401. 翔んで埼玉
《ネタバレ》 地域いじりも、ここまで徹底的にやってくれると最高ですね。 結構笑かしてもらいました。凄まじい勢いで虐げられる埼玉県人たち。 GACKT様が、空気だけでそれがどこの都内が当てるシーンと、 〇〇さいたま〜と虐げられた言葉を列挙するシーンが好きです。 [地上波(邦画)] 7点(2020-03-02 15:22:05) |
402. アナベル 死霊博物館
《ネタバレ》 次に何が起こるか、、、の匂わせ感とか雰囲気作りは悪くないんですけど、 これはもうアナベル人形ほとんど関係ない、ただのお化け屋敷映画になっちゃってましたね。 これといった脈絡もなく、モンスターキャラが交互に出てきて驚かせるだけで、 途中から飽き飽きしてしまいしまた。 女の子3人がまさしく観客層の年齢という感じで、結局のところみんな無事だし刺激が足りなかったかな。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-02-14 20:26:36)(良:1票) |
403. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
《ネタバレ》 タラちゃんは、本当に強烈な個性を持った映像作家ですねぇ。 最初から最後までタランティーノ節。彼のエキス100%の作品でありました。 若かりし頃のポランスキーとか、ブルース・リーとかが出てきてついついニヤニヤしちゃいますけど、 中でもスティーブ・マックイーンは似てましたね〜(笑)。 当時の楽曲もふんだんに使われていて、流し方がまたいちいちカッコいいです。 ただタラちゃん節全開ですから、人を選ぶ作品であることも事実でしょう。 なんでこんな長ったらしい意味のないシーンあるの?とか言いたくなっちゃうのもあるにはあるんですが、 それはやっぱり、タラちゃん映画のリズム、彼のセンスなんですよね。 中盤、クリフが一人でスパーン映画牧場に乗り込んでジョージに会おうとするシーンがあるんですが、 そのシーンの緊迫感と言いますか、見るものを引きつける引力ですね、それがすごいなと思いました。 タラちゃん映画は、どうでもいいようなシーンで緩ませといて、魅せるシーンでグッと惹きつけるという、そういう緩急が素晴らしいですね。 終盤なんて、突然スプラッターホラーにでもなったのかというような急展開にも思わず笑っちゃいました。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-02-11 21:31:38)(良:1票) |
404. ジョーカー
《ネタバレ》 確かに面白かったことは面白かったんですけど、観ていてこれは完全に「キングオブコメディ」を元にしてるんだなと思いました。 あれの主人公をジョーカーでやってみようと思い立ったのでしょう。 そんなわけで、どうしても比較してしまうわけですが、私は少し気になるのは映画的な美的表現シーンですね。 主人公はいわゆる典型的な社会的弱者で、周囲の彼に対する扱いの酷さによって必然的に主人公に感情移入するようにできてるわけですが、 そういうリアルなテイストで描いてるもんだから余計に映画的表現が気になるんですよね。 階段で踊るシーンとか車から救出されるシーンとかラストシーンとか、実に映画的な表現。 だから、そこはジョーカーだからなんですよね。すごくリアルなんだけど、でもファンタジーで、 その辺の折衷さ加減が個人的には気になって。だから、いい映画だし面白いんだけど、アカデミーはないだろうなと思ってました。やっぱりそうだった。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-02-11 20:22:56) |
405. マレフィセント2
《ネタバレ》 目に楽しい作品でありましたね。 妖精さんたちをはじめとする、森の生き物たちが実に微笑ましい。 そういうファンタジーの中に、他民族共生といったテーマを軸に昇華させていく展開で、 ストーリー的にも及第点ではありました。 どクズすぎる母ちゃんでしたが末路は羊にさせられるあたりはディズニー的ですね。 個人的には、例えばユーモアの要素とか、可愛らしい妖精たちとのさらなるやり取りとかを 取り入れて欲しかったかなと思います。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-02-11 19:15:38)(良:1票) |
406. クロール -凶暴領域-
《ネタバレ》 台風とワニのコンビセット。ありそうでなかった組み合わせメニューですね。 美味しゅういただきました。ワニ酸の登場の仕方はホラー的でなかなか魅せるし、 ジョーズにも通じる演出の仕方で観ていてついつい声が漏れちゃいます。 特に痛々しいシーンも多いので、その度に「ヒィ〜!」と叫んじゃう。 そんな地獄の中での清涼剤がワンコのシュガーで、 最後まで一緒に生き延びてくれて良心的シナリオにも感謝しました。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-02-10 19:14:46) |
407. 二ノ国
《ネタバレ》 二ノ国は、ゲームの方を2作品ともプレイしたことがあったので、映画化されるということで期待大で鑑賞してみました。 ゲームの二ノ国はジブリ協力だけあって絵的にも好みで、何より久石譲の音楽が素晴らしいのです。 本作でもゲーム内で使われていた音楽が度々流れてて良かったです。でもメインテーマ曲がなかったな。 一から新たなシナリオを作ったということで、一の国では歩けないユウが二ノ国では歩けるようになると言った展開は面白い。 二ノ国の街並みとかもジブリ的な良さがあって良いですね。ただキャラの表情が個人的に気になるシーンがあるのと、 一の国から二ノ国、あるいはその逆へと行き来するシチュエーションを、もうちょっとワクワクするギミックでできなかったかなと。 あと何よりも声優の人たちがあんまり上手くないんですよね。やっぱりプロの声優さんの方がいいなと思いました。 [ブルーレイ(邦画)] 6点(2020-02-03 20:19:59) |
408. コンフィデンスマンJP
《ネタバレ》 人気ドラマの映画化だそうですけど、私はドラマ見たことがないので 独特なキャラの人たちの独特な世界観に少々面食らいました。 これはドラマを見てこれを見れば、ものすごく楽しめるのだろうな。 まぁなんの知識なしに見ても、予想だにしないどんでんの連続で それはまぁ普通に楽しめはしました。 [ブルーレイ(邦画)] 6点(2020-02-02 21:49:51) |
409. 町田くんの世界
《ネタバレ》 恋愛と博愛。同じ愛でも全く対照的なものですからね。 博愛主義の町田くんが、恋愛というものに初めて芽生えていく。 原作のことは知ラズに観たので、なんだか独特な世界観の映画だなぁという印象でした。 風船で追いかけるというまさかの展開には驚きましたが(笑)、 町田くんのピュアな想いを描く上でのファンタジーということでまぁアリかな。 [DVD(邦画)] 5点(2020-02-01 17:30:56) |
410. ハッド
《ネタバレ》 律儀で真面目な父親と、草の根的で自由奔放な息子。当然のことながら考え方が合わなく、常に言い争いばかりしている。 そんな親子の姿に強い共感を覚えます。人として、血縁関係として、経営者としての考え方として。 牛の処分シーンは実に切ないですが、青空をバックに映像的には美しいショットで印象深かったです。 働いてる女性に手を出そうとしたりするのは全くいかんですし、そんな彼の性格のせいで孤独さが際立つラストなんですが、 ただハッドの考えや言うことも個人的にはわかる部分もあり、こういう衝突というのは、現実の親子でもよくあるなと思いました。 古い映画ですが、ドラマの真髄は普遍的なもので古くなることはないと思います。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-01-21 20:33:37) |
411. ワイルド・スピード/スーパーコンボ
《ネタバレ》 全体的に華麗なアクションで、お茶の子さいさいってな感じですね。 あまりに見事すぎて逆に印象に残らないですが、無敵ロック様とドウェイン・ジョンソンの、 互いにやり合いながらも協力する絶妙な関係を楽しむ作品。 ワイルドスピードというよりももはやスパイアクションムービーのような感じですが、 サモアでのチェイスシーン等はそれなりに良かったです。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-01-19 15:27:03) |
412. ハウス・ジャック・ビルト
《ネタバレ》 いやぁ、とてつもなくおぞましい映画でした、、、。 作品と称して、冷凍庫の中でああだこうだやってるシーンは夢に出てきそう。 ヴィージというおっさんと主人公が度々芸術談義みたいなのをしてるのですが、 言ってることが全く理解できません。アート系シリアルキラーはみんなこんな感じなんでしょうか? 理解できない私はまだまともな人間なんだなと一安心しました。 終盤になると地獄に行くようで、そんな展開にも唖然。 [DVD(字幕)] 6点(2020-01-16 19:45:39) |
413. ペット2
《ネタバレ》 ストーリーはそれほどでもなかったですが、犬の行動や猫の行動をそのままキャラの笑いに昇華させていて、 その点は前作に引き続き面白かったです。家族みんなで楽しむアニメとしてとても良い作品です。 [ブルーレイ(邦画)] 6点(2020-01-15 20:13:09) |
414. ハッピー・デス・デイ 2U
《ネタバレ》 これは本当に、続けて観るべき作品ですね。1見てないと全くわからんし、間が空いちゃって忘れるとやはり厳しい。 なので連続で見る作品。ストーリー的には1の方が好みで、本作は多次元宇宙論みたいな要素を入れてきて少々ややこしい。 ただ、楽しげに自殺をして次に行く展開は笑いました。1よりも主人公の彼女は顔芸により力を入れてました。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-01-12 21:08:41) |
415. アド・アストラ
《ネタバレ》 そうですねぇ、、、、60〜70年代の懐古的SFの作風なんだけど、内容は変節的というのかな。 何しろ、地球外知的生命はいません、地球が最高ですよ、外の虚無より近くの愛ですよってなもんですから。 宇宙スケールで描く、父と息子のロードムービーなんですよね。なので、正直ハードSFを期待すると肩透かしですし、 本当にロードムービーだけに絞るとあまりにも地味すぎるので、それで月でのドンパチとか、お猿さんの襲撃シーンとかを入れてるわけです。 でもストーリーと全然リンクしてないです。とても内省的な語りが多いですが、 父と息子の過去の語りが少なく、いまいち共感がしづらい展開多かったですね。もうちょっと感動的なものにできなかったかな。 宇宙船内や基地などはとてもリアルに作られてはいて良いですが、宇宙上で音が出てたり 輪を鉄扉で突破したり核爆弾で吹き飛ぶ勢いで地球に戻ったりと、科学的描写はかなり雑でしたね。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-01-12 21:02:24)(良:2票) |
416. メン・イン・ブラック:インターナショナル
《ネタバレ》 あまり期待していなかったせいか、それなりに楽しめはしました。 今回もまた色々宇宙人が出てくるのですが、見た目の面白い宇宙人さんたちばかりで、 ああそうそうこれぞメンインブラックだよなって。あの小さい子が一番いい味出してましたね。 今回は女性と男性ということで、メンアンドウーマンインブラックなんて言ってましたけど、 新鮮味といえばそれと舞台がヨーロッパになったことぐらい? 良くも悪くも卒ない出来で、もう一踏ん張り欲しいところですね。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-01-07 20:05:40) |
417. ダンスウィズミー(2019)
《ネタバレ》 あら?評価が低い(笑)。個人的には楽しく観れましたよ。 ミュージカル映画として見るとか、ララランドと比べたりするからいかんのです。 谷口作品ですからコメディ映画です。 最初で主人公が台詞で言ってましたが、突然人が歌い出すなんてミュージカル映画はおかしい。 そういうミュージカルの世界を催眠術で歌い出しちゃうという設定で、メタ的に笑いにしてるわけですね。 ムロツヨシがサラッと歌って見たら静香がつられて歌い出して「やっぱり〜!」のところがすごく好きです。 やしろ優は役者じゃないんで演技は下手だったけど、あの役柄ならまあ許せるかな。 登場人物、嫌な人誰も出てこなくて気持ちの良い作品でした。 [ブルーレイ(邦画)] 7点(2020-01-06 21:23:05)(良:1票) |
418. ロンメル軍団を叩け
《ネタバレ》 ドンパチシーンになると、どれも画面が暗くなるのが残念でした。 何処かからの拝借と、模型シーンと、撮影映像とを融合させるための苦肉の策なのでしょうか。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2019-12-30 18:25:05) |
419. 刑事マディガン
《ネタバレ》 内容的には相当に地味で、終盤になってようやく盛り上がってくる。 主人公が亡くなるとは思っていなかったので驚きましたが、 1967年となるとニューシネマの時期でしたから、そういうものを反映してるのかもしれませんね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-12-30 17:07:39) |
420. ライオン・キング(2019)
《ネタバレ》 序盤から、これはBBCとかのネイチャー番組でも見てのかなと思うぐらいリアルな映像でただただ驚き。 ライオンたちをはじめとした彼らの繊細な毛質や動きも去ることながら、周囲の自然も全てCGだそうで、 もはや何でも出来ちゃうんだなぁと感心いたしました。 そのリアルすぎる動物たちが、普通にミュージカルをやり始めたにもまた驚きました(笑)。 彼らはリアルすぎるが故に、楽しそうに歌い上げる声と地味すぎる表情の動物たちのギャップには 少々違和感もありましたが、そういうのも込みで新感覚でした。 特典映像を見ると、VR装置を作って、そのVRの中で普通の映像のように構図とかを考えて撮影するという 驚異のスタイルが取られていて、今の映画製作は物凄いことになってるなと感心いたしました。 今までの作り方だと、全てがきっちりとしてしまってリアルさが出ないけど、 このやり方なら「偶然性」も取り込めるのでよりリアルな映像になるのだと語ってました。 ストーリー自体はまさにライオンキングそのもの。最近のディズニーですから妙に改変でも してるのかと思いましたが、王道スタイルを踏襲したそのままのストーリーでした。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-12-27 00:13:35) |