121. グランド・イリュージョン
《ネタバレ》 もし自分がホースメンショーの客の一人なら、 疑いの目を強く抱いてしまうだけに、そのぶん虜になってしまうだろう。 あたかも義賊、答えとしても義賊。 マジックの力を信じて疑わなかったメンバーの心情と マジックの演出は美しかった。 別に黒幕がどうだの、というよりも、 そんなエンターテイメントしてる映画として終わらせた方が、 義賊としても嬉しいのではないか。 復讐劇やちょっとした恋愛劇は陳腐であり、 それが演出のスパイスにはなれていない、かな。 [インターネット(字幕)] 6点(2019-01-02 22:40:58) |
122. ゾンビーワールドへようこそ
《ネタバレ》 よし、俺たちが世界を救うんだ! とばかりにホームセンターに突っ込むシーンがなんともダサい。 ダサいのが首尾一貫しているのが良いのか、悪いのか。 信頼している人がゾンビになってしまうなど、 抑えるところは抑えているが、 主人公たちが「ボーイスカウトであること」が最大限活かされた シナリオではないし、 突如あらわれる美女が助けてくれたり、 ゾンビに妙な(無駄な?)愛着を感じさせたりするあたり、 B級映画を狙ってつくったのか、という内容に逆に感服。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-08-06 21:30:50) |
123. スペース・カウボーイ
タイトルに反して宇宙までが本編。 意地に近い想いを宇宙に抱きつづけるチーム・ダイダロス、 とりわけリーダーが素敵だと思うかどうか。 視力検査は笑いだし、マラソンはクリアしてなかろうし、 ラブロマンスも現実離れしている。 しかし、それでも輝かしくみてしまう自分がいた。 なにかを信じていた訳ではない、 なにかに脅されていたわけでもない。 しかし宇宙に行きたい。 別に夢でもないし、当たり前だと思っていた。 それを40年間思い続け、それが叶うまでに払った犠牲がよぎりながらも、 やはり笑えるシーンは笑えるし、泣けるシーンは泣けるのだ。 宇宙に行ってからは非常に蛇足な感じなので、この点数にて。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-07-31 21:06:47) |
124. 悪魔のいけにえ
テキサス・チェーンソーを先に観て、 いよいよ原作ともいえる悪魔のいけにえを。 今ではお約束のような、 別荘地に行く若者が不気味な環境に迷い込む、という設定。 ガソリンスタンドのおっさんが良い味を出している。 このおっさん、最初から怪しさ満点だが、 逃げる際にはこのおっさんに頼るしかないという窮地の描き方がよい。 果たして、何がこの家族を狂気に駆り立てたのか、 を改めて思い返すめに、楽しみに続編も観てみようと思います。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-06-17 23:18:51) |
125. ゼロ・ダーク・サーティ
事実であれフィクションであれ、 えぐいな( ´ー`) そしてそこで心を壊し始めながらも、 人を招き入れたら、大切な人へ危害を加えられる。 そこで狂人のごとく、復讐を(国家的にではなく個人的に)誓うのが、 実にフィクションのようであるが、 恐ろしさが現実的である。 終始、真の笑顔がなく、 戦争のむごさを知るのに十分な作品。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-06-16 21:18:24) |
126. ガール・オン・ザ・トレイン
酩酊状態の記憶なんてあやふやな物。 という訳でも実はなく、 しまいこんでいる記憶がただ取り出せない、ものである。 (お酒大好き人間より) 記憶が取り出せないために、 元夫と、その隣人と、何があったのか思い出せない。 自分が何か罪を犯したのではないか、と不安に駆られ、 ただただ元関係者を案じ、自分を正当化する。 罪に関しては、主人公がくさすぎるために、 ミステリーとしての緊迫感はないが、 「電車という日常に揺られながら見る」 そんな始まりが、魅力的に映った。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-06-04 17:35:08)(良:1票) |
127. フレディVSジェイソン
こういう"夢の対決/共演" みたいなの、好きなんですよね。 古くからいえばパーマンとハットリくん、 最近ではルパンとコナン(アニメばっかりですが)。 では実写の"夢の対決"である今作はどうか、 フレディが自分の力を取り戻すためにジェイソンで恐怖を煽り復活していく、 フレディにより、ジェイソンにより殺されていく人々の混乱、 制御不可能となったジェイソンとフレディの対決、 と、よくまとまっていて楽しめました。 最後はご都合主義な感もありますが、ご愛嬌。 夢の対決、それが大切なんです。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-04-11 10:34:33) |
128. セルラー
携帯電話一本というか細い手段が効果的に使われている。 壊れる、電波が途切れる、音が聞こえないなどなど さまざまな携帯電話ならでは、の窮地をハラハラさせる描写。 「誰かにつながれ」 というポケベルな時代の"楽しみ"がそのまま"悲壮・切迫感"に 変換されたような、 デジタル過渡期ならではのサスペンスと思います。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-04-09 18:11:21) |
129. メメント
《ネタバレ》 ん?これってもしかして時系列が逆? という疑問を持ちつつ、逆の可能性をもって視聴を進めるのが 非常に疲れた。 通常の時系列で流すと、非常にオーソドックスなシナリオと思うが、 逆にすることで思い込みと現実のはざまが曖昧になり味わい深くなるのか。 そんな感想を抱きつつも、2回観れば面白くなる、というものでも無いかなぁ。 忘れた頃、記憶が曖昧になった頃にもう一度見返す。 それを繰り返して、だまされだまされ、人生のENDまで。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-03-27 22:21:13)(良:1票) |
130. アイ・アム・レジェンド
たった1人の人間。 犬を大事にし、マネキンに話しかけ、暗闇にひどく恐怖する、 それら描写がとても好みで、 ウィル・スミスならではの、切なさと力強さを感じられる。 急に女性と子どもが現れ、 穏やかな食事風景に、ん?と思いつつ、 最後、なぜ自爆してしまったのかもよくわからない。 設定とウィル・スミス序盤の演技から、 たまに観たくなるかな、ということでこの点数を。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-03-18 14:22:15) |
131. キャビン
序盤から、「田舎に来たガソスタに寄るわ若者は殺される」への 反逆者とも言わんばかりに白衣のオッサンが出てくるのが斬新。 いざ白衣のオッサンがやられる時に「ざまぁみろ」と思ってしまうのは 製作者の思惑に乗ってしまったか。 ラストそのものだが、太古より眠るものとは一体なんなのだろうか。 悪趣味なのか良い趣味なのか。 その眠るもの、の好きな映画を聞いてみたいと思う次第である。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-02-12 19:19:13) |
132. ミニオンズ
目ン玉バナナな風貌で最初はキャラクターにとっつきにくかったが、 途中からボブが可愛いこと可愛いこと。 スカーレットはとびきりの悪だけど、 もうちょいずる賢さか、強さか、欲しかったなぁ。 [地上波(字幕)] 6点(2018-02-10 05:29:37)(良:1票) |
133. ナショナル・トレジャー
《ネタバレ》 観る前は、ジャングルとか洞窟とかに潜っていって、財宝を探して何人も途中で死んでしまう、 そんな映画なんだろうなと思って観たので、良い意味で裏切られて面白かった。 なんとなくアメリカ独立からの因縁を匂わす壮大なストーリーかと思いきや、 謎解きが小分けに、そしてそれが代々受け継がれている辺りの虚しい感じが良い味。 個々の謎は小粒だけど、謎同士で繋がっていくのが魅力的で、 ダイアン・クルーガーも美人過ぎて見とれるので、 鑑賞後にそこそこの満足感。 [地上波(吹替)] 6点(2017-12-17 10:54:58) |
134. テルマエ・ロマエ
《ネタバレ》 おバカな展開、老人が古代ローマ人に対するリアクションがちょっとわざとらしいが、 それが絶妙でバカバカしさに拍車をかけて面白い。 テルマエに対する誇りや愛情を存分に感じながらコミカルさを前半楽しみ、 後半は急にシリアス路線をぶっこんできて、これが残念だった。 シリアスでも良いのだけど、どう感動させたいのかがいまいち分からず、 現代から救援にきたジッチャマや竹内力たちが奮闘する姿も そのミスマッチさが面白さや感動に繋がっていない。 ウォシュレット使用時の幸福表現が一番好きです。 [地上波(邦画)] 6点(2017-07-16 10:46:09)(良:1票) |
135. 俺物語!!
《ネタバレ》 こう、「そうお前のことが好きなんだよ!早く気付け!」というシーンが多くて、 やきもきしつつ、もはやイライラ。笑 それにしても大和の仕草はかわいいですな。好きだぁと叫んでしまうのも実によく分かる。 大和の友達にタケオ君の実体がばれるまでのズれたやりとりやの面白さや お化け屋敷でのちょっとした緊迫感などテンポよく、 最後まで一律、楽しめました。 [インターネット(邦画)] 6点(2017-03-26 14:59:53) |
136. ルパン三世 ルパン暗殺指令<TVM>
《ネタバレ》 最近みたルパンが2015年シリーズだっただけに、不二子の画に違和感。 全体的に画が合わず、悪役のチッチッチッと合わせた表情は最悪でした(悪役としてはハマっている)。 ストーリーとしては、次元の過去の因縁と核兵器をモチーフにした金を巡る争いで、 シリアス、笑い、感動のバランス、それぞれ小粒ながらも良かった。 [地上波(邦画)] 6点(2017-02-05 13:45:12) |
137. ジャックと天空の巨人
《ネタバレ》 王様が豆の木を切り倒して、巨人たちが上空に取り残されたとき、 「これで映画終わってしまったらどうしよう」と思いましたが、 終盤にしっかりと地上で人類vs巨人がはじまりホッとしました。 絵本を読み聞かせるシーン、豆を手に入れて伸びるシーン、天空へとのぼり巨人と初遭遇するシーン、裏切り・奪われ・・・奪還し、 一つ一つのシーンがきっちり楽しく、最後にまた絵本を読んでくれてストンと終わってくれました。 王様は不遇ながらも結婚許してくれたり、ええ人でしたね。 [地上波(吹替)] 6点(2017-01-15 09:56:42)(良:1票) |
138. 探偵はBARにいる
大泉洋がいきなりアクションをかまして、シリアスな顔をしてる開幕に面食らい。 再婚相手の娘を殺した放火犯を殺した組織、という複雑な設定の人物とドンパチしていくので、 おおもとの人物(犯人)の心の描写が前半はほとんどなし。 終盤に詰め込んで描写される。 この感じがなんか懐かしさを感じる進め方で、 最近味わってないからか、終盤にきて大泉洋のシリアス顔がしっくりし始めたのか、 「(電車)スピードあげてくれ!」のシーンは結構ぐっときました。 さすがに披露宴で銃取り出して撃ち始めるのは笑ってしまいそうになるが、 各シーン一つ一つが妙に印象的で、 結果なんだか楽しめたんだよなぁ。 [地上波(邦画)] 6点(2017-01-15 09:38:43) |
139. バイオハザード ディジェネレーション
《ネタバレ》 CGよく出来てるなぁ。 ゲームからバイオに入った僕は実写よりCGの動きやゾンビ、そしてクレアが好みです。 シナリオも「まずゾンビでピンチになる」「仲間の身内がGウイルス」「黒幕は身近に」を満たしていてなかなか面白かった。 [地上波(字幕)] 6点(2016-12-23 08:47:25) |
140. 渇き。(2014)
《ネタバレ》 20170203再鑑賞 - ひさしぶりに観て可奈子の魅力がズズッと自分の中に広がってきた気がする。 物語のミステリーらしさは皆無、それだけにただただ不気味な魅力を醸し出している。 初回視聴 - 冒頭からクソがクソがと叫ぶ登場人物に、なんだか疲れたなと思いながら視聴を開始。 加奈子のキャラはとても魅力的で、どこかハーモニーのミァハを彷彿とさせる超然とした存在に感じた。 後は巻き起こるイベントが魅力的であればとても面白かったと思うが、 よくあるウリや警察の腐敗やヤクザ絡みの追いかけっこといったものが平面上にうっすらと広がっていくようであまり好みでなかった。 可奈子がディスコでおどってるシーンが、ああこりゃアクマだわと最も印象深かったです。 [DVD(邦画)] 6点(2014-12-16 19:56:40) |