1. マエストロ
「のだめカンタービレ」で良く”音が聞こえてくる”という表現を使われる方が多いのだが、この漫画は聞こえるなんてもんじゃない。”音が体に響いてくる”のだ。「神童」の時もそうだったが、何か非常に直感的に音を感じる事が出来る。圧巻なのは指揮者の天道だ。音が体に響く大きな要因がこの天童だ。終盤の楽団の指揮については思わず涙してしまった。一瞬にして音が変わるのが判る。そしてそのきっかけを作るのが天童の指揮なのだ。オーケストラの面白さを漫画で認知させたのが「のだめ」だとすれば、これはオーケストラとその指揮の凄さを見せたのだと思う。 10点(2008-04-18 23:46:11) |
2. MASTERキートン
浦沢漫画ではこれが一番かなぁ。「パイナップルアーミー」にあった荒さはなくなっていたし、構成とか非常に良くできていたと思います。色々と事情はあるのだろうけど、終わらせ方はちょっと残念ですね。かなり慌てて終了させた感じを否定できないですからね。 9点(2010-09-04 14:27:14) |
3. マカロニほうれん荘
とにかくギャグにスピード感がありました。この手のマンガはやっぱり古くなると笑えなくなってくるのが辛いのですが、今見ても、あの時の勢いの凄さを感じますね。 9点(2008-05-18 23:06:21) |
4. 魔法遣いに大切なこと - Someday's dreamers
癒し系の漫画なんだろうけど、ちょっと物語が希薄に見えるのがつらい所かな。このシリーズは小説で読んだ方がもうちょっと情感が伝わる気がします。のんびりとしたい人にはオススメ。 6点(2010-08-26 12:34:37) |
5. 魔法陣グルグル
内容的にこの漫画を楽しむには、RPGを知っているというのが大前提になっていて、それを理解していないと結構読んでいて辛いと思います。また、この漫画はおそらく、主人公達のだらだらした感じを楽しむ漫画だと思うのだけど、結構それがじっくりと読んでいると辛いんですよね(笑)。前半は特にまとまりがあまり良く無かったので、読むのが大変でした。 5点(2010-09-23 09:24:58) |