81. デビルクエスト
魔女狩りをモチーフにしたファンタジー映画。 中世ヨーロッパ感はとても好みでした。 あまり期待せずに観たのが幸いしたか。 デビルクエストという安易な邦題はいただけない。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-10-29 07:34:52) |
82. ルパン三世 THE FIRST
全編フルCGではあるけど「ルパン3世」らしい映画でした。 90分でさくっと見る分にはちょうど良い娯楽作品。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-10-29 07:24:25) |
83. ツナグ
人の生き死にと別れ。 こういうのに弱いからと思ったけど、序盤で泣いた。 その後はずっと泣きっぱなしだった。涙脆い人には危険物。 死者との再会が、必ずしも良い結果になるとは限らない。 喜び、苦悩、悲しみと順番にうまくつなげてあり、 さらにそこからツナグ本人の話にもつながる。 が、個人的には女子高生の話がピーク。 ココで一番心を抉られたため、その後は尻すぼみな印象に。 細かい矛盾など疑問だったり、やや残念な感じのする作品。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-10-25 21:45:40) |
84. 僕たちは希望という名の列車に乗った
ドイツが東西に分断され、東側がソ連の統治下にあった頃のお話。 社会主義・共産主義の抑圧から、自由を求めた学生たちの実話。 家族とのつながりや、学友たちの絆など、 非常に胸が熱くなるお話が盛りだくさん。 なかなかにアツイ人間ドラマでした。 他人事ととらずに、現代の日本人にも観ていただきたい内容。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-10-11 22:04:32) |
85. 万引き家族
悪い家族だけど、良い家族。 なかなか味わい深い映画でした。 6人の家族もそれぞれ個性が光ってて良さがありました。 役柄というか、みんな良い演技しますね。 チョイ役の池脇千鶴も勿体ないくらいの貫禄ぶり。 松岡茉優のアレな姿が見られるのは見物。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-09-27 13:41:55) |
86. 決算!忠臣蔵
マジメな忠臣蔵の討ち入りの話ではなく、 討ち入りにかかるお金の面から描いたコメディ作。 娯楽作としては面白かったです。 みんな、いいキャラしてます。 そこかしこに漂う吉本臭は少し鼻につく。 [試写会(邦画)] 7点(2020-09-22 21:42:59) |
87. カメラを止めるな!
冒頭のゾンビ映画を観て、 「なんだ、このB級映画は…」 と、思ったらそれは【正解】です。 必ず【最後】まで観ることをおススメします。 構成がよく出来てて面白かった。 色んな要素がうまくかみ合ってておもしろかったです。 映画としては異質かもしれないけれど、 よくできたおもしろい「作品」です。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-09-20 22:49:25) |
88. IT イット “それ”が見えたら、終わり。
実体のない「恐怖」をピエロという形に具現化したホラー映画。 観ている側ではなく、主人公たちの「恐怖」の表現がとても良かった。 細かい演出(LOSER)やストーリーの組み立てなどもよく練られてる。 純粋にホラー映画としても、人間ドラマとしても面白かった。 不良グループが最後までただの邪魔者でしかなく、 噛ませ犬としての見せどころしか無かったのは残念。 最後のシーンはベンが可愛そう。どっちかに的を絞ってあげてほしかった。 オリジナル版(1990)が観てないのが幸いしたか。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-08-23 11:51:11) |
89. 人間失格 太宰治と3人の女たち
作家とは別に、実はぶっ飛んだ面もあるという話は耳にしていた。 その破天荒ぶりを描いた作品としては非常に面白い。 蜷川監督の独特な鮮やかな色彩の演出なども、 映画の雰囲気やイメージをうまく作り出している。 どこまでがフィクションかは分からないけれど、 大筋が事実であると考えるとスゴイ人物だったんだなぁと。 小栗旬の演じるクズっぷりも、3人の女性の演技もすごかった。 とくに宮沢りえの心情にはすごく衝撃を受けた。 しかし、まあ決して褒められる内容ではないのと、 感動という面でも弱いので点数は控え目。 事実は小説より奇なり。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-08-19 18:23:18) |
90. 映画 聲の形
どの子も一長一短あって、個性豊か。 とても人間らしいヒューマンドラマでした。 腑に落ちない点が所々ある気もしますが、 作品自体に細かい点を吹っ飛ばしてくれるパワーがあった。 アニメーションがすごくキレイでした。さすが京アニ。 永束くんが天使。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-08-17 22:41:05) |
91. 世界にひとつのプレイブック
前半はかなりの胸糞悪さ。 しかしそれもすべては後半のための布石。 後半・結末はなかなか面白かったです。 主人公(男)の立ち直りの早さというか、 急な身替りの早さは少々説得力不足か。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-08-05 17:07:47) |
92. ビリーブ 未来への大逆転
おもしろい法廷モノでした。 色んな衝突も乗り越えて、正義と信念を貫く姿は心打たれます。 やっぱり最後にスカッと終われる映画が良いですね。 ただ一方、何でも男女平等には少し疑問も。 最後の演出好き。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-08-02 12:11:04) |
93. ジョーカー
どうしてジョーカーは生まれたのか。 かの有名な悪役の誕生を描いた、という意味では面白い映画。 ひとりの男が狂気に呑まれていく様はよくできてる。 「暗さ」と時折見せる狂気じみた「明るさ」 対照的な明暗の使い分け・切り替えもいいスパイスに。 絵面や雰囲気といった映像表現も素晴らしい。 ただまあ、暗くて退廃的で、気持ちの良い映画ではないのも然り。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-07-29 23:48:16) |
94. ベン・ハー(2016)
1959年作を最初に観たので、脚本の大筋の違いが気になってしまうなぁ。 こっちはこっちの良さがあるけれど。 やっぱり最初に観た方の印象というのは変え難い。 [試写会(字幕)] 7点(2020-07-28 00:31:11) |
95. 記憶にございません!
三谷幸喜作品らしい面白さだったと思います。 娯楽作としての安定感。 もうちょっと劇的な終盤、意外性も欲しかったかなぁ。 個人的に持ってる俳優さんのイメージと、 真逆の配役な感じがして好きでした。 キャラクターの個性も豊富で面白かったです。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-07-22 11:52:33) |
96. 泣き虫しょったんの奇跡
地味にアツかったです。 話が思ったよりドラマチックでおもしろかった。 これで実話ベースってのがすごいところ。 難点はやはり地味なとこ。 将棋という題材のせいもあってか華がなかったり、 山場の盛り上がりなど映画としての派手さに欠ける点。 あと、たまに外してくる音楽の雰囲気も気になる。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-07-12 18:18:04) |
97. 空母いぶき
日本の軍事物。 「戦争の放棄」をした日本独自のスタンスが効いてます。 ただ軍事物というわけでなく、各々の人間ドラマなどもアリ。 最後には小綺麗に上手くまとまってておもしろかったです。 「世界と戦争と平和」のメッセージ性は良かったかなと。 話はもちろん、近未来のフィクション。 ただし完全に架空の話ではなく、差し迫った実際問題でもあります。 今の日本が抱える現実問題と思うとなかなか考えさせられます。 キャストが懐石料理のような豪華さ。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-07-12 11:53:16) |
98. パラレルワールド・ラブストーリー
「真実」と「偽り」を追っかけっこしながら観てて楽しかったです。 時間軸の構成で分かりにくくしてるのがいやらしいですね(笑) もっと大きいどんでん返しを期待したが、これはこれで悪くないかな。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-06-21 22:14:59) |
99. ONE PIECE FILM GOLD
ワンピース映画は毎回思うけど、やはり映画の尺がネックか。 敵役のバックストーリーをもう少し深堀りできれば…とは思う。 今回はとくに敵の大物感が薄いので、そこが残念。 革命軍とCP0あたりはカットでも良かったのでは。蛇足感。 原作キャラクターが増え、あれもこれも詰め込みたいのはわかるけど。 もうちょっと主要キャラクターと話を絞ったほうが良いんじゃないかな。 だんだん作画も良くなってきて、話や展開も改良されてはいます。 ワンピ映画(アニメ)としては、まぁ普通に楽しめたので良いかな。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-06-21 10:16:21) |
100. 見えない目撃者(2019)
原作、リメイク元は未。 サスペンスものはあまり好んで観ないけど、まぁ楽しかったです。 話の起承転結やメリハリもはっきりしてるのでわかりやすく観やすいです。 (反面、そのせいでテレビドラマ的な内容寄りになっちゃいますが) 「見えない」を映像的によく表現してたなぁと思います。あの演出好き。 元警察官とはいえ一般人にガバガバなのはどうなのでしょう。 警察官がするべき仕事を警察官が全然してなくて、一般人が仕事しすぎな点も。 あとは若干グロイのも個人的にはNG。 シリアスな吉岡里帆もいいですねぇ。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-06-03 19:51:33) |