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mohnoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 448
性別 男性
ホームページ https://mohno.com/
年齢 60歳

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221.  劇場版 はいからさんが通る 後編 〜花の東京大ロマン〜 《ネタバレ》 
佳作。前編はよかったが、アニメ(画)もストーリーも少しレベルダウンした感じが否めない。【ネタバレ注意】原作未読の上、よく知らなかったけれど、映画の尺に収めようとするためかやや都合の良すぎる展開だった。おそらく抜粋しながらも忠実にアニメ化したのだろうからしかたないが、特に前半は個々のエピソードが説明的に進んでしまい、感情移入する余裕がなかった。そして、もちろん原作由来なのだろうけれど、たまたま通りがかったのが……というのは、さすがに偶然がすぎる。仮とはいえ名義上の妻が死んだ日に、思い人の式場に向かうという急展開にビックリ。このあたり、原作でどのように描写されているのか気になるので読んでみたいとは思う。
[映画館(邦画)] 6点(2018-10-22 07:16:14)
222.  ヒューゴの不思議な発明 《ネタバレ》 
つまらないとまでは言わないけれど、これでアカデミー作品賞を争っていたのか、とちょっとビックリ。【ネタバレ注意】正直、作品賞を争った作品なのだからという期待感が強かったということはあるが、かなりガッカリした。何の事前情報もなく見ていたら、手の込んだ映像美だけでそれなりに満足したかもしれない。ただ、“自分で書いたものでない”ノートをなぜ燃やそうとするのか。寄贈して火事に遭ったはずなのに、そのノートがあることを疑問に思わなかったのか。そして、そのノートが最後までどうなったのか分からなかった。修理するのにどうしても必要なんじゃなかったのか。公安官から逃げるときにもホントは見つかりたいのか?と思うくらいビクビクしてるのも気になったし、それで本当に見つかってしまうというのもストーリーとしてどうなのか。ご都合主義が悪いわけではないが、ちょっと安易に感じる展開が多かった。
[インターネット(字幕)] 6点(2018-10-19 22:06:44)
223.  冷たい熱帯魚 《ネタバレ》 
普通のホラー。エロシーン、そんなに要らないと思うが監督の趣味なんだろうか。【ネタバレ注意】現金と印鑑持ってきてる人を殺すつもりなら、説得用の人なんか用意しなくても、現金確認した時点で殺しちゃえばいいよね。主人公を引き込むためにあえてそうした、ということかもしれないが、普通ならそこからバレる可能性だってあるわけで、本人に印鑑押させる状況を作り切れていない、という程度の気になる点が続いていくのだが、だれることはない。しかし、結局は殺しあって終わり、みたいな幕引きはイマイチ。
[インターネット(邦画)] 6点(2018-09-22 13:51:50)
224.  君の膵臓をたべたい(2017) 《ネタバレ》 
佳作。ただし、原作から大きく改変されているせいで若干無理が生じているように見える。【ネタバレ注意】主なストーリー展開は高校で原作はその時代の話として描写されるのだが、実写映画では主人公が成長し教師になったところで過去を振り返る形で表現される。(小説やアニメと違って)実写というリアルさと心理描写を自然に表現するための工夫かもしれないが、そこで「教師が生徒に語る」という形をとっている。しかし、共病文庫にも書かず、(原作によれば)親にも話さなかったことを、そんな軽々しく生徒に話すかね、という印象がある。とくに最後の結婚式での展開は、かなり違和感があった。高校生の役者たちはみな適役だったと思うので、大人パートを作って小栗旬やら北川景子を入れたのは興行的な必要性だったのかと勘ぐってしまうくらい。
[地上波(邦画)] 6点(2018-09-07 01:59:03)
225.  ペンギン・ハイウェイ 《ネタバレ》 
佳作。軽薄そうなタイトルというだけでなく、声優が芸能人、テーマソングが宇多田ヒカルという時点で、相当期待値が低く、正直見るつもりはなかったのだが、森見登美彦原作ならばと思って見に行った。【ネタバレ注意】つまらなかったとまでは言わないが、終盤までペンギンの得体がしれないのが、なんだかスッキリしなかった。もちろん原作からそういう展開なのだと思うけれど、そうした状況について「不思議なことに」以上の説明がないのは残念。
[映画館(邦画)] 6点(2018-08-23 19:29:37)
226.  美女缶 《ネタバレ》 
佳作。たまたま別の映画がきっかけで見ることにしたので、ちょっと期待したものと違ったこともあった。何も考えずに見ていたら、もっと楽しめたかもしれない。【ネタバレ注意】隣室の人、賞味期限があるのに、そんなにまとめて開けてどうするの?一缶いくらなのかわからないが、衣類をそろえるだけでもお金がかかりそうなのに、そんな部屋に住んでるとか、ちょっと設定が微妙(別に“美女”を大勢出さなくてもよかったような)。ヒロインにかかってきた電話とか、どこから出てきたの?が何も解決しなかった。そして、主人公、その設定なのに、なんで浮気心を出すの?面白い設定だったけど、伏線っぽいところが回収しきれていない感じだった。
[DVD(邦画)] 6点(2018-08-22 00:25:57)
227.  オーシャンズ11 《ネタバレ》 
佳作。ハリウッド映画らしいハリウッド映画。【ネタバレ注意】ありがちな話ではあるけれど、あれほど入念にセキュリティが守られた金庫に複雑な策を弄して入り込むより、現金出し入れする現金輸送車を襲う方がよっぽど合理的じゃないのか。どうせ盗まれた時点でバレるんだし。
[インターネット(字幕)] 6点(2018-08-22 00:24:19)
228.  詩季織々 《ネタバレ》 
普通の作品。25分×3話のオムニバス。それぞれに“いい話”ではあるし、駄作とは思わないが、やはり小品感は否めず「ぜひ、見て!」という感じの作品ではない。身内だから、ということはもちろんあるだろうが新海監督の“誉め言葉”は信用しないでおこうと思った。なお、画はそこそこ綺麗だし、HAOLINERSのテレビシリーズに比べればだいぶマシ。【ネタバレ注意】「陽だまりの朝食」ビックリするほどのビーフン推しというか、それがストーリーの骨格になっていた。繁盛してるビーフン屋から釣具屋への転業というのもビックリ。どこの竜田川かと。そしてその設定が何も活かされていない。「小さなファッションショー」盛りを過ぎたモデルという設定で、ありがちなストーリーなのはいいんだが、姉妹愛という割には割とあっさりした描写。「上海恋」いやぁ、そこまで口に出すなら告白してしまえ、というのはともかく、最後、なんで3人で出かけるの。どうみても一人オジャマだよね。
[映画館(邦画)] 6点(2018-08-22 00:23:32)
229.  ミッション:インポッシブル/フォールアウト 《ネタバレ》 
いつもの感じ。ミッション・インポッシブルが好きならいいんじゃないだろうか。でも、ここまで評価が高いのは意外。あえて言うなら“バカばっかり”【ネタバレ注意】アクション映画としては楽しめると思うけど、のっけから“絶対に確保しなければならないプルトニウム”をほったらかして二人でルーサー助けに向かうとか、あまりに間抜けな展開で吹いた。「ベンジー!プルトニウム!」って言わないイーサン、バカ丸出しじゃないか。もう少し、普通に“持っていかれる状況”を作り出すことはできたんじゃないだろうか。そして例によって、途中の展開も場当たり的な印象が拭えない。逃げるんなら、もっと目立たないように逃げろよ。逆走したら目立ってしょうがないだろ!たまたま読んだ記事ではクランクインの時点でほとんど脚本ができていなかったそうで、たしかに撮影しながら書き足していったのかな、という感じはある。練られたストーリーという印象はまるでない。そしてまた“身内に犯人”というパターン。もう意外じゃないよね。いい加減、使い古した気がしないんだろうか。
[映画館(字幕)] 6点(2018-08-09 22:41:34)
230.  となりの怪物くん 《ネタバレ》 
佳作。とても好きな原作で、その分、あまり期待することなく見に行ったものの、「マンガ原作の実写版」にありがちなガッカリ感を味わうことになった。【ネタバレ注意】冒頭の展開はインパクトを求めてのことだろうけど、車一台を壊しているに等しく、現実を考えると相当無理がある(普通に実家に連絡されて、そのまま退学なり色々ありそう)。原作のエピソードが色々捨てられてしまったため、春のおかげで夏目が良い点を取れたことになっていたり(春が教え上手なわけがない)、大島さんの存在感がとても薄くなってしまったり(あれではいなくてもよかったくらい)、まして、あの状況で春を後継者にしようなどというのはムリがありすぎるのではないか(原作はそういう展開ではない)。何より残念だったのは、終盤のヤマケンと雫との会話、一番好きなシーンなのに、ヤマケンのセリフの後半がカットされていたことだ(心の声だからカットしたのだろうけれど、離れてからセリフとして喋ってくれればよかった)。ここさえ聞ければ、他は甘い点を付けてもいいとすら思っていただけに、とても残念。
[映画館(邦画)] 6点(2018-05-02 18:04:44)
231.  ムーンライト 《ネタバレ》 
佳作。つまらない映画ではないが、これがアカデミー作品賞なのか、という感じ(「ラ・ラ・ランド」の方がよかった、とは言わない)【ネタバレ注意】少年、青年、大人、というそれぞれを描いているのだけれど、とにかく「最後がそれ?」という印象が拭えない。このストーリーで最後が友情(愛情)物語になるとは思いもしなかった。あの場面でゲイに目覚めたという話だったの?というか。そしてケヴィンの言う通り「お前がまさか」な展開である。かつて自分がイジメとなる原因を作った(そのように母親を追い込んだ)ヤクの売人になろうとは、たしかに“驚きの展開”以外の何物でもない。あっさり死んでるフアンはさておき、ケヴィンが自分を殴ったときは(被害を申告しなかったからだろうけど)何の咎めもなかったようなのに、テレルを椅子で殴りつけたら(たぶん初犯なのにテレルに被害届を出されて?)あっさり少年院に行くシャロン。黒人、イジメ、同性愛といった難しいテーマに取り組んだ意欲作なのかもしれないけれど、絶賛する気にはなれなかった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-03-06 18:58:36)
232.  わたしを離さないで 《ネタバレ》 
面白くないわけではないが、設定にモノマネ感があり、素直に楽しめなかった。【ネタバレ注意】臓器移植のためのクローンという存在で、しかもオリジナルがいるという設定、どうしても別の作品を思い出してしまう(原作が前後しているわけでもない)。年代を“過去”に設定したのは斬新かもしれない。そうして“未来感”をなくすことで、現実には存在しなかった平行世界のような形で、ありえるかもしれなかった身近なものと印象付けているようにみえる。しかし、“バックアップ”にクローンを育てておくというのは、事故に備えることはできても、先天的・遺伝的に似たような内臓が悪くなる可能性がある。そもそも、ひとりの人間が“臓器移植を必要とする機会”なんて滅多にないわけだから、移植するのは“オリジナル”の損傷に限らないのかもしれないが、そうだとしたらクローンである必要がない。そもそも、どんな臓器が提供されるのかわからないが、眼とか足とかまで移植するなら、徐々に3回までと言わず一気に“使い切る”ことを考えるんじゃないだろうか、と思わなくもない。そうしないのは、たんにシリアス、あるいはセンセーショナルなイメージを与えたい感じがしてしまう。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-12-15 23:34:33)
233.  ReLIFE リライフ 《ネタバレ》 
佳作。初見のアニメが良作で、原作が傑作だったので、逆に実写化に不安を感じていたのだが、無難にまとまっていたと思う。キャスティングはよかった。【ネタバレ注意】冒頭の若返りに気付くまでのシーン、エンドロールで「見た目カメラ 中川大志」となっていた部分だと思うが、(たぶんCGが)よくできていた。若返りの表現が自然だった。日代さん演じる平祐奈さんの「ニヤリ」もよかった。もっとも前半の原作相当のパートでは元の絶妙な会話が大幅に省略されていたし、後半のオリジナルな展開はどうしても原作と比べた薄っぺらさを感じてしまう。アニメが原作の途中までに区切って丁寧に描かれていたのと違い、2時間程度で完結させるために端折られた印象を受けてしまう。とはいえ、そうした制約の中ではよくできていたと思う。
[映画館(邦画)] 6点(2017-11-07 20:53:05)
234.  ブレードランナー 2049 《ネタバレ》 
そこそこの良作だったと思うが、長い。【ネタバレ注意】全体的には“懐かしむ”にはいいんじゃないか、という程度。レイチェルそっくりさん、と思ったら似た人にCGで合成したみたいで、技術ってすごい。
[映画館(字幕)] 6点(2017-11-07 20:51:53)
235.  聖の青春 《ネタバレ》 
佳作。松山ケンイチと東出昌大の“なりきり”ばかりが話題になっていた印象が強く、現実をテーマにした作品はどうしても展開に限界があると思っていたけれど、思いのほか良かった。【ネタバレ注意】羽生善治を連れて行った食堂が“たまたま見つけた”のに「主人が絶対話しかけてこない」という感想は変だと思ったが、その食堂は原作では“思い出の場所”なのだそうだ。尺の関係で改変したのかもしれないが、もうすこし自然な展開にしてほしかった。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-11-07 20:49:31)
236.  ジェイソン・ボーン 《ネタバレ》 
すっかりアクション映画。過去作は、もう少し心理戦みたいなものがあったと思うが、手持ちカメラでバトルやらカーチェイスやらが連続していく。つまらない映画ではないが、シリアスに進むのにツッコミどころもあってなかなか微妙。【ネタバレ注意】序盤、ニッキーがボクシング会場までいってメモを残し、そこで指示された待ち合わせ場所に尾行が集まる。だったら、なんでメモを残しに行くときに尾行してなかったんだよ。なんだか感情移入するどころではなくなり、醒めた感覚で観ることになってしまった。こっそりポケットにガジェットを忍ばせるとか、過去作と似たようなパターンが使われているなど、ちょっと新味に欠けた印象もある。アクション映画としては、それなりに見どころが続くのだが、ラスベガスでのカーチェイスは突っ込むために並べたみたいなクルマとか、ちょっと笑ってしまった。「ボーン・レガシー」ほどガッカリしたわけじゃないが、三部作で綺麗に終わっておけばよかったのに、という気持ちは否めない。
[映画館(字幕)] 6点(2016-10-12 00:53:49)
237.  ハドソン川の奇跡 《ネタバレ》 
凡作。つまらない映画ではないが地味。実話に基づいている以上しかたがないが、ドラマ性が弱い。【ネタバレ注意】英雄が容疑者(犯罪の嫌疑を受けていることをあらわす言葉)にされた、といういくらかショッキングなフレーズで宣伝されているが、そこまでのものではない。実際、最善の選択とはいえなかったかもしれない、という程度の話で、しかも“あらかじめ事故が起こると知っていれば他の選択肢があった”という程度の話で、関係者が“ほんとうに”パイロットたちの選択に誤りがあった可能性を考えていたならタダのバカだ。そして、すこし検索してみても、そこまで厳しい追及があったような感じではない。実際のところ、事故が起きたので、その調査のために公聴会が開かれてシミュレーションも行われた、という程度じゃないんだろうか。悪夢にうなされたりするシーンを入れたりして、頑張って“引き”を作ろうとしているのだが、もともと、その程度のドラマ性に弱い事実をもとに映画が構成されているので、無理やり感が否めない。
[映画館(字幕)] 6点(2016-10-06 21:25:49)(良:1票)
238.  ラスベガスをぶっつぶせ 《ネタバレ》 
佳作。実話が元ネタという制約において、わりと地味な話を、うまく展開させて見せている方だと思う。【ネタバレ注意】実話が元ネタなのでどうしようもないが、カウンティング自体は“天才じゃなくても勝てる方法”なので、その設定が微妙。それにフィッシャーをはじめ、バカなことをして下手をうつ、というのがあまりにもありきたりな展開。また、カジノそのものは合法に運営されているもので裏社会の話ではないのだから、ストーリー上の演出とはいえ現代のドラマとして不正の発覚後に暴力をふるっているのはいただけない(実話では出入り禁止になっただけらしい)。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-04-03 00:02:56)
239.  オデッセイ(2015) 《ネタバレ》 
凡作。wikipediaを見たら「科学的正確性を追求する姿勢」と書いてあったけれど、とんでもない。細かいことを気にしない人にはいいのかもしれないが、普通のアクションムービー。リドリー・スコットらしさを感じないという意味では「プロメテウス」よりずっとマシだが、これでアカデミー作品賞にノミネートとは意外というしかない。【ネタバレ注意】予告編を見るんじゃなかったと後悔した栽培シーンはたしかに面白いアイデアだが、宇宙で感謝祭を祝うために未調理のジャガイモを持っていくというのは信じがたい。いや持っていってもいいけど、それなら調理器具が一式あるだろうにコーヒーメーカーくらいしかなかったぞ。だいたい芋だけ食ってたってビタミン欠乏症で病気になるんじゃないのか。途中で薬飲んでたから、ああビタミン剤くらいあるのかと思ったら鎮静剤。そもそも31日間の滞在にしては火星に置いた建物も宇宙船もやたらと大きいし、無重力を描写してるのにランニングマシンとか笑ってしまう。しかもリアクターを動かしたわけでもないのに火星に嵐が吹き荒れるような大気はないだろよ、と思ったら、そこは原作から意図的に修正されていないものということのようだ。だが、大気が薄いからこその厳重な二重扉(かつわずかなほころびによる破裂)だろうに、なんでビニールかぶせただけで宇宙服が要らないくらいにまで修理できてしまうのか。だったら、もう一度芋を植えなおせよ。バクテリア死んだとか、凍っただけだろ。クソを使い切ったのか。さらにNASA長官が冷静な判断を下してるのに、みんなで邪魔をする。スイングバイで回れ右して救助に行くなら、“その時点”で火星からの脱出方法が確定していないとおかしいぞ。スーパーコンピューターで何を計算していたのか。終盤には、とってつけたような中国からの支援。ああ、中国資本の威力は凄いなって、どこの「トランスフォーマー」だよ。なお、リドリー・スコット作品なのに「間抜けな宇宙飛行士」がいないところは評価する。あと、パスファインダー。 ※追記。パスファインダーによる16進通信。絶対に効率悪い。英字+数字+記号なら、8進数2桁(0~63)で十分。最初に8×8の文字コード表を画像送信しておけばよい。 ※さらに追記。次の火星探査が4年後と言っていた。少なくとも荷物を先に送るのは2年2カ月ごとに使えるホーマン軌道を使うので4年が4年4カ月なら妥当な話だと思う(その意味では、荷物運搬用の宇宙船が大型化できるのに対して、後追いする人用の宇宙船は小型にせざるをえないはずで、ランニングマシンを持ち込むほど広いのはやはり変)。ここで、地球・火星間の移動が(たしか)10カ月くらいのことを言っていたと思うが、現地での滞在日数が1カ月ほどで往復するということは、ものすごく効率の悪い位置関係で出発・帰還することになるのではないか。さらに言えば、荷物運搬用の宇宙船を3カ月(?)早く作るということはホーマン軌道を使わないということになるはずで、それは意味があることなのだろうか。原作が、火星と地球間の距離や移動速度をちゃんと計算して創作しているのか気になる。
[映画館(字幕)] 6点(2016-02-05 00:10:10)(良:1票)
240.  心が叫びたがってるんだ。(2015) 《ネタバレ》 
佳作だと思うがストーリーが地味。『とらドラ!』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『あの夏で待ってる』など、好きなテレビアニメシリーズの長井龍雪監督の青春群像劇というので制作発表があった頃から期待していた。特製前売券なども買い、初日舞台挨拶も見に行ったクチだが、予告を見ても、特番を見てもあまりワクワクする感じがなく、結局その印象のままの映画だった。少なくとも本作品に対する周囲の期待は大きいはずで、同監督の過去作(『あの花』)の実写ドラマが作られたり、本作の声優がカメオ出演していた。そもそも深夜アニメのキャラにありがちな赤い髪や青い髪は封印され、みな黒髪になっていたことから、コアなアニメファンだけでなく一般向けアニメを狙っていることがわかる。それでもなお、ちゃんとプロの声優を使っていて(テーマ曲はアイドルソングになってしまったが)、成功を願っていた。フジテレビとしても、あわよくば本作品をアニメ大作としてヒットさせたかったんだと思う。だが難しそうだ。【超ネタバレ注意】(ゴールデンタイムに放送して家族で見られるかはともかく、少なくとも映画館で見る分には)導入部はよかったと思う。だが、4人の主人公たちがそんなに“いい奴”じゃない。だからってリアルな印象もないから感情移入しにくい。とくに最後、あんな逃げ方したらダメだろうし、どう考えても間に合わないよ。告白もやりすぎ。そこまでのハッピーエンドは要らん。お互い、別の相手に声を掛けたばかりじゃないか。せいぜい、振られて落ち込んでいる者どうしが、たまたま気持ちが落ち着いたところで互いの存在に気が付きハッとする、程度で抑えておくべきだろう。
[映画館(邦画)] 6点(2015-09-24 00:54:14)
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