81. スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
他のマーベル映画を見ていないと理解できない部分が多くある、という欠点はありますが、青春映画としてとても良く出来ていると思います。とても面白かった。主人公ピーターの、高校生16才の恋や人としても成長、ヒーローとしての葛藤と苦悩が、丁寧に描かれています。これだけ詰め込んで2時間の上映時間の中で、キチンと整っています。マーベル映画のアベンジャーズがひと段落ついた後の最初の映画としては、最高の出来になったと思います。本編の後のシーンは余計な気はしますが。 [映画館(字幕)] 8点(2019-07-23 17:56:32)(良:1票) |
82. X-MEN:ダーク・フェニックス
シリーズを通して人間(ミュータント)の苦悩を描いており、そこが良さでありました。本作でもそのテーマは変わらず、とても興味深く鑑賞出来ました。アクションシーンが少し物足りなくはありましたが、重めのテーマで、私好みでした。 [映画館(字幕)] 6点(2019-07-09 00:11:56) |
83. メン・イン・ブラック:インターナショナル
典型的なバディ映画なのに、主役2人の会話のテンポが悪く、面白くない。これでは映画自体も、面白みに欠けてしまいます。出演者の力量というより、脚本自体がどうなのかなって気がしました。予告編見る限りでは、面白そうだったんですけど。 [映画館(字幕)] 4点(2019-06-28 22:25:47)(良:1票) |
84. アベンジャーズ/エンドゲーム
ヒーローたちのそれぞれの物語に、順番に決着をつけていくため、やや間延びすることもありますが、これまでこのシリーズを続けて見てきた者としては、お腹一杯になりました。ただ、逆の見方をすると、これまでの作品を見ていない観客には、意味の通じない内容がたくさんあるということ。映画としては、そんなことではいけないとは思います。ものすごい数のスターが揃っている映画だと、頭では理解していましたが、ラストにほぼ全員が揃っているシーンを見ると、改めてものすごいプロジェクトだったんだと、気付かされます。 [映画館(字幕)] 8点(2019-05-20 17:33:05) |
85. シャザム!
予告編を見る限りでは、ただのおバカ映画と思っていました。実際にも、前半はそんな感じだったのですが、後半になり、ドラマが生まれてきました。それからが断然面白くなって、あまり期待せずに見ていたので、うれしい誤算となりました。残念ながら、人気はあまりないようなので、映画館が空いているのに面白い映画、ということで他の人には勧められます。 [映画館(字幕)] 8点(2019-05-10 22:30:31)(良:1票) |
86. スパイダーマン:スパイダーバース
前半がキャラクターの紹介など概要説明、後半がアクションシーン中心の本編といった感じです。よくある構成ではありますが、前半の話の進め方がどうにも退屈で、これまでの映画版スパイダーマンを見ている者にとっては、主人公が代わっていること以外は新鮮味が薄く、復習をしているようでした。後半はやっとワクワクドキドキできるようになり、楽しめました。 [映画館(字幕)] 5点(2019-04-05 22:53:30) |
87. ROMA/ローマ
この作品の良さがわからないまま、見終えてしまいました。眠くなる映画はつまらない映画、というのが私の考えなのですが、この作品に関しては眠くはならなかったので、つまらない映画ではなかったのです。でも、何を観客に伝えたかったのか、それがまるでわかりませんでした。 [映画館(字幕)] 5点(2019-04-02 23:43:52) |
88. ビリーブ 未来への大逆転
映画館で予告編を見て、興味が湧いたので見ました。主人公が根っからのリーダーではなく、割と普通の人であることに驚き、いかにして裁判で主張していくか、その過程が楽しめました。主役格の若い俳優も良かったのですが、脇を固めるベテランの俳優陣の存在感が素晴らしかったです。 [映画館(字幕)] 7点(2019-03-29 22:48:45)(良:1票) |
89. キャプテン・マーベル
率直に言って、面白かったです。記憶をなくしている主人公が、少しずつ少しずつ思い出したり真実を知らされたりしていく過程が、観客である我々の興味を引き、終盤まで飽きさせません。傑作とまではいかないものの、基本に忠実な作りであり、人(?)としての成長や、ピンチでハラハラしたり、シビアな場面ではユーモアを忘れない、といったことが、全編に散りばめられています。ちょっと強すぎかなとは思いますが、まあ許容範囲でしょう。ただ、オスカー女優を使った割には、見せ場は少ないようです。音楽はあの時代の代表曲を使っていましたが、効果的かどうかは疑問です。 [映画館(字幕)] 8点(2019-03-25 17:51:39) |
90. 女王陛下のお気に入り
この映画、面白いですね。一言で表すならば、「ドロドロ」がピッタリではないでしょうか。だけどあまり暗くなりすぎていないところが、また面白い。次から次へとパンチを繰り出す、ボクシングのような展開が、ワクワクさせてくれました。しかも戦っている2人が美しい。姿や立ち居振る舞いが美しいのに、やっていることがえげつなかったりするので、そこのギャップがまた面白い。カメラも魚眼レンズみたいのを使っていたりして、その効果も面白い。本当に、一見の価値ありです。 [映画館(字幕)] 8点(2019-03-22 23:06:57) |
91. グリーンブック
典型的なロードムービーで、真新しさには欠けていますが、面白さは本物です。だいぶ笑わせていただきました。主人公2人が心を寄せていく様が劇的ではなく、ちょっとずつ徐々に、というところがリアルで気に入りました。 [映画館(字幕)] 8点(2019-03-08 23:12:32) |
92. ビール・ストリートの恋人たち
この監督の前作でも感じたのですが、この映画を通して、何を伝えたかったのかが、私にはわかりません。印象に残ったのは、白人への不満と怒りです。しかしながら、そのことを前面に押し出しているわけではないのです。自分たちはひたすら我慢しているよ、と言いたいのでしょうか? [映画館(字幕)] 4点(2019-03-04 22:06:12) |
93. ファースト・マン
苦悩ばかりで、大きなミッションをやり遂げた喜びが感じられませんでした。こんなネガティブな内容でいいんですかね?事実を描くとしても、これでは月に行ったことが、あまり意味がなかったかのように感じられます。 [映画館(字幕)] 6点(2019-02-22 23:03:14) |
94. アクアマン
ドラマ部分が面白くなく、必要ないジョークやラブシーンがあるため、興ざめします。戦闘シーンは面白かったです。でも、水中という舞台が生かし切れていないと思います。宇宙でやってるのと同じことじゃないですか? [映画館(字幕)] 5点(2019-02-15 22:35:46) |
95. メリー・ポピンズ リターンズ
前作は見ています。それと比較しても、夢のようなおとぎ話は健在で、夢心地にしてくれました。印象に残る曲がないのは残念でしたが、エミリー・ブラントのメリー・ポピンズは最高でした。すまし顔や笑顔、時折見せる見守るような温かみのある表情が最高です。 [映画館(字幕)] 8点(2019-02-09 00:13:00)(良:1票) |
96. ボヘミアン・ラプソディ
特にクイーンのファンではありません。洋楽は好きで聞きますが。もちろんクイーンの曲でも好きな曲はあります。映画館の中で、好きな曲を大音量で聞けるのは、振動が体にも伝わって、それだけでも満足感があります。特にライブのシーンは良かったです。でも、ドラマ部分では、バンドや音楽に対する情熱のかけ方を、描き切っていないと感じます。特定の曲に関しては、何度かシーンとして描かれていますが、それ以外の部分ではこだわりを感じられませんでした。バンドのファンにとっては、曲が聞けて、バンドの出来事が見られて、満足できるのかもしれません。特にファンでない私には、そこまでの満足感はありませんでした。 [映画館(字幕)] 5点(2019-01-26 00:15:50) |
97. クリード 炎の宿敵
《ネタバレ》 映画始まって、いきなりチャンピオン。少ししてすぐにドラゴJrと対戦。そんなに早く戦っちゃ、負けるの目に見えてるでしょう。ストーリーの先が読める展開なんて、誰も期待していません。それに、結局何のために戦ったんでしょう。体作りとか大変だったろうに。 [映画館(字幕)] 4点(2019-01-18 23:23:32) |
98. アリー/スター誕生
ジュディ・ガーランド版とバーブラ・ストライサンド版は見ています。過去2作は評価が高く、本作も評判がいいので見てみました。スターが生まれる瞬間の持って生き方はとっても良かったですね。爽快感すら感じました。ですが、ロマンスはどうでしょう。惹かれる理由が私には理解できません。出演者のファンなら、ストーリーにかかわらず、物語のキャラクターにも恋をしてしまいそうですが、そうでない者にはそうはいきません。そもそもアリーはカントリーファンだったんですかね? [映画館(字幕)] 4点(2018-12-25 17:27:06) |
99. パッドマン 5億人の女性を救った男
インドでの整理に対する考え方などが、とても分かりやすく描かれています。そういうところはすごいと思いました。説明臭くない、といいますか、ごく自然なストーリーの流れの中で、文化や風習が説明されていました。女性の地位が低そうなインドで、こんな出来事があったなんて、信じられません。 [映画館(字幕)] 7点(2018-12-17 17:45:49) |
100. くるみ割り人形と秘密の王国
出演者の豪華さに、目を奪われました。監督もそれぞれ実績があり、力量を疑うことのない人物です。セットや背景のCGの出来も素晴らしく、お手本となりそうなくらいのすごい出来です。ただ、ストーリーがあまり良くありません。主人公である少女の成長物語でもあるわけで、そこのところが、上手く表現されていません。お金をかければ、ある程度いいスタッフが集められ、舞台装置もすごいものになりますが、アイディアだけは買えないんですよね。 [映画館(字幕)] 6点(2018-12-10 15:59:58)(良:1票) |