1. 岳
あたしも山育ちなので、山登りを本格的にはした事はないが、山の怖さと楽しさは知っている。実際に人の死までは目撃したことはないが、滑落は目撃している。それでもやはり山には魅力があって楽しい。この楽しさと厳しさを両方伝えている漫画、それがこの漫画だと思う。毎年多くの人が山で亡くなるが、それを真正面から受け止めて漫画に描いていることは、賞賛に値すると思う。 9点(2011-02-17 12:47:45) |
2. 監督不行届
庵野って不思議な人なんだけども、その生態をそのまま漫画にしちゃう安野も本当に凄いと思います。それでいて旦那チェックでは「もっと変な事いっぱい描け」だっけ?ある意味、常軌を逸しているけど、それがこの夫婦なんだよね(笑)。 8点(2010-08-31 12:47:35) |
3. 風の谷のナウシカ
宮崎駿のダークな部分を惜しげも無く出したのがこの漫画。 今のジブリ作品しか知らない人、ジブリアニメの美しさを期待している人にはちょっとショックかもしれない。でも、これが宮崎駿を一番分かりやすく知る事が出来るんじゃないでしょうか?但し、これが宮崎駿の全貌かというとちょっと違いますよね。これを繋げる為には「シュナの旅」「雑草ノート」を読んで頂くと、もうちょっと宮崎駿の深い所が見える様な気がします。 漫画自体は宮崎駿自身で全てを描いているので、物凄く綺麗です。綺麗であるが故に残酷さも際立ちますが、それがこの漫画の面白い所でもあると思います。 しかしながら、アニメを作りながらの連載で休載期間も多かった事から微妙に物語と絵柄にズレが生じているのがちょっと残念な点ではあります。 8点(2007-11-28 01:08:59) |
4. ガンスミスキャッツ
車にしても銃にしてもすげーマニアック。 かなりえげつない描写が出てくるけど、こういったアメリカの裏の社会事情というのを描いている漫画としては秀逸だと思う。リアルかどうかは、あたしも人の風聞を聞くだけだが、実は良いトコ突いてるんじゃないかな。 8点(2007-11-15 18:03:04) |
5. 彼氏彼女の事情
多少、連載されてから時間が経ってしまっているので、今との置き換えは難しい部分もあるんだけど、10代の青少年に起きそうな話を汲んでいるのが面白い。 出してたのはLaLaだっけ?SEX描写を凄く抑え目で女性らしい表現をしてるのだけど、 こういうのは男性作家ではやっぱり書けないんじゃないかな、と思います。 (男が描いたら大波とか花火とかなんだろうけど(笑)) 7点(2010-10-22 12:42:40) |
6. がきデカ
面白くはあったのだけど、笑える感じはしませんでしたね。この辺はやっぱり好みの問題なんだろうね。 6点(2010-09-23 04:17:45) |
7. KATSU!
野球以外で勝負した、あだち作品という形で非常に面白かったと思う作品。でも、やっぱり彼の懐の範囲内なんだけどね。 6点(2010-08-24 12:39:54) |