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キムリンさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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141.  激突!<TVM> 《ネタバレ》 
この映画の存在はずっと以前から知っていたけど、あらすじ は単純なものだと分かっていたので、わざわざ見るまでもないと食わず 嫌いを決めていたのですが、いざ観てみると意外と面白かったです。 もっと過剰演出で荒唐無稽な展開だと思っていたけども、かなりリアリティ に徹していて、現実でも十分起こりうる話だと思えて引き込まれました。  トラックの下から見えた相手の男の靴とレストランにいた男たちの靴を比べ て主人公が疑心暗鬼になるシーンはヒッチコックを彷彿とさせていました。 (ヒッチコックならさらにサスペンスを盛り上げる一工夫を加えていたと 思いますので、そこいら辺が若いスピルバーグの限界だったでしょうか)  クリミナルマインドなんかを見ればこの程度のサイコパスはアメリカにごろ ごろいそうだし、最近では日本でも煽り運転による事件が多発しているよ うですので、遠出のドライブの際はせいぜい気を付けたいと思います。
[地上波(吹替)] 6点(2020-03-15 11:16:43)
142.  桐島、部活やめるってよ 《ネタバレ》 
ここでの評価が極端に分かれていたので、 興味を持ちました。実際に観て確かに評価の分かれる内容 ではありますが、自分的にはほのぼのとした青春の情景が 嫌いではありません。  もっとスクールカーストを露骨にどぎつく描いた作品か思った のですが、意外とまったりとした青春映画という感じでした。 そもそも世に言われているスクールカーストというのもはたから 想像するよりも実態はこんな感じのものなのでしょうか。  鈴木先生とか他の学園ものと比べて、子供たちの演技にメリハリ がなくだらだら感があったのですが、それは監督が過剰演技を 排除した結果なのでしょうか。まあこういうのもありなのかなと は思いました。  この映画のキモはやっぱり、桐島君本人が全く登場せず(終盤に 映画部の連中が屋上に上がる階段のところですれ違うのが彼だと いうことらしいですが)、彼がバレー部を辞める理由も明らかに ならないまま話が進行するところで、やはり映画史に残るプロット ではあると思います。  終盤のゾンビシーンは「カメラを止めるな」を彷彿とさせて、もし かしたら、この映画からヒントを得たのでしょうか。  ところで一つひっかかったのは、バレー部は桐島君のワンマンチーム のようで、それゆえ彼が抜けた影響が大きいという設定なのですが、 一方で彼のポジションはリベロだというところです。 バレー部の花形ポジションといえば長身のエースアタッカーであり、 小柄なリベロは日陰の存在。桐島君が校内の人気者という設定には 似合わないような気がします。スラリとした梨紗ちゃんにはやはり 長身男子ではないのでしょうか。 桐島君がエースでその代役をさせられるのが久保君の方が良かったの ではないかと思うのですが、作者の意図を聞いてみたいです。  最後に、高校生たちがやたら使っていた「提出」という言葉。 これって今どきの高校生たちの言葉なんでしょうか。自分が 高校生の時には皆無でした。逆によく使った「サテン」とか は全く使われないのですね。
[DVD(邦画)] 6点(2020-02-22 14:51:07)
143.  パラサイト 半地下の家族 《ネタバレ》 
後半にかけて随分と激しくどぎつい展開でしたね。日本人の 国民性からはちょっとついていけないところもありましたが、欧米では こういうのが受けるのでしょうか。とすると日本作品のアカデミー賞は 望み薄ということになります。  逃げた主人が痕跡なく消えてしまったなら、屋敷のどこかにいるのでは ないかと疑うだろうとか、家政婦の死体が腐乱して異臭を放つだろう とかは大目にみて、匂いを使った差別問題の提起や、家政婦さんが大食 漢だという伏線が地下のシェルターへと続くなど細かな工夫は評価できます。  字幕付きの外国映画だったために前半のコメディタッチの部分で自分も含 めて日本人の笑いを誘えなかったところは残念です。一家の軽妙な皮肉の きいたやり取りは、日本語なら間違いなく爆笑となるはずでしょうけど。  坊やのインディヤンごっこや夫婦のソファでのHシーン(これでPG12指定に なってしまったのでしょうか)は必要なかったと思います。  韓国の芸能人はみな整形していると思っていましたが、ジェシカ先生が 一重瞼だったのは意外でした。  最後のモールス信号で父子がやりとりする場面、息子がいつか金持ちになって あの家を買って父親を開放することを夢想する場面などは中々切なくてよかった ですね。
[映画館(字幕)] 6点(2020-02-16 17:16:32)
144.  十二人の死にたい子どもたち 《ネタバレ》 
若い俳優さんたち(知っているのは橋本環奈さんだけ ではありましたが (≧≦))によるちょっと大仰な演技とセリフ回しだった し、大半が一つの部屋の中だけで展開されていたので映画というよりも どこか高校の舞台劇を見るような感じではありましたが、みなさんそれ なりに熱演だったと思います。  ミステリーや謎解きを期待すると失望するのかもしれませんが、心理劇として 観るならば結構楽しむことが出来ました。 ただあっさり死ぬのをやめて外の世界に笑顔で戻って行くには、ちょっと説得力 が不足していたようには思えます。アンリさんだけでなく、みんなそれれぞれに 思い悩んだ末に死のうと覚悟を決めて集まったわけですから。  まあ結末が本当に死ぬということになっていたら、ネットで自殺を募る事件が実際 に起きている中では、自殺を助長する、とかなんかで上映できなかったでしょうけど。  この映画の基本プロットは様々なバージョンで使えそう。「12人の死にたい高齢者」 「12人の死にたいサラリーマン」「12人の死にたいお笑い芸人」などなど。スピンオフ 版を期待します。
[地上波(邦画)] 6点(2020-02-01 19:49:08)
145.  ラストレター(2020) 《ネタバレ》 
ここの評価が高かったのでLove Letterの感動を再び期待したのですが、 Love Letterと比べるとプロットの切れが今一つでした。今の時代に手書 きの手紙をやり取りする必然性の説明は必要ですが、そこに至るお膳立て がかなりまだるっこしかったです(2匹のアフガンハウンドは必要だった のだろうか)  基本的な設定が都合の良いように進められてしまったのが物足りず今一つ 感情移入できませんでした。 乙坂と未咲はなぜ分かれることになったのか、そもそも乙坂少年は未咲 をなぜそこまで好きになったのか(マスク姿に一目惚れだけ?)、未咲に とって阿藤はおびえるような存在だったのに乙坂を捨ててなぜ駆け落ちしたのか、 阿藤が消えた後精神不安定になった未咲を救う為に裕里はなぜ乙坂を探さ なかったのかなどなど、全く説明がなく表面的な事実だけが羅列されてい るだけのようで話が薄っぺらく感じました。  すずちゃんは、これだけのキャストの中に入ると演技が見劣りしてしまう のはしょうがないところですかね。  エンドロールのバックに流れるカエルノウタはエンディングにマッチして いるようには思えず、映画の余韻を台無しにしてしまったのでは。  それにしても木内さんは映画中では元気そうだったのに、これが遺作に なってしまったのは残念です。合掌
[映画館(邦画)] 6点(2020-01-29 21:52:53)
146.  スマホを落としただけなのに 《ネタバレ》 
ここでの評価が芳しくなかったので期待しませんでしたが、 それなりに面白かったです。 麻美の裏の顔がのひねり余計だという意見もありますが、あれがないと 「スマホを落としたカップルがすっごく怖い目にあいましたとさ」、 で終わってしまいますから、やはり料金取って鑑賞してもらうなら それなりの工夫は必要だったでしょう。 加賀谷刑事と浦野君の絡みも同様な意味でそれなりに評価できます。 いくら整形したからって声で別人だと分かるだろう、武井先輩は 気が付かなかったのか、とかの点は目をつぶることにします。  最大の問題はネットでも書かれていたらしいですが、北川景子は 無表情以外の演技は無理という点。誰か表情で演技ができる女優さん ならばもっと映画の評価も上がったのではないでしょうか。  それにしても技術進歩が速すぎて、この映画で使われた技術は既に 陳腐化していて、スマホ悪用の怖さはもっと進んでいるのではない でしょうか。くれぐれも用心せねば
[地上波(邦画)] 6点(2020-01-14 19:50:22)(良:1票)
147.  マイ・インターン
格差社会、分断社会、少子高齢化、地球温暖化などなど殺伐とした 世の中で、映画も希望のないものが多い中で、いい人ばかりのいい お話でほっとさせられる内容ではあります。  しかし現実では絶対ありえないだろうな、という冷めた気分も 感じないではありませんでした。 あんな控えめで穏やかなナイス高齢者はまずいないでしょうね。多くは 卑屈になるか、あるいは自分のキャリアに固執して吹聴するのが現実。 受け入れる側も、キャリアのある年長者が入社してくれば、妬みや中傷の 入り混じった悪意に満ちたバッシングを受けるのが常だと思います。  このギャップを埋めるにはベンやジュールや周囲の人たちをじっくりと 描く必要があったのですが、映画の枠ではそれは無理で、なんか話が トントン拍子に都合良く進んでしまった感は否めませんでした。
[地上波(吹替)] 6点(2019-10-07 13:46:18)
148.  ひろしま(1953)
現在であればCGなどをふんだんに使って制作できるところを全てセットとエキストラで対応してここまで の臨場感を演出したことに驚きます。 まだ原爆の記憶が残っていて実際に体験した人たちも参加しているということが、さらにリアルさを出して いるのだと思うし、あの時代でなくてはこの作品は制作できなかったと思う。  それにしても松竹が削除を求めた箇所(①爆弾投下した米パイロットが地上にいる市民に同情などしないとい う告白が学校で放送されるシーン、②病院で米国は無辜の市民を原爆のモルモットにしたと高校生が語るシーン、 ③原爆で死んだ人の頭がい骨を集めて米人に土産物として売ろうとするシーン)がもし削除されていたら、この 映画の価値は半減していたと思うので、苦渋の決断だったとは思うけども、要求を断った制作側には敬意を表 したい。  それにしても終戦特集でEテレで放映されるまでこの映画の存在は知りませんでした。まさに忘れられた映画と なっていたということ。その理由が、この映画がイデオロギー色が強く、東西冷戦が激化するなかで米国を刺 激しないようにとの忖度が働いたというのは、あまりにも酷いはなし。 平和や反戦を求める声に「アカ」と罵声を浴びせる風潮が今も残っているのは悲しいこと。
[地上波(邦画)] 6点(2019-08-20 16:40:00)
149.  ホワイトアウト(2009) 《ネタバレ》 
評価があまりよくないので期待はしませんでしたが、意外と楽しめました。 プロットは単純だしたぶん犯人はこの男、と思われる人間がそのまま 犯人ではありましたが、やはりこの作品の味噌は謎解きよりも南極を 舞台にした物語というところでしょう。 その割にはカメラアングルが今一で、南極の自然のスケールの雄大さ が表現できていないのが残念ではありますが、寒さは十分伝わっては 来ました。やっぱり夏に見て良かったですね。  ラストのシーンは不評ではありますが、まああの場合手錠をかけるより ああするよりしようがなかったような気もします。 彼女は指二本失いはしましたが、過去のトラウマを乗り越えてハッピー な終わり方だったと思います。
[地上波(吹替)] 6点(2019-07-10 22:57:46)
150.  ザ・リング 《ネタバレ》 
筋は分かっているのだけど、それなりにドキドキ感は味わえました。 でも欧米とホラーに対する感性が違うのか、日本人が感じるような おどろおどろしさはいまいち表現できていなかったような気がします。 やはり土地柄の違いなのでしょうか。  それにしても日本版も含めてやっぱりひっかかるのが、サマラ(貞子) と殺される人たちとの関係。確かにサマラは井戸に放り込まれて7日間 苦しみ抜いて死んでいったのはそりゃあ悲惨ではありますが、青春 まっただ中で殺された罪の無い高校生たちにはまだまだこれから楽しい 人生が待っていたはず。それをいわれなく呪い殺されてしまったので は相当な無念さや恨みが残ったはず。それはサマラのそれと比較しても 遜色ないはずで、今度はサマラが皆から呪われて苦しむ番になって しまうのではないでしょうか。私ならそうしますけど。  評価点は呪われると怖いので6点にしておきます。
[地上波(吹替)] 6点(2019-07-03 20:48:40)
151.  エージェント・マロリー 《ネタバレ》 
ここでの評価が微妙だったのでまじめに見るべきかパスするべきか迷いましたが、結局観終わった 感想は、まあまあかな、というもので誉めるような作品ではないものの、激しく批判する気にも ならず、まあ娯楽作品としては楽しめたかなあという感じでした。 その理由が、ストーリーが良く分からないし、各登場人物の素性もはっきりしないために、突っ込み どころもはっきりしない内に話が展開して終わってしまったというところにあるのかもしれません。 これを意図的に行ったのか、それとも制作する側の適当さによるものなのか定かではありませんが こういう作り方もありなんだなあということに気づかされた作品でした。 以下突っ込みどころを言わせてもらうと、 ・会社を辞めて顧客を奪われることを心配してマロリー嬢を抹殺するなら、あんな手の込んだ計画  立てずにケネスが隙を見てズドンとやって、どこかに埋めてしまえばよくね ・あの配役なら黒幕はマイケル・ダグラスだろうと思ったのだけど、なんかどうでもいい役で出ていた ・バルセロナの事件で利益を得たスチューダーは結局何のお咎めもなかったのか ・ロドリゴは結局マヨルカでのんびり暮らしたいからあんな込み入った計画を立てたというのか ・そもそもバルセロナの計画は超一流のエージェントを投入して行う価値があったのか ・スコット君はカフェでたまたま巻き込まれた一般人なのに、切迫感、危機感がなく、悠長にマロリー  嬢の逃避行に付き合うとはすごい度胸。彼こそエージェントの素質あり  最後に格闘シーンはみなさんがおっしゃるようにセガール作品などから比べると、なんか迫力あり ませんでした。撮り方が悪いのか、役者の力不足なのか、セガールが無敵すぎるのか
[地上波(吹替)] 6点(2019-06-04 09:27:45)
152.  ゆりかごを揺らす手 《ネタバレ》 
以前アメリカで予告編をテレビで見て、筋がある程度予測できたので 本編を見たいとは思わなかったのですが、今回改めて観てみると やっぱりコロンボのように最初から犯人が分かっている倒叙形式 ドラマと同じで、謎解きの面白さは半減してしまいました。  その分人物描写やプロットは丁寧に作られていてそれなりの 水準に達している映画ではあります。 正体がばれた後の部分は息つく暇のない展開で見ごたえは ありました。 火掻き棒女VS包丁女の対決というのはそれまでの流れからは ちょっと唐突で、他の人がターミネータと言っていた意味 が分かりました(私的にはセガールの沈黙シリーズを彷彿と されました)
[地上波(吹替)] 6点(2019-05-08 18:55:04)
153.  ヒート 《ネタバレ》 
ここでの評価が高かったので期待して観ました。 パチーノとデニーロの心理的駆け引き、登場人物の人物描写や背景描写などもうまく描かれていてテンポ も良く、十分楽しむことができました、ただし前半までは!!  ところが後半で全くリアリティのないドンパチが始まって急に興ざめ。 そもそもそれまでのような綿密な計画もなく、素人丸出しのような白昼堂々機関銃だけもって銀行を襲えば、 成功する可能性はほとんどないのは分かりそうなものなのに、プロならもっと計画練ってちょうだいよ。 おまけに警官隊に包囲されてたった3人で応戦して弾は全く当らず、警察官はバタバタと倒されるわ、 銃撃戦のさ中にも買い物カート押しながら呑気に逃げ惑う通行人はいるわ、でいきなりB級バイオレンス 映画になり下がってしまった。 これならせめてデニーロチームも50人くらい集めてとことん撃ちあって、48人は現場で射殺されましたとさ、 ぐらいにしてほしかった。  あのシーンを除けば2大スターの共演は見ごたえがあったので、残念な限り
[地上波(吹替)] 6点(2019-04-19 23:09:00)
154.  ソルト 《ネタバレ》 
最初から最後まで息をつかせぬめまぐるしい展開で、見終わってもああ面白かったとは 言えず、消化するのにはしばらく時間がかかりました。 やや現実離れしているとは言え、娯楽作品としては十分楽しめたと思います。 私なりの解釈では、 ① オルロフの狙いはウィンタースによる米国核兵器での中東主要都市への攻撃 ② ソルトはその為の陽動作戦と偽装工作に利用されただけ ③ ソルトは夫マイクの献身的な愛情に良心が目覚めロシア大統領を暗殺する指示     には従う気はなかった。 ④ しかしオルロフが現れた事で作戦決行を知り、夫の身の危険を察知し、拉致され   たと知ると彼を救出するためにはロシア大統領暗殺を偽装するしかないと考えた ⑤ ホワイトハウス襲撃もオルロフの計画の内で、ソルトを利用して大統領に核兵器   のボタンを準備させ、後はウィンタースが最終行動を行う筋書きだった  しかしオルロフはここまで周到綿密な計画を立てておいて、ソルトの良心の目覚めには 気が付かずあっさり殺されてしまうほど鈍感だったのだろうか。彼女が夫婦生活を 優先させる為に内勤に変わろうとしていたことはウィンタース経由知らされていた はず。当然彼女の自分への忠誠心に疑念を持ってしかるべきなのに気が付かなかった そんな鈍感な人間に長年に渡る計画を実行できるのだろうか。ここでもまた“恐ろしいほど 冷静沈着な黒幕が、最後には情けないほど無様に殺されてしまう”というお決まりのパターン にいささか興ざめしました。  またホワイトハウスでソルトは一体何をしようと思ったのだろうか。同僚が暴走して 殺されてしまい自分も追い詰められてしまったのは分かるが、なぜ大統領を地下の 作戦室まで追いかけて行ったのかは不明。そこから脱出すべきではなかったのか。 テッドの最後の計画を知っていてそれを阻止しようとしたのであれば分かるが、どう みてもテッドがスパイだと気が付いている様子はなかったと思います。  最後の中途半端な終わり方は続編を作る意図が見え見えだと思ったのですが、彼女との 契約がうまくいかなかったのでしょうか。
[地上波(吹替)] 6点(2019-04-16 20:42:26)(良:1票)
155.  ラ・ラ・ランド 《ネタバレ》 
女優の卵と売れないジャズピアニスト、それぞれの出会いと挫折と成功と別離、確かになーんかどこかで観たような、聞いたようなお話で新鮮味は全くなく、成功するきっかけも非常に安直で、ストーリーに期待すると完全に裏切られることになる。 しかし時代設定が現代であるのに、暴力もドラッグもセックスとも無縁で(夜中に女性が一人で道を歩いていて大丈夫?)、 スマホやSNS中毒もなく(映画館で待ち合わせて相手が来なければ即スマホで連絡するでしょ)、描かれた世界は健康的で明るく夢のあるアメリカ。 現実にはこんな世界はもはやあり得ないわけだけど、人はだからこそ一時酷い現実から逃避して夢の世界に浸りたい、古き良き時代に戻りたいという欲求をみな持っているのではないだろうか。その為の映画だと思えば納得もできるし、心地よさや安心感に浸らせてくれる映画だったと言えます。 それにしても最初のオーディションでミアの顔が大写しになったシーンは、女優さんには失礼ではありますが、正直8K放送だったら無理があっただろうな、などと感じてしまった
[地上波(吹替)] 6点(2019-02-10 16:19:34)
156.  コラテラル 《ネタバレ》 
ここでの評価が意外と高かったので録画して観賞しました。 非情な殺し屋が次々とターゲットを消して行くお話の割には殺伐感も残酷さもあまりなく、ラストの 後味も悪くなく、テンポの良い展開で結構楽しめました。 思えば、トムクルーズの初めての悪役物とはいうものの、妙に説教臭くて、しかも全然凄腕じゃない。 殺した相手が窓から転落して早くも正体がばれてしまうわ、ディスコじゃ何の計画もなくドンパチ撃ち まくるわ。そして最後はしがないタクシー運転手と地下鉄の中で撃ちあってやられてしまう、って、 殺し屋らしくクールでカッコよかったのは最初のトランスポーターのおっさんとカバンを交換すると ころだけだったような。  しかも殺しの合間に温情からかマックスの母親のお見舞いに行き、彼に隙を見て逃げられてしまうドジぶり。 一方でやたら律儀で、計画狂いまくりなのに契約履行の為にわざわざ5人目を殺しに行ってしまうとは。  思えば、殺しを依頼した側を除けば、根はいい人ばかりで真の悪人は誰も登場しない、ハードボイルド というよりも人情話のようなお話でした。  さて明日の裁判は一体どうなるのでしょうか。
[地上波(吹替)] 6点(2018-08-06 23:10:14)
157.  クーデター 《ネタバレ》 
いやあ~確かにここで皆さんがおっしゃる通り、主人公一家が武装して暴徒化した民衆から徒手空拳でひたすら逃げるだけのプロットなのですが、次から次へと絶望的状況が続き、まさに息つく暇なく最後まで見てしまったという感じでした。普通なら鬱陶しい途中のCMになんか救われたような気分になってしましました。  現実にアルジェリアのプラント施設やダッカのレストランで日本人がテロにあった現実を知るだけに、決して絵空事ではなく世界のどこでも起こりうる話で、並みのホラー映画よりもよっぽど恐ろしい映画でした。あの家族はあの後普通の生活に戻ることができるのでしょうか。  映画の中でピアス・ブロスナンが触れていましたが、災難にあったアメリカ人家族には同情してしまいますが、しかし先の大戦で超大国となったアメリカが世界各地で自国の利益と自国企業の利権を守るために行ってきた数々の蛮行を考えると、民衆=悪、と単純化できないところもあると感じました。  それにしても米国の映画やドラマは現実の地名などを平気で使うのだが、最初の飛行機の行き先を示す地図や文字、逃げ込む先がベトナムであることなどから、具体的国名は言わないものの舞台はカンボジアであることが明らか。その方が観る側にとってはリアリティがあってよいのですが、果たしてクレームとか出なかったのでしょうか。それとも何でもかんでも架空の名称でしか表さない日本の制作側が気にしすぎなのでしょうか。
[地上波(吹替)] 6点(2018-08-03 23:50:28)
158.  JFK 《ネタバレ》 
JFK暗殺事件については、誰の目にも陰謀が明らかで疑惑を持てる十分な証拠もあるのに、真実から目をそむける米国の実態は、何度も繰り返される銃の乱射事件にもかかわらず、銃規制の世論が盛り上がらないことと共通点があるように思えてしまう。これが自由と民主主義の伝道師をきどる米国の実態ということなのだろう。先の大戦で一人勝ちし巨万の富と利権を得た米国は、戦争継続によりそれを維持する事が最大の目的になってしまったように思える。  但し、陰謀論については、あまりにも鮮やか過ぎるところが、どうも腑に落ちないところではある。 もともとアバウトで大まかな国民性の米国人。日頃はバラバラの組織である海軍、陸軍、CIA、FBI、ダラス警察、シークレットサービス、そしてマフィアまでもがこうも見事に力を合わせて、緊密に連携して、練りに練った陰謀を実行できるものなのだろうか。作戦準備から現場の実行グループ、そして事後の証人の抹殺まで関わった人間は相当数にのぼるはずで、情報を全くもらさないことは可能なのだろうか。  そもそも米国の過去に成功したと言われる軍事作戦は、人海戦術と最新兵器に物を言わせたものであり、作戦計画そのものはお粗末なものが多い。ノルマンディ上陸作戦、沖縄戦、硫黄島上陸作戦、ベトナム戦争しかりである。 それがJFK暗殺においてはかくも完璧な作戦を実行する能力があるとはどうもにわかに信じられない。 こんな実行能力があるなら、カストロなどはとうの昔に暗殺されていてもおかしくないのではないか、などとも思ってしまう。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2018-07-24 20:33:03)
159.  アンブレイカブル 《ネタバレ》 
ここでの評価が芳しくなかったので期待せずに観賞しましたが、むちゃくちゃ面白かったとは言えない ものの、そこそこ楽しめました。確かにこの映画、自分の超能力に気付いた風采のあがらない男が、 一躍ヒーローになって悪人をばったばったと倒す、というスカッとするようなテーマでは全くないです。 それを期待すると確かに失望させられますし、ストレスがたまりますね。  これは自分の超能力に気付いた男の葛藤、致命的な肉体的ハンデを負った男の心の屈折、そして両者の 交流と反発、さらには家族との確執などを描くことがテーマだったと思いますし、そういう角度で見ると 案外名作ではとも思えます。何となく雰囲気から「デッドゾーン」を連想しました。  普通はヒーローに対する悪者の構図のところを、ヒーロー対ヒーロー待望者という構図にしたのがこの 映画のミソであり、評価したいと思います。  確かにダンとイライジャの描写がいまいちなところは感じます。ブルース・ウィリストとサミュエル・ ジャクソンがそもそもあの役にはミスキャストだったような気もします。 また、列車事故の後、ダンが全く無傷というのではなく、かすり傷程度は負わせた方がリアリティが増した のではないかと思います。  いずれにしても私的にはもう一度見てみたいと思うような余韻を感じさせる映画でした。
[地上波(吹替)] 6点(2018-07-05 13:56:22)
160.  22年目の告白 -私が殺人犯です- 《ネタバレ》 
冒頭の記者会見からサイン会あたりまでの部分で一気に 引き込まれ、一体この話をどう収束させるのか期待しまし たが、終盤にかけていつもながらの過剰演出で、終わり方 もなんとなく予期するものでした。 警察も簡単に犯人もその襲撃者もみな取り逃がす醜態ぶり も相変わらずのパターン。 そもそも殺人事件が22年前という設定は、殺人の公訴時効 廃止により避けられないものであったとはいえ、登場人物 がみな若すぎるという違和感を生んでしまって、せめて10年 ぐらいであればもっとリアリティがあったと思います。  それにしても犯人は不死身ですね。あれほど腹を思いっきり 刺されて止血もされずに助かったのですから、最後の一撃でも 死なずにピンピンしていたのでは、などと冷めた見方をして しまいました。
[地上波(邦画)] 6点(2018-06-12 08:41:59)(良:2票)
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