141. セルフレス/覚醒した記憶
《ネタバレ》 自分も歳を重ねて以前よりは死を身近に感じるようになった。もしも若い身体でまたやり直せるならと誰もが一度はそんなことを考えるのではないだろうか。そしてその若い身体を手に入れた時、たぶん多くの男性はまずこの主人公の様に夜の街へ繰り出して女の子をナンパしてのSEXを思いつくのではないか。自分も同様だ。しかしその先にあるのは何なのだろう。この映画はそこを膨らませている。さまざまな出来事の末、最終的に主人公は“死”を選択する。人生は限りがあるからこそ尊い。死に怯える人々にはそんなメッセージとしてとらえることができれば少しは気も軽くなるだろう。 [地上波(吹替)] 6点(2022-01-11 07:36:11) |
142. ラビング 愛という名前のふたり
こういうテーマに有りがちな押しつけがましい描写もなくごく自然にみることができた。黒人の女性がチャーミングなので普通に好きになって普通に結婚したいと思うのが当たり前だとすんなり共感できる。それにしても一市民の声を拾い上げたケネディはさすがである。アメリカ国民に広く親しまれている理由がよく分かる。 [地上波(吹替)] 6点(2021-09-05 10:07:46) |
143. マラヴィータ
やっぱデ・ニーロはいい。とりあえず彼の映画は見てしまう。本当に無条件に何か引きつけるものがある。この映画も面白かった。無難にふるまおうとするものの途中でキレてしまう。その時の表情が怖いんだけどとても魅力的。マフィア顔NO1だね。 [地上波(吹替)] 6点(2021-08-28 21:09:16) |
144. エリジウム
まあ世界観はいいと思う。突っ込まれがちな設定もしょせん映画なんだからおおらかに見ればよい。でも何かイマイチつまらない。やっぱせっかくパワースーツ(?)取り付けてもらったんならもっとマッチョに強くならなきゃ。それでグイグイ大暴れすればアクションものとして面白くなったのにと思う。あと、マット・デイモンの坊主は似合わない。これ減点の対象。 [地上波(吹替)] 6点(2021-06-19 12:44:42) |
145. ザ・コア
普通に面白かった。変にナナメから見たりツッコミ探しながらではなく素直に見たら充分楽しめる。 [地上波(吹替)] 6点(2021-06-07 09:30:08) |
146. ターミナル
トム・ハンクスが出てると大して面白くない作品でも最後まで見てしまう。なんだろう、演技力なのか役者としての味なのか、とにかく目を引き付ける。魅力的なキャサリン・ゼタ=ジョーンズと結ばれなかったのは何となく残念な気がする。 [地上波(吹替)] 6点(2021-04-15 08:01:07) |
147. 世界最速のインディアン
《ネタバレ》 誰も悪い人が出てこない映画ってのもいいもんですね。心が穏やかになり安心して観ていられました。しかしあのへなちょこバイク(失礼)で時速300キロ以上出すなんて自分には到底できません。クルマでさえ高速で140キロ出すと緊張してきます。まあ、何はともあれ「あっぱれ」ですね。 [地上波(吹替)] 6点(2021-01-03 12:40:44) |
148. イコライザー2
デンゼルの殺しのシーンは相変わらず爽快だが、前作に比べるとやや地味。どうせ復讐マシーンの話なんだからそこは割り切ってもっとガンガン悪人を殺して欲しい。96時間でもそうだが2作目になると変にこじんまりしてつまらなくなる。 [地上波(吹替)] 6点(2021-01-01 22:26:40) |
149. デイ・アフター・トゥモロー
それなりに面白かったです。でもまあ氷河期まではちょっとナンだけど、地球も結構ヤバくなってきているから、世界の指導者は緊張感をもってもらいたいと思います。 [地上波(吹替)] 6点(2020-12-12 13:50:17) |
150. 恋するシェフの最強レシピ
《ネタバレ》 シェフの女の子がすごく可愛い。ちなみに自分は長身で美人のグラマラスな女性がタイプたが、この女の子は小さくて華奢でおまけに腕には変な刺青をしている。女性としては全く興味がないはずなのにいつしか目が離せない存在になっている。主役の金城武にも感情移入ができた。肩の力を抜いて楽しめるいい映画です。 [地上波(吹替)] 6点(2020-09-01 21:15:10)(良:1票) |
151. エリン・ブロコビッチ
普通に面白かった。こんなことが実話であったんだねぇ~ [地上波(吹替)] 6点(2020-07-14 22:27:32) |
152. キャスト・アウェイ
《ネタバレ》 4年間の孤島の生活からようやく生還したら愛する妻は他の男と結婚していた。でもこれはしょうがない。誰も責められない。無念だ…しかしラストでちょいと魅力的な女性に出会う。もしこの女性とうまくいったのならたぶん元の妻なんてどうでもよくなる。こっちの方が若いしね。男なんてそんなもん(笑)でも4年間酒なしで魚とカニばっかりはキツイよなぁ~ [地上波(吹替)] 6点(2020-03-18 22:00:17) |
153. 万引き家族
《ネタバレ》 タイトルには家族とあるが、特に家族愛を感じることはない。この映画は家族としての絆ではなく、人間としての絆を描いていたように思う。年恰好が家族に見える人間が集まって一緒に暮らすとそれは「家族」になるわけでそこに血のつながりは必要ない。お互いを気遣い、助け合い、支え合って生きていければ充分に家族と言えるだろう。ひょんなことからこの刹那的な家族は解体されてしまったが、一緒に暮らした想い出、人間関係までが消えてしまったわけではない。万引き少年は治とは「おじさん」の関係にはなったが、「父親」と海で遊んだことは忘れられないはずだ。また、虐待されていた女の子とのツーショットはスラムドック$ミリオネアを思い起こさせる。女の子は本当に可愛くていじらしい。いつの日か二人が再会したらどんな感情が芽生えるのだろう。安藤サクラは「まんぷく」の良妻賢母とは真逆のやさぐれた“女”を上手く演じていた。 [地上波(邦画)] 6点(2019-07-27 09:51:34) |
154. シンバッド七回目の航海
しかしコレ60年も前の映画なんだよね。今見ても鑑賞に堪えうるってのはスゴイよ。怪物や骸骨たちのカクカクした動きが逆に気味悪さを増幅させていて良い感じ。ま、ストーリーうんぬんより特撮と雰囲気を楽しむ映画でしょう。面白かったです。 [地上波(吹替)] 6点(2019-03-23 15:20:47)(良:1票) |
155. 君の膵臓をたべたい(2017)
《ネタバレ》 これをもう少し若い頃に見たら多分「チマチマ、ウジウジしたペランぺランの妄想青春ラブストーリー」の感想で終わっていたと思うが、オッサンになった今は不覚にも目から涙があふれていた(苦笑)例えばホテルの一室で二人きりになったシーンなどは、今の自分だったら「神様ありがとー!朝までとことん楽しみまっせー」となるのだが、主人公は全く手を出すこともなく朝を迎える。そういえば昔の自分もクラスの可愛い女の子に話しかけてビビりまくってカミカミになったり、初デートではド緊張の余り固まってしまいなんともマヌケな情けない結末を迎えたこともあった(涙)この映画は世俗の垢にまみれて薄汚くなったオッサンが失った、かつて純粋で輝いていた清らかな心を思い起こさせてくれる。そのノスタルジーが涙を誘うのだろう。ただ通り魔に女の子が殺されたってのは感心しない。死期を早めるのなら膵臓が遠因のアクシデントによる死とかでいいだろう。通り魔なんて設定は単なる雑味でしかない。あと、主人公の今は小栗旬ではなくてますだおかだの岡田でも良かった。 [地上波(邦画)] 6点(2018-08-26 09:55:52) |
156. ホワイトハウス・ダウン
《ネタバレ》 一見「ダイ・ハード」風だが中身は全然違う。この映画は強くてカッコいい、娘を愛する勇敢で頼りになるパパが主役だが、「ダイ・ハード」は災難に巻き込まれてヨレヨレになり、ボヤキながらも何とかして戦うさえないオヤヂが主役だ。似て非なるものと言っていいだろう。まあ、変に小難しいストーリーもなくドンパチが楽しめる至って健全、明朗快活なアクション映画である。肩ひじ張らずに満喫できる。 [地上波(吹替)] 6点(2018-08-10 16:26:29) |
157. かぐや姫の物語
《ネタバレ》 一応話題の映画だからまあ最初の30分くらいは見ておこうって感じだったんだけど、一気に引き込まれて最後はいつの間にか泣いていた(笑)。これは意外と面白かったねぇ。しかしかぐや姫の月に帰る理由がイマイチ説得力に欠ける。罪と罰?単純に遊びの時間はもう終わりでいいんじゃないの?で、月から来たあの仏像みたいな大男は誰なの?お釈迦様なんか?それにしてもおじいさんは不憫だ。そりゃあ美しい娘なんだから田舎なんかに置いとかないで都で位の高い人に嫁がせる努力をするのは当たり前のことだろう。それを月から来たすっとぼけた奴らに大切に育てた姫をもっていかれるんだからもう怒り心頭だ。あと、女童はいい味を出していた。このキャラのおかげで堅苦しくなりがちなストーリーもおおらかに見ることができたと思う。 [地上波(邦画)] 6点(2018-05-19 16:17:39) |
158. 帝一の國
たまたまテレビに映ってたのを何気に見たんだけど予想外に面白かった。それぞれ俳優がいい味を出していた。もし学校に竹内みたいなヤツがいたらそれはもうモテまくりだろう。 [地上波(邦画)] 6点(2018-04-23 09:34:47) |
159. フライト・ゲーム
いや~やっぱいいわリーアム・ニーソン。最初「96時間」みた時は「誰?このオッサン」って感じだったけど、もう今はすっごくシブいメッチャ存在感ある俳優だと断言できる。その「96時間」も面白かったし、この作品も2時間飽きさせないのはリーアム・ニーソンが主演だからこそ。ま、ストーリーはご愛敬ってとこかな。 [地上波(吹替)] 6点(2018-04-05 22:22:20) |
160. ザ・ワイルド
《ネタバレ》 んん~~~なんかビミョウ。それなりに面白いんだけど最後は「え、これで終わり?」って肩透かしの感じかな。アンソニー・ホプキンスのキャラからしたらどこかで何かどんでん返しがあるんじゃないかと勘ぐるのが普通でしょ。でなかったら妻の浮気相手への疑心暗鬼とかの伏線は意味がないだろう。実際浮気していて自分を殺そうとした人間に対してなぜそこまで寛容になれるのか掘り下げも足りない。これでは単なる脳天気なお人好しに過ぎなくなってしまう。アンソニー・ホプキンスが主演じゃなかったら結構残念な映画になっていたんじゃないかな。 [地上波(吹替)] 6点(2018-02-11 21:30:00)(良:1票) |