741. ハミングバード
《ネタバレ》 ジェイソン・ステイサム主演。凄惨なアフガン戦地から逃れた元軍人が別人として生きる。それでもなお、暴力の渦からは逃れられない。メガネの修道女も慰みにならず。「トカレフ」と並び報じられた小品リベンジアクションだがそれには及ばない。 [映画館(字幕)] 6点(2015-01-18 22:07:47) |
742. ラストミッション
《ネタバレ》 ケヴィン・コスナー版「96時間」。妻子の信頼を取り戻すため、病魔に侵された体に鞭打つ元凄腕エージェント。愛娘に紫色のチャリの乗り方とダンスを指南。やってることは「96時間」にカブり、インパクトの弱さは否めない。 [DVD(字幕)] 6点(2015-01-18 22:01:04) |
743. オールド・ボーイ(2013)
《ネタバレ》 日本のマンガを原作にした韓流犯罪バイオレンスのリメイク。歪んだ情愛が生んだ復讐劇。その衝撃的なオチがわかっていたことは別にして、オリジナル版に比べてドロドロ度が足りない。 [DVD(字幕)] 6点(2015-01-17 23:04:24) |
744. グランド・ブダペスト・ホテル
《ネタバレ》 豪華キャスト共演のホテルドラマ。何だか胸踊る設定だが、マジなミステリーをコメディタッチで面白可笑しく描いている展開を受け入れられず。 [DVD(字幕)] 5点(2015-01-17 22:55:16) |
745. 人生、ここにあり!
《ネタバレ》 寄木作り作業場の職員とそこで働く精神病患者の交流。奇人変人、マトモに話の通用しない方々、年を取った幼稚園児…まるで「オリンピア」。こういった方々を相手にする職員はさぞ大変でしょう。個人的に関心の強い題材だけど、ノリの軽さがネックであまり入り込めず。 [DVD(字幕)] 6点(2015-01-04 00:28:04) |
746. 寄生獣
《ネタバレ》 世界規模で大ヒットの日本が生んだモンスターパニック漫画、満を持して実写映画化、前編。新一寄生から母親寄生、校内大虐殺、大敵・後藤の出現まで。原作ファンでも初心者でも楽しめるよくまとめられたストーリー。グロくて大迫力のモンスターバトルを違和感なく忠実に再現、さすがはVFX映像の名匠・山崎貴監督。童顔ながらも陰のある主人公を熱演した染谷将太。ただの恐怖映画ではない、原作同様の深みある物語をよく表現していた。良作。大いに期待せずにいられない次作。 [映画館(邦画)] 7点(2015-01-04 00:09:24) |
747. ホビット/決戦のゆくえ
《ネタバレ》 ビルボ・バギンズの冒険、「指輪物語」前日譚3部作最終章。今作は登場人物がすぐそこにいるかのような臨場感ある3D映像による戦闘が中心。わだかまりを解いて手を組んだドワーフ・エルフ連合軍と醜いトロル軍団が大激闘。長い長い戦を経て、戻った故郷ののどかさが印象的。冒険は「ゴン中山」からフロドへと受け継がれる。シリーズを通じて、人物の個性が弱く本家シリーズには及ばない。 [映画館(字幕)] 6点(2015-01-03 00:26:28) |
748. インターステラー
《ネタバレ》 人類の未来か、父娘愛か。クリストファー・ノーラン監督お得意の特殊映像で表現された、時空を超えた壮大なSF宇宙ミステリー。やや冗長な宇宙アドベンチャー展開の前半から徐々にミステリー色を強め、物語の核心に迫る。その行き着く先は「クーパーステイション」、予想できない結末。いま旬なオスカー俳優マシュー・マコノヒー熱演。 [映画館(字幕)] 6点(2015-01-02 03:35:33) |
749. フューリー(2014)
《ネタバレ》 第二次大戦の対ドイツ最前線に突如送られたアメリカのタイピスト。その新入米兵の目から見た凄惨な戦場。ブラピ演じる男気溢れる闘将を始めとするたった5人で戦車に乗り込み戦地を駆ります。戦車戦闘の迫力、死体が転がる戦場のグロさは申し分ありません。衝撃の結末。 [映画館(字幕)] 6点(2015-01-02 03:24:31) |
750. 西遊記 はじまりのはじまり
《ネタバレ》 チャウ・シンチー監督流に解釈された西遊記ビフォアストーリー、ドタバタ妖怪コメディ。遠目からだと小栗旬に見えてしまう三蔵法師、天然女戦士、貧相な優男が実はヤンチャクチャモンキーの孫悟空、肌ツヤな猪八戒、遠目からだと松田翔太っぽい沙悟浄、おっきくて臭いあんよを持つジジイ…個性的なキャラが続々登場。ぶっ飛んだお話だが、中華風の独特の笑いと間合いが印象的。 [映画館(字幕)] 6点(2015-01-02 03:17:42) |
751. エクスペンダブルズ3 ワールドミッション
《ネタバレ》 約9年ぶり3度目観賞。新作公開に向けての復習。年輩豪華キャスト共演のシリーズ第3弾は、新旧入り乱れ大所帯となったマンモス消耗品軍団。敵は老けたメル・ギブソン演じる、軍団創設時の同志。長年の付き合いだった「ヤツら」とは縁を切り、若いチームを急造するも度胸と場数が足りませぬ。やはりここ一番で頼れるのは「ヤツら」。ファイナルバウトはロッキーVSマッドマックス。小細工なしのシバき合い。メリークリスマスくん、マジでか。小気味よいセリフ回しは健在。シリーズ全体の大味さを押し出して上手く表現されている、良作。 [映画館(字幕)] 7点(2015-01-02 03:11:55) |
752. イコライザー
《ネタバレ》 約8ヶ月ぶり2度目観賞。ホームセンター店員はあくまでヒルガオの、必殺仕事人。クールなスタイリッシュヒーローをデンゼル好演。読書を楽しむヨルの茶店がボクのお家。スローモーション多用の戦闘シーン。終盤はホームセンター内でロシアン・マフィア相手にたった一人で神出鬼没のゲリラ戦法。元軍人、「96時間」のお父ちゃんとどっちが強いのかな。やられたヒロインがずっと病院にいるんじゃなくて、成長して変わってくサマを見たかった。 [映画館(字幕)] 6点(2015-01-02 00:33:12) |
753. 美女と野獣(2014)
《ネタバレ》 種族を超えた大恋愛。様々なジャンルで親しまれてきた名作の実写映画。ダークな冒険ファンタジーの色彩が強く残念。退屈だった。 [映画館(字幕)] 5点(2015-01-02 00:26:35) |
754. グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札
《ネタバレ》 今をときめくオスカー女優が、モナコ大公に見そめられ電撃結婚して公妃に。まるで絵に描いたようなシンデレラストーリーに潜む苦悩の日々の内実に迫る伝記ドラマ。華やかに見える王宮に差し迫る国家存亡の危機。それを公妃のスピーチで乗り切ったとはとても思えないけど、映画の品位は高かったのでは。ニコール・キッドマン熱演のグレース嬢も口先をとがらせたヒッチコックもやはりホンモノには似つかない。 [映画館(字幕)] 6点(2015-01-02 00:16:48) |
755. ヘラクレス(2014)
《ネタバレ》 ライオンのフードをぶら下げて斧を振り回し躍動、「神の子ではない」英雄ヘラクレスのファンタジー・アクション。ドウェイン・ジョンソンがヘラクレス役のためにビルドアップ、ワイルドでゴッツすぎ。槍、ナイフ、弓、体当たり、千枚舌…それぞれ愛用の武器で戦う5人のナカマは個性が弱い。黒幕の暴君は転がる銅像のアタマにぺしゃんこ、あっけない。スペクタクルファンタジーの雰囲気を醸しているが、全体的に中途半端な印象。 [映画館(字幕)] 6点(2014-12-31 23:47:24) |
756. ダラス・バイヤーズクラブ
《ネタバレ》 クスリと酒と女好きの奔放な男がエイズと戦う実話に基づいたドラマ。犯罪スレスレの未承認薬を使った患者救済。顔面蒼白にしてガリガリにやせ細ったエイズ患者をマシュー・マコノヒーが怪演、アカデミー最優秀主演男優賞受賞。同賞最優秀助演男優賞受賞のジャレット・レトを始めとするホモを受け入れられず、マジな医学ドラマがコメディに見えて興ざめ。 [DVD(字幕)] 5点(2014-12-31 22:20:44) |
757. LEGO ムービー
《ネタバレ》 数年ぶり2度目観賞、続編観賞に向けての復習。レゴブロックが映画化。マニュアル人間のおいらが選ばれし者。レゴブロックのみでよく表現されていると思うけど、物語が支離滅裂。やはり駄作。 [DVD(字幕)] 5点(2014-12-31 22:03:21) |
758. 鑑定士と顔のない依頼人
《ネタバレ》 モノの真価を知るがオンナを知らぬオトコと引きこもりオンナによる壁越しの純愛。オトコがオンナを外の世界に連れ出すことでオンナがココロを開いてゆく。名作「ニューシネマパラダイス」の視点で観ているとこういう筋書きを無意識に想像しまい、まんまと騙された。これはミステリー映画、さすがはイタリアの名匠。作中の高貴でエキゾチックな雰囲気からはあのような結末を全く予想できなかった。全てはオンナの手のひらの上。ナイーブでおセンチな引きこもりオンナが実はドロボー猫だった、何ともあっけない幕切れだが一杯食わされたな。 [DVD(字幕)] 7点(2014-12-31 21:56:16)(良:1票) |
759. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
《ネタバレ》 約10ヶ月ぶり2度目観賞。アメコミのSFアクション・コメディ。ノリノリボーイ、クールビューティーな緑女、陽気なアライグマ、「アイ・アム・グルート」しか言わないデクノ坊、感情剥き出しのマッスルハゲ。個性豊かな面々が団結して全宇宙の敵・ロナンに立ち向かう。大規模なSF戦闘シーンにコメディ要素のスパイス。斬新な設定だが絶妙とまではいかず、並みの出来。 [映画館(字幕)] 6点(2014-12-31 21:15:51) |
760. ミリオンダラー・アーム
《ネタバレ》 100万ドルの剛腕。ボールを握ったことすらないド素人な二人の少年をインド人初のメジャーリーガーに育て上げるプロデューサーが主人公。異文化・生活習慣への適応など野球技術指導以外の面でも四苦八苦。テンポ、間が悪くスポコンの割に爽快感があまりないですね。何より「ワン、ツー、スリー…インド!」、笑かされました。 [映画館(字幕)] 6点(2014-12-31 21:03:56)(良:1票) |