラングレンもまだまだ若い。怖い映画を見たいな~って気分の時には、ぜひ。ストーリーに関してはあってない様なもんなので、アクションをお楽しみ下さい。派手にドンパチしまくって、さすが銃社会アメリカならではのガンアクション。日本じゃ有り得ないですからね、片田舎で騒動が起きて標的を銃殺しまくるって。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-12-02 05:11:41)
33.  君の膵臓をたべたい(2017) 《ネタバレ》 
序盤はあまりにも青春してて、おっさんの自分には中々にして耐え難いものがあった。我慢して見ていたら、いやいやこれはおっさんが見るべきドラマなんだなと感じた。終わったはずの時間がまだ終わっていない、おっさんとなる主人公の未来をも思い続けていたヒロインに最後まで和み続ける映画。これはまずいですね、浜辺美波のファンになってしまったよ。ずるい映画だ。ファンにならない訳がない。8点9点あげてもいいくらい良い映画だと思うが、いかんせん浜辺美波を好きになり過ぎてしまって死別が辛い。視聴後感的には「世界の中心で、愛をさけぶ」に近いものがあるが、死に方が衝撃的過ぎてこっちの方がより引きずる。ちょっと辛すぎてまた見ようって気になれそうもないので、軽く引いて7点。
[地上波(邦画)] 7点(2018-12-02 04:53:33)
34.  フライト・ゲーム 《ネタバレ》 
なんか疑われまくるしプライベートは晒されるしで胸糞なんですよ途中までは。それがどうだふと気付いたらとても美しい話だ。爆発や着陸もド派手で見所が多い。大画面で見たい。
[地上波(吹替)] 7点(2018-04-13 06:55:44)
35.  イット・フォローズ 《ネタバレ》 
怖いです。久々にのっそり迫るジメッとした怖さを堪能出来る映画に巡り会えたので気持ち高得点。それにしても謎が多い映画だよねぇ。小便漏らしながら迫ってくる子がいたけどなんで?グレッグが死んだ直後ジェイは湖で水着になり複数の男達に向かっていく訳ですが、あの後どうなったのだろう…感染せてなかったよね結局。プールが血だらけになったのは何故なのかとか。そもそも奴はなぜ追ってくるのか。幾多の不可解要素は何かしらのメタファーなんかなぁと考えてはみたものの。むしろこの映画そのものが一つの大きなメタファーなんだろうかと疑ってかかったらもう全部が訳わからなくなっちゃって考えるのをやめた。とりあえず怖かったです、色々謎のまま終わります、深く考えちゃいけませんこの映画は演出ありきで細かい事は気にするな、以上。とストレートに受け止めるしかない。鑑賞後に謎解き読んで二度おいしいマルホランドドライブ的な楽しみ方が出来ればもっと高得点なんだけど今の所謎解きらしきものが見当たらない。 ラスト。ポールは売春婦に感染したのだろうか。感染せば当面の安全は保障されるだろうが、多分そうしなかったのだろう。自分が死んだら標的はジェイに戻ってしまうので、必然ジェイは自分を大事にする様になる…という、冴えない男のしたたかな計算が垣間見える。彼女を振り向かせるための命懸けの算段、そう解釈すると決して浅くはない、闇深い青春ドラマであったという見方も出来て面白い。
[インターネット(吹替)] 7点(2018-01-27 01:43:23)
36.  パニック・トレイン 《ネタバレ》 
ただ走ってるだけの電車内でどんどん人が減っていく訳ですよ。決定的な殺人シーンも無いのに。ミステリーのような、サスペンスの様な。とてもB級ですが、最後に列車がイカれるシーンはなかなかCG頑張ってると思います。怪しげな手品師が最後までいい味出してて、何よりヒロインを演じるカラ・トイントンが可愛いんだなこれが。貴重な加点ポイント。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2017-12-11 06:37:45)
37.  バトルシップ(2012)
ミリタリーマニアのカタルシスとロマンチシズムを凝縮した様な映画。結構燃える。
[地上波(吹替)] 7点(2017-09-13 18:48:48)
38.  帰ってきたヒトラー 《ネタバレ》 
 ヒトラーというと目がギョロついた小柄な人物を連想するが、この役者さんはカッコいいねぇ大柄で。可愛らしいし。そこでまず笑っちゃったよ。今までの映画に無いヒトラー像だよね。  最期の12日間のパロが始まって大爆笑。まさかヒトラーでなく、ヒトラーを追い出した側でそれが展開されるとは。こういうお遊びを終盤まで忘れないのが偉い。  ヒトラーが金稼ぎに似顔絵屋を始め、飾ってある絵はすごく上手いのに、いざ模写を始めるや前衛的過ぎる絵が次々と完成しては客が喜ぶ。芸に対してではなく、笑わされた事によって少ない金を恵んでいるのだ。ほとんど物乞いだよね。茶化されてるよなぁ。茶化してるけど。いや、いくら総統だからって洗濯屋でパンツは脱がないでしょう。この映画がヒトラー賛辞でない事は分かるんじゃないかな。ネオナチに殴られて重傷を負ったりね。色々と間抜けなんですよ。愛犬家だったヒトラーが犬を殺しちゃって、それが原因で人気急落とかね。  ヒトラーを見出したザヴァツキは彼が「本物」である事に気付き、ヒトラー暗殺を企てる。結局失敗し頭のおかしな人扱いされて隔離される訳ですが、これがどんな意味を持っているか。これも見た人によってそれぞれだと思いますが、少なくとも殺人を肯定する映画でなかった事は確かです。ちなみにヒトラー暗殺未遂事件は実際に何度も起きていますが全て失敗し、犯人はことごとく処刑されてしまいました。  ラストは通行人達に手を振るヒトラーと、ヒトラーを否定する歌でエンド。手を振り返す人もいれば、中指を立てる人もいる。ヒトラーがどんなに口が上手くとも、昔の悲劇をこれからの人々が学び続ける以上、アウシュビッツが復活する事は無い。  本当に危険なのは、「ドイツ人はドイツから出て行け」という台詞を聞いて何も感じない事だと思う。
[インターネット(吹替)] 7点(2017-02-16 17:26:34)(良:1票)
39.  ポルターガイスト(2015)
死者と戦う訳だからカテゴリ的にはホラーなんだけど、もう起きる現象が凄すぎてほとんどSF。ぼっこんぼっこんに家を破壊していく、幽霊というよりは「ポルターガイスト」という名の、とんでもないパワーを持った未知の生物との遭遇と思って割り切って観て下さい。有無を言わせぬ迫力に自分は十分楽しめました。
[インターネット(吹替)] 7点(2017-02-07 12:36:14)
40.  ロスト・ボディ(2012)
サスペンスかと思ったらホラー、かと思ったらミステリー、かと思ったら…こちらの注意を誘導するのが大変上手い。おいおい、と思ったけどまあ全く予想してないオチだったので楽しかった。
[地上波(吹替)] 7点(2017-01-09 00:07:08)
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