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プロフィール
コメント数 127
性別 男性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/23806/
年齢 41歳
自己紹介 多少の恥は承知の上で素直に書きます。

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1.  おやすみプンプン
今さらながら漫画という表現の奥深さを思い知らされた。一見して超シュールな世界観でありながら、突き刺さるようなリアリティがある。とくに2巻、もはや切ないという言葉で語り尽くせる次元じゃない……。  まだまだ序盤のようですが、完全にノックアウトされました。
10点(2008-04-20 13:08:46)
2.  大原さんちのダンナさん――このごろ少し神経症
エッセイマンガが増殖する中、ひときわインパクトが強かったのがこれ。潔癖症から縁起恐怖までさまざまな神経症を抱えたダンナさんとの日々を、変に深刻ぶらずに愉快に綴る。シンプルでしっかりした絵柄も可愛らしく、読みやすい。  ダンナさんの強烈なキャラクターのおかげで単純に読み物として面白くって、それでいて読み終えた頃にはやんわりと価値観が変えられている。こういう生き方も、ありなんだなあと。いやー、こんなダンナさんみたいな人が身近にいたら楽しいだろうなあ。変人といえば変人だけど、言い方を変えれば恐ろしく感受性が鋭くて、才能豊かな人だと思う。あと、何気に著者自身のキャラクターもかわいい。  唯一気に入らないのが、家庭科の教科書みたいに華のない装丁のデザイン。ちょっと地味すぎて、インパクトのある内容に相応しくない。帯に載っていたせっかくの推薦文も効果的に使われているとは言い難く、すごくもったいない。こんなにいい作品なんだから、もっと上手にプロデュースしてあげてほしい。
9点(2008-01-01 21:48:23)
3.  おおきく振りかぶって
以前友達とこの本の話題になったときに感想が一致したのが、「おれたちは野球も興味ないし、野球漫画なんか嫌いだったのに、どうしてこんなに面白いんだろう?」という疑問だった。  考えるに、まず第一にキャラクターがある。神経質過ぎるほど神経質で、女の子のように弱々しいピッチャーが主役、というのがまずびっくりだった。こんなにケンカ弱そうなスポーツマンはなかなかいない。キャッチャーの阿部君も、エースの田島君も、みんな親しみがもてるというか、過剰な体育会系の臭いがしない、友達になれそうなやつばっかり。超人もいなければ不良もいない、等身大の人間味あふれる連中が揃っている。ひぐちさんは昔シリアスなドラマ作品を描いていただけあって、人間を描くのが非常に上手い。  さらに、試合運びの上手さもある。根性論抜きに、シビアな戦略を元に展開する熾烈な駆け引き。不思議なことに、これが野球を知らなくても普通に楽しめる。これを読んで初めて野球には頭のよさが必要だというのがよくわかった。  とまあ、いろいろ書いたけど、このマンガの面白さをうまく説明するのは難しいのです。ひとつ確かなのは、野球に馴染みがないからといってこの作品を敬遠するのは大損だということ。野球嫌いにこそ手にとってほしい。初心者には野球用語がさっぱりわかんないけど、コミックスには親切な注までついているので安心です。おすすめ。
9点(2007-10-30 02:42:04)(良:1票)
4.  おひっこし
普通に面白かった。大学生活のぬるま湯的な空気が上手く表現されている。遠藤浩輝の青春ものの短篇なんかとは違って、肩の力がいい具合に抜けているのが◎
8点(2008-04-13 09:42:12)
5.  大原さんちのムスコさん―子どもが天使なんて誰が言った!? 《ネタバレ》 
旦那さんを超える素質の持ち主、息子さんのキャラの強さが半端じゃなくて、他人事じゃなければ笑えない。大笑いしたけど。  一番笑ったのは旦那さんのオムツを替えたあとの行動。アルコール中毒に継ぐアルコール中毒。下手な飲食店より厳密(笑)。  ラストは予想外にぐっときた。さんざん育児に奮闘するようすを読まされてきたせいか、子どもが胎内にいたときの記憶を語るだけなのに、不思議なほど胸に迫る。なんというか、それは今まで経験したことのない種類の感動で、まるで著者の母親としての幸せが伝わってくるかのようだった。  楽しく読める一方で大切なことがさりげなく描かれている。そうしたところは前作と変わず、上手いと思う。
8点(2008-01-08 14:50:13)
6.  乙女ウィルス
良い。
8点(2007-11-15 01:56:02)
7.  おぼっちゃまくん
小学生時代には大好きだった、思い出深い作品です。ド下品で下らなくって、小林よしのり独特の異様なエネルギーが充満したギャグ漫画。今読んだら感想も違うんだろうけど、当時はめちゃくちゃ面白かった。『東大一直線』もちょこっと読んでみたら思ったより面白かったので、今でもある程度は楽しめるのかもしれない。発想がぶっとんでるんだよなあ、この人は。  著者の現在の活動には賛否両論いろいろあって、「小林よしのりはとりあえずクサしておけばOK」といった風潮が強いけれども、それと過去の作品との評価は切り離して捉えておきたいと思う。
7点(2008-06-19 23:18:34)
8.  お茶にごす。
今のところ茶道はあまり関係なくて、人口における不良の割合が異常に高い相変わらずの西森ワールドで、強面の主役が殴ったり殴られたりしている。茶道は文字通りお茶をにごすような感じでしか扱われてなくて、なぜこんな拡げにくそうな題材を選んだのか、ちょっと不思議だ。や、普通に楽しいのは確かだけど。
7点(2007-11-25 00:34:24)
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