1. Landreaall
亜流の域を出ない女子向けファンタジー漫画がウンザリするくらい蔓延している中で、それらと一緒に埋もれてしまってる感のある隠れた良作。 人間描写と世界観、ちょっとした格闘技考察がしっかりしていて面白い。 8点(2012-04-14 01:06:12) |
2. 乱と灰色の世界
「群青学舎」で、才能を発揮した入江亜季。今度は和テイストのする魔法一家マンガとは。ちょっと驚いた。個性的なキャラクター群と、物語の骨子に垣間見る世界観が楽しい。 蛇足ですが…このマンガのおかげで、私の内にあった「ほくろ萌え」という未灯のロウソクに、火が灯りました。 8点(2011-09-28 01:04:54) |
3. ラブロマ
真っ直ぐながらも、どこか変化球っぽい作風が面白い。テンポよく読ませると同時に、物語を「A・Bside、ボーナストラック」とミュージックアルバム風に仕分ける構成が新しく、キラリ光る個性だと思う。正直に生きるという事は決してキレイ事なんかじゃなく、現実の清濁を併せ呑み向き合うことなのだと、達観しつつもどこかコミカルに生きる正直キングな主人公ホシノに、好感。 8点(2007-12-18 21:41:04) |
4. ラヴ・バズ
《ネタバレ》 ヘタレで根性無しで自暴自棄気味の女子プロレスラーが、リングと育児と日常と戦うお話。志村貴子の引き出しの多さにチョッとビックリした。 7点(2007-12-05 05:55:36) |
5. LA QUINTA CAMERA ~5番目の部屋~
《ネタバレ》 イタリアで暮らす男四人の友情劇。四人の個性が丁寧にまとまり、ほのぼのとしつつもキチンとしたドラマに仕立てあがっている。見事。作者のイタリアに対する思い入れも、独り善がりにならずキッチリと伝わってきて、楽しくなってくる。 7点(2007-11-14 04:49:13) |
6. らんま1/2
お色気の匙加減を間違えると、高橋留美子と言えどここまで面白くなくなるものなのかと、連載当時は結構驚いた。 5点(2009-10-19 00:54:58) |
7. らき☆すた
読者に媚びる生臭さと計算高さが鼻につき、素直に楽しめない。奥瀬サキ風に言うなら、マイノリティ同士がツルむ時のような居心地の悪さを感じる。マニアックなネタや笑いどころは(悲しいながらも)理解できる。が、それが笑いに直結し辛い。キャラは可愛いんだけど、それもどこか予定調和的というか。魅力を感じない。残念。 4点(2008-05-20 23:25:37) |