1. 岸辺の旅
《ネタバレ》 久々の駄作。 説明ほしいところが圧倒的に説明不足。 説明いらないところをくどくど説明。 黒沢清監督らしいといえばらしい。 こんなでたらめじゃなくCUREみたいな名作はもう作れんのかねえ。 名優深津絵里の無駄遣い。 結局夫はなにしにきたんだ?こいつ。 [CS・衛星(邦画)] 1点(2022-01-16 19:20:01) |
2. 十二人の死にたい子どもたち
どこの新人監督かと思ったら堤幸彦!!? うっそ〜!あまりにもひどい。 ケイゾクを撮った頃の彼はどこいったの? つまらない。 [CS・衛星(邦画)] 1点(2021-05-08 15:47:24) |
3. 今夜、ロマンス劇場で
《ネタバレ》 たぶん公開当時見てたら、なにこの甘ったるい荒唐無稽なファンタジーのなりそこないは思ってしまったはず。 パクリとトリビュートは違うと酷評しただろう。 しかし、今コロナ禍の中では高評価せざるをえない。 この映画のテーマがまさに 「あなたは愛する人と一生触れずに暮らせるか?」だからである。 百難くらいあるが、この時期見るとやはり胸が締め付けられる。 加藤剛が最後に行き着いた演技は「至高」 [地上波(邦画)] 9点(2020-05-17 21:22:22)(良:2票) |
4. スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
《ネタバレ》 「あなたは誰ですか」 「レイです」 「レイ・・・何ですか?」 「レイ=パルパティーンです」って言えば、椅子から転げ落ちて10点だったのに。 あれだけ全編怒りまくってぶっ殺しておいてダークサイドにおちなかった。 「今日から私はパルパティーンじゃなくスカイウォーカーよ!」と言われても、おまえにそんな資格ある? 誰に許可とったんだよって思った。 つうか、それほど、この子、スカイウォーカーに思い入れがあるとは思わないんだが。 まあ、単独行動ばっかしてるとこはスカイウォーカーぽいか。 ほんとは3点なんだが、 某女優の「私は出るなと言われた」ってセリフがウケたので加点。 とにかく頑張っていたがなんかかっこよくない。 ターミネーターニューフェイトのほうがはるかに「女」がかっこよかった。 すごかった。あっちを10点とするとやはり3点程度か。 レンの死は、お!っとなったが、ローグワンのロボットの死のほうがせつなかった。 [映画館(字幕)] 4点(2020-01-08 21:46:08)(良:1票) |
5. 若おかみは小学生!
《ネタバレ》 最近、ネットでジョーカーとテーマが同じとか言う人が出てきてるが、まったくのこじつけ。 そんなこというなら鉄腕アトムやウルトラマンでもなんでもこじつけられる。 ウリ坊の造形は漫画版のほうが好き。 旅館なのに鼻ばっかほじくってるキャラは汚い。 ラストのおまけの?原画にはびっくり。 本編よりモロジブリ。 こっちの絵でやればよかったものを・・・・。ダメ? 文句ばっかつけたが、実は秀作。 結論はこんな「朝ドラ」が見たい。 元気が出る。 [CS・衛星(吹替)] 9点(2019-11-05 13:00:09) |
6. ジョーカー
《ネタバレ》 1%も娯楽作品じゃない。 共感やスカッとするところはどこにもない。 共感する人はおかしい。 つまりこれは狂人の妄想だからだ。 最初はなにが妄想?なにが現実?と、とまどうだろう。 ところがよく見ていくと真実はなにひとつないのだ。 え?これも妄想?これも? という具合。 もしかしたらこれからのバットマンとの死闘すら、ジョーカーの妄想かもしれない。こわい! 一番近いのは、「マルホランド・ドライブ」 マルホランドは前半は妄想、後半が真実だったが。こっちは1から10まで妄想というすごさ。 [映画館(字幕)] 6点(2019-10-31 10:11:06) |
7. 天気の子
《ネタバレ》 「君の名を」のヒットに味をしめて、もっと観客にすり寄ったものになってるのかと思ったら、まるで逆だった。 愛とは身勝手なもの。エゴである。但し、生半可なエゴじゃない、 この女ともう一度遭えるなら世界が滅亡したってかまわないというくらいの本気のエゴ。 そんな身勝手な愛に観客はとまどったろう。 あの雲の下に行きたい。 しかし走っても走っても届きそうで届かない。 子供の頃にそんなこと思いながら走った記憶がある。 私は泣きました。「君の名は」よりはるかに。 絵は花火の描き方。 こんな美しくすごい花火は初めてみました。 なに表してるんだかわからないような大根監督の打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?とは雲泥の差でした。 音楽とのシンクロ率も前作に勝るとも劣らない鳥肌が立つ出来。 [映画館(吹替)] 10点(2019-07-22 19:12:55) |
8. アリータ:バトル・エンジェル
《ネタバレ》 冗長。長い。 レディプレイヤー1のように、スカッとするとこがどこにもない。 ヒロインに可愛げがまるでない。 映画「クラッシュ」で描かれた、骨折や大怪我など、 手足バラバラに萌える人向けのキモチワルイ性癖映画だと思います。 目がでかいが慣れたという感想もネットにありましたが、私は最後まで違和感でした。 レディプレイヤー1のヒロインも目がでかかったがかわいかった。 造形の問題だと思う。 [映画館(字幕)] 5点(2019-03-24 21:13:39) |
9. ボヘミアン・ラプソディ
《ネタバレ》 日本のものまね芸人とは比較にならない圧倒的力量で完璧にものまねしました。 但し、フレディより遥かに小さく貧弱に見えます。いかがわしいエロチックさもない。 昨今「感動ポルノ」という言葉が出てきたが、まさにそれで、エイズにも負けずにライブエイドを成功させた!とやりたかったのか、 意識的に時系列を変えてしまいました。 いろいろ時系列をいじくったせいで、エイズ感染がわかってから、ゲイの恋人を探しに行くというとんでもない内容になってます。 20回も見た人はおかしいと思わなかったんだろうか。感染してるってわかってるのに関係を結びにいったの?これじゃひどいやつだと思う。 テレビでもこの映画の特集を組んでるが、本物のフレディの場面になると、ぱっとオーラが漂う。空気が変わる。 「死亡遊戯」で本物のブルース・リーが出てきた瞬間のような。 やはりどんなに上手くてもものまねはものまね。偽物は偽物。 あとどんなに感動させたくても順番を変えちゃいかんわあ。 それとゲイの場面に愛撫すらないっておかしくない?キスだけっていったい。ゲイを差別してるのかしてないのか・・・・。 [映画館(字幕)] 3点(2018-12-16 03:35:43) |
10. ブレードランナー 2049
《ネタバレ》 オリジナルを超えた稀有な作品。 絵も音も物語もすんばらしい! リドリー・スコットが監督じゃなくてよかった。彼にはもはやこのすごい映像は作り出せないだろう。 生身の人間とホログラフィックAIが徐々に同期するシーンのすごさ! ところどころにオリジナルのオマージュが。ラストもそう。 レイチェルには驚き。SWのレイアやモフターキンのそれより遥かに自然で高度な技術! [映画館(字幕)] 9点(2017-11-12 18:48:53) |
11. この世界の片隅に(2016)
《ネタバレ》 見終わってすぐ⇒ とってもいい映画だったが、それほどですかねえ?名作だが、大名作じゃないかな。 結局泣けなかったし。 後日⇒ 知人「どんな映画だったの?ネタバレかまわないから教えて」 私「えっとねえ。まず主人公のすずが◯◯して、それでああなって・・・こうな・・・・・・う・・・・うう・・・・( ;∀;) (;O;) (´;ω;`)ブワッ (あれ???なんで?)」 その後、しゃくりあげ、涙でしばらく言葉がでなかった。 なんなんだ、いったいこの映画は!? [映画館(邦画)] 10点(2016-12-29 02:20:42)(良:6票) |
12. ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
《ネタバレ》 映画の99%はおもしろくない。あるいは普通。 まず魅力的な人物が全く出てこない。なので死んでもなんとも思わなかった。 ただし、新ロボットを除いて。 真の主役はロボット。はじめてSWで萌えたロボットだ。かっこいい。 フォースを信仰してる座頭市はてっきりダースベイダーと戦うのかと思ったが、それもない。 雑魚キャラばっかが相手。なんという肩透かし。 ああ、、、こりゃ全体としては駄作だなあと思ってたら、 なんと残り1%で大逆転。 この映画はダースベイダーを見る映画である。わずか数分の活躍。 駄作が突如神に変わって終わる。いや、つづく。EP4に! [映画館(字幕)] 7点(2016-12-17 21:06:17)(良:1票) |
13. シン・ゴジラ
《ネタバレ》 こういうゴジラを待っていた。 惜しむらくは低予算ということだろう。 やはり特撮部分がバリバリのハリウッドからすると弱い。 ビジュアル的アイディアはものすごいが。 いいたいことはひとつ。 庵野に100億出してやれや!東宝!!!! けちくさい。 つうか、これもう庵野しか作れんぞ。 以上。 [映画館(邦画)] 9点(2016-09-11 03:19:38) |
14. オデッセイ(2015)
《ネタバレ》 脚本はよかった。前半のサバイバルより、後半の救出劇。 ただ、リドリー・スコットの演出はあまりに地味。ダイナミズムにかける。年取るとあざとさが嫌になるんだろう。 淡白な演出。枯れてる。 ブレードランナーやプロメテウスの続編が心配だ。 [インターネット(字幕)] 6点(2016-07-17 00:32:30) |
15. クリード チャンプを継ぐ男
《ネタバレ》 驚くほどまじめすぎる。 なので、くだらなさ、漫画的軽さはないが、ロッキーシリーズのカタルシスがまるでなくなってしまった。 ゾク!と鳥肌がたつような場面がない。興奮できない。 アポロの息子、ロッキーがトレーナー、 しかしできあがったものは、そのどちらの匂いも感じられなかった。 せめて、絶体絶命の時にアポロステップでもやってくれればザワッときたものを。 チャンピオンもイマイチ圧倒的怖さがなかった。 [DVD(字幕)] 5点(2016-05-21 22:36:36)(良:2票) |
16. スター・ウォーズ/フォースの覚醒
《ネタバレ》 ほぼ全てのシーン、全てのキャラが、いや、親子の確執テーマそのものが過去作の焼き直し。 過去のなにかに当てはまってしまう。 こんなん、SWじゃない!やっぱディズニーはだめだな!と言われる恐怖が先に立ち、腰が引けてしまった作品。 むしろ、おお、ディズニーが作ったらこんなに変わるのか!というのを見せて欲しかった。 別にミッキーマウスやドナルドダッグやティンカーベルが出てきてもいいじゃん。 いやさ、ベイマックスくらいは悪乗りして出せよ! まあ、シンデレラ城のオープニングを外した姿勢にもう、その腰抜け具合が象徴されている。 たぶん最初はもっともっと面白い脚本(たたき台)がいくつもあったんじゃないのだろうか? しかし、叩いて叩いて、叩きまくって、全然角がなく、丸っこい軽石になってしまいました・・・というような映画でした。 それでも敵にオーラがあればまだよかったが。 それすらない。弱い。あいかわらずアホで抜けてて弱すぎて悲しくなる。 [映画館(字幕)] 4点(2015-12-31 00:22:01)(笑:1票) (良:1票) |
17. ターミネーター:新起動/ジェニシス
《ネタバレ》 やっと、あのキャメロンの2を超えたと思う。 しかも、遥かに。 エンドロール後は余計だが、3部作にするつもりなんで仕方ないか。 素晴らしい。 CGはもう隔世の感がある。 記憶は美化されるのでもう一度過去作を見なおしてほしい。 これが現時点でのベスト。 タイムスリップがややこしいという評価もあるが、 そうだろうか。すっきりしてますよ。 もっとややこしいのもある。 久々にオススメの傑作!! [ブルーレイ(字幕)] 9点(2015-11-18 00:20:53) |
18. バケモノの子
《ネタバレ》 もはや監督は枯渇した感がある。今までの映画のいいとこを寄せ集めただけの映画になってしまった。 ぶっちゃけ、時かけの男の子+勉強したいおおかみ男でサマーウォーズやりましたという感じ。 サマーウォーズは悪意を持ったAIの暴走だが、今度は人間の心の暴走。手や品は変えてるがおんなじ。 キャラはそれぞれ魅力的なのにまったく活かせてない。脚本をじゅうぶん練り上げてないので散漫。 賢者を回る旅もつまんない。ただのダイジェストになってしまった。 最後は念能力の戦いというのもよくない。あそこはもっと互いの肉体を使ったバトルでないと何の意味もないではないか。 なんで鯨?しかもその鯨攻撃のしょぼいこと。主人公が反撃するのをいちいち待ってる感じ。昭和のバトルじゃないんだから。 鯨攻撃の弱点も主人公に勝たせるためにとってつけたよう。 心臓バクバク、手に汗握るドキドキハラハラもない。 絵もよくない。ラスト、目覚めた男の子、主人公の九太かと思ったら、一郎彦でした。 もっと描き分けて欲しい。 吹き替えは総じてうまい。役所はさすが。「清州会議」の柴田勝家の愛すべき剛直なバカを想起する熱演。 ただひとりぶち壊してたのは宮崎あおい。彼女には男の子の声は無理だとわかった。どう聞いても女。 [映画館(邦画)] 4点(2015-07-12 05:00:40) |
19. ゴーン・ガール
《ネタバレ》 話はものすごくおもしろい。 三浦事件、松本サリン事件、いや、STAP細胞事件まで想起してしまった。 証拠は全て、容疑者(?)が犯人ということを示している。 マスコミも評論家も世間も全員、ああ、こいつが犯人ですわと決めつける。 しかし。。。という映画。 欠点もある。フィンチャーも老成してしまったのかイマイチ演出に躍動感、 ダイナミズム、メリハリがない。 だいたいどの監督も年をとると、青臭さ、あざとさを排除してしまい、 じみ〜な演出になる傾向がある。枯渇したんじゃない、「若さ」「暴走」を嫌うのである。 もっと見栄を切った派手な演出のほうがこの作品にあってたのではないのか。 かなり惜しい作品。 [映画館(字幕)] 7点(2014-12-31 20:09:34) |
20. ベイマックス
《ネタバレ》 108分にしては少々長く感じた。 もう少し整理できたかもしれない。 が!! 劇場は至るところで女性のすすり泣き。ガキも多かったがシーンと見ていた。 ベイマックス=兄 つまりヒロは最後に兄を切り捨てるのだ。もうだいじょうだよって。 これは泣くでしょ! そして、 「教授を殺せば心が落ち着きますか?」 「そうだ!いや、違う!」 この葛藤。素晴らしい。 良作でした。 [映画館(吹替)] 9点(2014-12-27 21:01:00)(良:1票) |