221. レディ・プレイヤー1
予告編でも流れていますがオープニングのクリーチャーの活躍、迫力ありましたね! バーチャルと思えばバンバン壊してグングン進んで、メチャメチャでも超楽しい。 日本でもお馴染みのキャラクターやら、どっかで見た懐かしいもの。 あちらこちらと表れては消え、どんどん切り替わってもう見切れません。 あたかもテーマパークに行ったようなワクワク感のまま、お話は進んでいきます。 バーチャルだから、命がけのように見えてコイン稼ぎなのも今風で納得。 しかし本作は映画ですから、バーチャルではないリアリティの部分もしっかりと描いていきます。 主人公ウェイドの貧しさや、反抗グループが利益追求の企業と対決するさまはとてもシビア。 バーチャル世界を扱いつつも、本当の現実の厳しさが身に染みてわかるから、この作品は面白い。 気楽に見始めたのに、いつの間にか本気でウェイドやサマンサの心配をしている。 スピルバーグ監督さすがの手腕です。 近年のスピルバーグ作品はそんなに興味を持たなかったので、本作で改めて尊敬の念を持ちました。 そしてダイトウ役の森崎ウィンさんのカッコ良いこと。 予告映像にも出てるあのシーン、日本人なら待ってましたってカンジです。 伊福部先生の音楽に乗って登場したあのキャラにもしびれました~。 予告編見たときには疑問もありましたが、劇場で観て最高! 私は揺れるの苦手なので2Dで観ましたが、4DX好きな人はとても楽しめるのじゃないでしょうか。 昭和生まれのテレビっ娘ゲーム少年にぴったりの傑作。 皆さんにおススメします。 [映画館(字幕)] 9点(2018-04-20 16:39:59)(良:1票) |
222. ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男
《ネタバレ》 第二次世界大戦時はイギリスとアメリカは仲良しだったと思っていました。 最後連合国が勝利するまでに、幾多の困難があったのか。 本作はその一部分を細部に渡ってじっくりと見せてくれました。 もうひとつの思い違いは、チャーチルが国王にも国民にも好かれた性格の良い人と思っていた事。 こんなに癖だらけで面倒は起こすし、周りを振り回す人だとは。 一度見たら忘れられないキャラクターをオールドマンさんが熱演。 クライマックスの演説シーンは実に気持ち良かった。 それから、予想以上の出来栄えでした。 継ぎ目が分からない毛穴まで見える特殊メークも実に見事。 オールドマンさん、辻一弘さんのダブル受賞も大いに納得です。 ワンマンなキャラクターがぐいぐい引っ張っていくのは、混沌とした時代には必要なのかもしれないと感じました。 平和への熱い思いを持つリーダーを、私たち国民が国民の責任において、見誤らないようにしていきたい。 不安な今をあらためて考えるきっかけにもなりました。 [映画館(字幕)] 8点(2018-04-12 13:56:12)(良:1票) |
223. ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
《ネタバレ》 新聞社や報道とはこうあるべきと言う理想。 しかし、利益や友人関係やしがらみなどから現実はなかなか思うようにならぬもの。 そこを妥協しないのは難しい事。 困難は承知の上で、国民の為にと報道に突き進むブラッドリーの姿はとても頼もしく見えました。 ハンクスさんの名演で、作品がどんどん押されるように進むリズムが心地よい。 ストリープさん演じるキャサリンも、抑え気味な演技ながら上品で存在感がありました。 しかし私にはキャサリンがどういう考え方でその決断に至ったのか、いきさつが良くわからないところもあり。 アメリカ人であれば常識なのだろう部分が、日本人の私にはピンとこないからかもしれません。 キャサリンの思いの根拠が分かれば、もっと深く作品を理解できたと思います。 しかし、国を動かしていく政府と報道の在り方を考えさせてもらって、とても満足。 [映画館(字幕)] 7点(2018-04-05 17:04:54) |
224. シェイプ・オブ・ウォーター
まず、完璧と言う言葉が浮かびました。 ひとつひとつのシーンが完璧だなと圧倒されて。 それは、暗い画面でも見たいものがはっきり見える。 ダークで醜いはずのものが美しい。 半魚人の深緑や金属やガラスケースでさえも、くすんだ綺麗な色合いにため息が出ました。 隅々までこだわったビジュアルの完成度の高さは、受賞するに値するものだと納得。 監督の夢が実現できたし、私も見せてもらえて嬉しい気持ちになりました。 もともとB級好きなので、こんな綺麗な半魚人にうっとり。 ゆで玉子に夢中なところも可愛いし。 水中での華麗な動きもさすがですね。 ラブシーンは私の不得意分野なので、他の方のレビューにお任せして。 (ここからはB級好きの独り言として読んでください。) そして私は声を大にして言いたい。 監督の趣味でしょうね。 スイッチ他メカ類のビジュアルのすばらしさ! どんどん、どんどんスイッチが出てきますがとっても綺麗で私の趣味にぴったり。 全編通して見ごたえあるメカいっぱいで、大満足。 例えば、監視カメラを映すテレビなども素晴らしかったですねぇ。 メカを見る作品ではないのですが、私の心がワクワク盛り上り、ルンルンが止まりませんでした。 良い仕事してるな~監督。 もう一度細部に見惚れたい、秀作。 [映画館(字幕)] 9点(2018-03-24 16:05:24)(良:3票) |
225. ブラックパンサー
《ネタバレ》 本作がアメリカで作られたおとぎ話なのはしっかりと認識しています。 本物でないにせよ、アフリカ出身の方の美しさやアフリカ文化にインスパイアされた衣装など、素晴らしいものがあるなと惚れ惚れしました。 実に美しい。 ナキア役のルピタ・ニョンゴさんの気品、スタイル、お肌のツヤの良さにびっくり。 知性もあり自立した女性としての魅力にあふれていました。 そしてオコエ役のダナイ・グリラさんの一途な演技も良かった。 槍をグルグル回して、超かっこいい! ゴールドの首飾りもとても似合っていました。 ブラックパンサーは我慢強く控えめとも思えるキャラクターですが、国王としての気品と資質を良く表現していたと思います。 それから、ルピタ・ニョンゴさんのアカデミー受賞作もいずれ観たいと思っています。 [映画館(字幕)] 8点(2018-03-13 12:36:44) |
226. スリー・ビルボード
《ネタバレ》 なんだこんな腹立つヤツばっかりの作品で・・・ と思いながら、けっこう面白いとじっと観続ける。 その訳は、登場人物の上手くいかないイライラ、我がまま、劣等感などを私に的確に見せているから。 セリフだけでなく画面の切迫感、静かななかの怖さも良かった。 何やりだすか分からないキャラクターに、今度はどうやるか?と期待している自分。 ひとつひとつの行動に「それはわかるかも。」「そりゃあないよなー。やりすぎ。」 など、隣人への興味のように、どんどん入り込んでいきました。 この作品は自分以外の方のレビューもとても気になりました。 視点の違う方のレビューも興味深く読みました。 どういう考えを持つのか、自分が想像つかない見方に感心する。 そういう楽しみ方もある作品でした。 監督や製作者が観客の思考力に訴えかけ、こちらがどう考えるか? その作り方が成功したのだと考えています。 サム・ロックウェルさん、フランシス・マクドーマンドさん、良かったですねぇ。 こういう演技は映画って良いなと素直に思います。 それから皆さん気になっている警察署のシーンは私もちょっといただけないと思いますし。 歯医者のシーンも処置と使う道具がマッチしていないので、あれは良くないですよ。 ファンタジーやコメディじゃないのなら気合入れて、凡ミスみたいな間違いはして欲しくなかった。 面白い作品だからこそ感じた事でした。 [映画館(字幕)] 8点(2018-03-01 15:17:56) |
227. グレイテスト・ショーマン
《ネタバレ》 音楽とダンス最高でした♪ This is meのひげの女性、迫力声量凄かったです。 ジャックマンさんとエフロンさんのカウンターのやり取りも楽しかったなぁ。 奥様役のウイリアムズさんも清楚で素敵でした。 しかし、個性的なサーカス団員のエピソードとか、義理の父との関係とか、もうちょっと盛り込んで欲しかった。 例えば、歌の部分を増やしてショーや綺麗さを中心にするのか。 それとも、人間関係を掘り下げてこちらの心情に訴えるのか。 どちらかに徹すればもっと素晴らしくなったかも、と残念にも思いました。 そんな言っていますが、やっぱりミュージカルは良いな~! 大画面で音響も良い劇場で観て、満足しています。 [映画館(字幕)] 7点(2018-02-19 14:10:49) |
228. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
《ネタバレ》 見方はいろいろですが、私にはベイビーグルートの映画でした。 オープニングの音楽ノリノリのなんて可愛いこと! チャプター戻して3回繰り返して見ちゃいました。 グルートのバックで繰り広げられる戦いも、なかなかのもの。 高校生の時初めて買った宝物がウォークマンだった私。 そんな私だからグルート怒った時もマジで「もったいない!」と。 宝物が一緒だから、グルートもクイルも大好きになりました。 ヨンドゥの頼みが全然わからないベビーグルートも可愛い。 じれったくなるけど楽しいシーンでした。 それから、エゴイストだからエゴと言う名前なの? そんなわがままなエゴの言い分も、彼の星の素晴らしい風景と馴染みやすい音楽で許せちゃいます。 カート・ラッセルさんが魅力的なのもあるし。 そして、あの次回予告映像(笑) これからグルートはどうなっちゃう? とても楽しみです。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-02-01 15:45:45) |
229. 超高速!参勤交代
《ネタバレ》 もっと早回しとかスピード感がある作品なのかと思いきや。 お茶の間のテレビで見たような、もったりした進み方で。 でも、慣れてくると俳優さんたちの魅力でくすくすゲラゲラ楽しくなっていきます。 深田さんの遊女もいなせで良かったけれど、相馬率いる家臣グループの活躍が面白かった。 苦労の末飛脚スタイル、ぼろぼろだしその上爆走。 会えなかったらゴールに行きましょうなどと言う、それで大丈夫?(笑) へとへとだねお疲れさん!と励ましたくなりました。 みんなの活躍で上手くいったね。 お金がなくてもそこは根性、ど根性。 庶民的で親近感がわいた作品。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-01-21 16:58:55) |
230. ラ・ラ・ランド
《ネタバレ》 作品公開時に劇場で鑑賞し、その素晴らしさに感動。 しかし帰宅し、レビューをと思っても自分の気持ちが上手くまとまりまらず。 「ラ・ラ・ランド」のレビューを書きたいと思いつつ、年を越しました。 そしたらなんと、劇場で再上映されるとの嬉しいニュース。 ワクワクしながら劇場へ足を運びました。 オープニングの高速道路のシーンは最高! 車のドアを開けるタイミングもばっちりで、カラフルな衣装や弾む音楽にうっとり。 「ロシュフォールの恋人たち」大好きな私には至福のひととき。 セブとミアの現実にありそうな関係。 その心情を歌いながら踊りながら、しかしセリフではなく演技で観客に伝えており秀逸。 特にミアのエマ・ストーンさんの迫力と本気に惚れ惚れしました。 ミュージカルのお決まりの、現実ばなれした歌いはじめから語られ、そこからリアルな世界にじわじわと感情移入していく。 ミュージカル作品であっても、複雑な心情を描き切ると言う快挙を成し遂げたと思います。 こんなにも深く描けるんだと感心しきり。 歌、音楽、セリフ、衣装、ロケ地、すべてのバランスの良さは監督はじめスタッフのセンスの良さだと感じました。 幾度も繰り返し観たい秀作。 [映画館(字幕)] 10点(2018-01-15 11:13:20)(良:2票) |
231. 鋼の錬金術師
原作未読。 お友達に誘われ、予備知識無しで鑑賞。 お話もまとまっており、面白かったです。 カタカナ名前で黄色とかのカツラだから、映画ではなく舞台を見ているよう。 山田涼介さん活躍されているそうですね。 知らなくてごめんなさい。 弟を思う演技、気持ちが入っていてとても良かったと思います。 これからは山田さんの出演作見てみたいと思いました。 松雪泰子さん、最高に上手い! 錬金術師よりも悪役のほうが私の記憶に残りそう。 お友達はディーン・フジオカさんのファンだけど、私は佐藤隆太さんのほうが好きだなぁ。 などと思いながらニコニコと観ることが出来ました。 [映画館(邦画)] 7点(2017-12-22 14:04:09) |
232. スター・ウォーズ/最後のジェダイ
《ネタバレ》 スターウォーズをこよなく愛するものとして、このエピソード8には称賛に値するものでした。 いや~!!素晴らしい。 一年待った甲斐がありました。 2D字幕版と2D吹き替え版で鑑賞。 フツウの方には吹き替え版が分かりやすいのでおススメします。 SWファンの私は字幕版が良かった。 理屈っぽいところが実に楽しい。 レイア将軍とルーク。 スターウォーズシリーズはスカイウォーカー家、この二人が中心の柱なのだと実感。 レジスタンスと名前が変わろうが、レイアとルークにとって一番大切なのは宇宙の平和。 平和を守るはずのジェダイの衰退に、失望ししかし微かな希望も持っています。 年老いた姿でも信念を持ちそして不安も有りながら、フォースを大切に生き抜いている。 そんな2人に見惚れていました。 この作品だからこその良さもありました。 レイの才能と行動力。 カイロ・レンの暗黒面と心の揺らぎ、迷い。 レジスタンスとファースト・オーダーの人間関係が丹念に描かれ、分かりやすい。 そしてもちろん、BB-8やC3POなどドロイドも魅力的。 残念だったのは画面が暗いので見たいものが見づらい。 スターデストロイヤー、スターフォートレス(爆弾投下の機)、Xウイング、メガ・デストロイヤースプレマシー(スノークの機)、そしてミレニアム・ファルコンも、もっと良く見たかった! それぞれの映ってる時間がもう1秒長ければ、しみじみ見られたのにな、大画面で。 AT-M6やAT-ATなどウォーカーは明るかったのでよく見えて満足しました。 そんな訳で画面が暗いところが―1点です。 3回目をいつ鑑賞しようか、今から楽しみです。 [映画館(吹替)] 9点(2017-12-22 13:20:27) |
233. マイティ・ソー/バトルロイヤル
《ネタバレ》 やっぱり兄弟(姉弟)喧嘩は派手で笑えるのが良いですね。 アスガルドっていつも良いところだし、ソーもロキも大好き。 そこに恐ろしいヘラの登場。 その存在感はさすがでしたね。 この笑える話しが素晴らしくなったのは、ひとえにケイト・ブランシェットさんのおかげです。 ハルクの強さも半端なかった。 バナーに戻った時のマーク・ラファロさんのぼそぼそ喋るのが対照的で、とても可笑しい。 ソーは武器が壊れちゃっても頭単純なまま、突き進むのが良いなぁ。 どのシーンもソーは素敵だなぁ。 実は私、クリス・ヘムズワースさんの大ファンです。 おっきくてムキムキなのに、超可愛い♪ 点数が甘めなのもクリスさんが好きだから。 ロキも良かったですが、なんだか段々良い人っぽくなってきちゃって。 星を壊してもしょせん兄弟喧嘩のレベルなんだなと思いました。 そしてそして、ヴァルキリーにお酒を注ぐロボット!が最高級に好みでした。 私のおたく心をがしっと鷲づかみ。 あのロボット見たさにDVD買おうかな。 フィギュアがあったら欲しいです。 アベンジャーズの次回作も楽しみでワクワク。 [映画館(字幕)] 9点(2017-12-11 11:01:49) |
234. ブレードランナー 2049
劇場で鑑賞して本当に良かったです。 ブーン(表現間違えていたらごめんなさい)と言う効果音に包まれ、これぞブレードランナーと言う素晴らしい映像。 Kの苦悩、Kの手際よさ、静かにそれでいて熱い思いがこちらに伝わってきました。 私は難しいことは理解できません。 そんな私でも旧作の世界観も大好きでした。 そして、新しいブレードランナーを今ここで観られて、幸せな時間でした。 もう一度書きます。 劇場で鑑賞して本当に良かったです。 [映画館(字幕)] 8点(2017-12-11 10:34:24) |
235. ドリーム
《ネタバレ》 1960年代に生まれましたが、先進国と思っていたアメリカでこの様な人種差別があったとは。 もっと進んだ国と思っていたので、とても驚きました。 そんなだったとしても、ぐちぐち言って我慢しようと思うでしょう私なら。 三人の才能溢れた女性たちはそんなでは収まらない。 努力とガッツと持久力、諦めないそんな生き方は輝いて見えました。 心から拍手、拍手です。 素晴らしい! 辛いテーマを扱いながら、軽やかで爽やかな雰囲気でお話しが進んでいくのもとても素敵。 エンドロールのご本人たちも見られて良かったです。 [映画館(字幕)] 8点(2017-10-20 11:17:43)(良:1票) |
236. LOGAN ローガン
《ネタバレ》 ヒュー・ジャックマンさん、パトリック・スチュワートさんの名演技に感動。 二人の掛け合い互いの思いやりすれ違いに、こちらも1作目を思い出したり、そういうこともあったなと感慨深いものがありました。 パトリックさんの目が優しい。 校長を引退しても教え子や未来ある子供に愛を注ぐ。 それをほとんど顔の表情とセリフだけで表現できる。 さすがです。 そしてヒューさんの「ローガン」に対しての思い入れ。 演技、アクション、疲労、老化、どれもこちらにひしひしと伝わってきます。 ヒューさんって、世界一の努力家だなと感心しきり。 ローラ役に悪ぶって見せても、良い人が表に出ちゃうところがヒューさんの持ち味ですね。 そういうところが好きです。 あーそして・・・ラストシーン。 ローガン本当に良かった。 これでもう苦しまなくてよいから。 死ねない苦しさから解き放たれて、見ているこちらもほっとしました。 心の中でローガン大好きだよと叫びました。 素晴らしい人間ドラマに感涙です。 [映画館(字幕)] 9点(2017-06-02 22:02:57) |
237. ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
子供たちが魅力的で可愛い。 それぞれの能力が個性的で目を引くものがありました。 主人公も若くて純粋で、真面目さに共感。 親を立てつつも何とか「そこ」に行こうと言う努力にこちらも頑張れ!と応援していました。 ミス・ペレグリンはカッコ良かったし、ループも新鮮に感じられました。 テイム・バートン組の俳優さんが出ていないのも好感が持てました。 [映画館(字幕)] 8点(2017-05-31 12:15:48) |
238. グレートウォール(2016)
《ネタバレ》 チャンイーモウ監督作品と聞き、心ときめかせました。 中国人がトップで作った万里の長城を観たい。 その期待を裏切らない、東洋人の私が観てほれぼれするほど美しかった。 部隊ごとに色分けされた衣装も美しく、統制のとれた整列も大人数で迫力がありました。 オリンピックの開会式を思いだしました。 私は怪獣映画ファンなので戦いにも大満足。 食われちゃうシーンはリアリティがあって動きも良かった。 怪獣が檻の中でバタバタしているところが可愛かった(個人的な感想です) マッドデイモンさんら白人の方はこの作品の色に上手に染まっていました。 地味だけどお話しはしっかり伝わってきました。 もちろん中国人役のイケメンさん達もカッコ良かった。 イーモウ監督はお話しを語るのが上手ですね。 カメラワークも上手いなと感心。 この作品の主役は人間でもなく怪獣でもなく、題名のとおり「長城」だなと思いました。 勝手な意見ですみません。 世界観が素晴らしい習作。 [映画館(字幕)] 8点(2017-04-16 19:47:00) |
239. 宇宙人ポール
《ネタバレ》 私もオタクなのでこんな旅をしてみたい!と思いました。 自分には大事な事でとても楽しいのに、一般人には通じない。 そんな間の悪さもあるあると大いに共感。 そして、ポールったら宇宙人イラストまんまだし。 Tシャツの柄の映画も気になったし、有名監督の声の出演など、見どころ聴きどころ満載でした。 SFには欠かせない大女優の登場もありました。 個人的には、コミコンでサインしていた作家先生の著書がどれもこれも面白かった。 こんなオタクっぽい題名、脚本家は面白がって書いたのだろうなと(笑 [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-01-29 16:09:43)(良:1票) |
240. ドクター・ストレンジ
《ネタバレ》 この作品を観て一番大事な事を学びました。 車の運転中はけして「わき見」をしてはいけない。 おお、怖い怖い。 ドクター・ストレンジの辛さが私にもこたえました。 さて感想ですが、印象的なのは万華鏡のような背景の動きとビルなどがゴロゴロ動き回る映像でしょうか。 ビルの地面だったところから空の雲が見えた時は綺麗だなと感動。 同時に空中を浮遊して、ぐるぐると回っているような錯覚におちいりました。 ワクワクしてフワフワして気持ち良かったです。 ストーリーについては、上手く考えがまとまっていません。 ストレンジが成長していって良いなと思いつつ、そんなじゃ、ちょっとと否定的に思ったり。 主人公ストレンジを好きになれたかどうか、ちょっと微妙です。 ストレンジが自分で疑問点を解決しようとする、やる気は良かったと思います。 それと、素敵なマッツ・ミケルセンさんが悪役メイクでちょっとがっかり。 カッコいい衣装と素顔の悪役が良かったな~。 個人的な好みですが。 エンドロールの前と後の映像もあり、次回ドクター・ストレンジのマーベルでの使われ方はどんなだろう?と興味が湧きました。 [映画館(字幕)] 8点(2017-01-29 15:42:43) |