1. うしおととら
戦闘描写に定評がある藤田和日郎の代表的作品。派手なシーンもシュールな笑いもシンミリするシーンも、何かと印象的。チョッとサービス過多?と思うこともシバシバだが、何にしろ主人公「うしおととら」の活躍の痛快さが素晴らしい。嫌味なくらいに気持ちいい少年漫画。 9点(2007-10-26 01:35:53) |
2. 海街diary
こういうホームドラマ(?)を描かせても、きっちり面白い吉田秋生。物語とキャラクターの寄り添い方なんかが、やっぱ抜群です。読後の爽やかさ、切なさ、温かさも、素晴らしい。一歩間違えればベタつきそうな物語なのに、吉田秋生の筆致が効いていて切れ味も良い。流石です。 蛇足ながら、こういう物語を同世代の作家「○○ふみ」あたりが描くと、異様にオバハンっぽくなるんですよね。 8点(2008-06-29 04:59:50) |
3. うさぎドロップ
三十過ぎの「大吉」と、小学生になったばかりの「りん」。育児経験皆無の大吉が毎日をイッパイイッパイになりながら、日常をクリアしていく。 大吉がりんに見せているのは不器用ながらもキチンと人間と向き合う姿勢だと、思う。そんな大人の義務感と、ささやかで父性愛っぽい何かで大吉はりんと向き合い、りんは育つ。 同じ三十男として、読後に私も頑張らなきゃな、と、思う。独身者としては気軽なエールしか送れないのだが。涙笑。 5巻からは、まさかの10年後編(?)スタート。ますます目が離せない展開になってきました。 蛇足ながら考えるのが、「うさぎドロップ」のタイトルの意味。今のところ、意味はよくわからないが、何となく雰囲気は「うさぎドロップ」ですよね。 8点(2008-05-27 23:31:23) |
4. うる星やつら
思春期ド真ん中にハマり、モノの見事に「コア寄り漫画道」、いわゆるオタク道の片隅を邁進する羽目になった作品です。個人的には満点をつけてもいいんじゃないか?と思うほどハマりましたが、まぁ、思い留まりました。 7点(2008-08-11 04:21:17) |
5. うえきの法則
「戦国甲子園」に対して→「鳥山明」、「烈火の炎」に対して→「幽遊白書」、そして「うえきの法則」に対して→「尾田栄一郎」と、何故か少年サンデーの連載枠には「なんちゃってジャンプ作品」という意味不明な枠があるね。ま、その手の二匹目のドジョウなんて、評価するの馬鹿らしいのだが、何気にアニメ化しているんですよね。笑。 現在(2008年現在)は「LOST+BRAIN」→「デスノート」と、なんちゃってジャンプ枠、健在中。 2点(2008-05-04 05:30:16) |