101. ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ
前作を見ての鑑賞です。キャラクターはそのままで、新たな出来事を扱っているが、良かったかと思います。スクリーンから緊張感や刺々しさが伝わってきて、ゾクゾクしました。キャラクターの説明が少ないのは、前作を見ていない人にとっては不親切かも。見ている人にとっては、テンポが速くて心地よく感じられました。ストーリーは簡潔で、見ていてすっきりしています。続編ってあまり期待できないものが多いですけど、この映画はそうではありませんでした。見ておいてよかったと思います。 [映画館(字幕)] 7点(2018-12-03 17:28:50) |
102. ヴェノム
あまり評判が良くないと聞いていたので、心配していましたが、面白かったです。ストーリーの細かい部分で、いい加減なところもありますが、アクションとトム・ハーディの演技が良かったので、とても楽しめました。この様子だと、2作目は作られるでしょうから、そっちの方が面白くなりそうな予感がします。 [映画館(字幕)] 7点(2018-11-26 15:54:40) |
103. イコライザー2
アクション映画なのに、アクションが今一つなんです。演じている側のせいでなく、演出や編集でどうにかしなければいけないと感じました。昔はアクションを演じるのは若い俳優が当たり前でしたが、現代では演出や編集のおかげで、年配や女性でも、すごいアクション映画が作れるようになっています。巷のアクション映画の水準からすると、アクションの出来は良くないです。ストーリーはなかなか良く出来ていたと思うので、もったいなく感じます。 [映画館(字幕)] 5点(2018-11-05 17:36:02) |
104. search サーチ
PC画面のみで構成された映画ということで気になっていました。そんな実験的なことをするのだからと、勝手にコメディだと決めつけて見始めたら、シリアスなミステリーで、すごく驚きました。小さな謎が解決すると次の謎が浮かんできて、その謎が解決すると違う謎が浮かんできて…。その繰り返しで、どんどんストーリーにはまっていきます。見る前に勘違いしておきながらも、なかなか面白いと思いながら見ていました。PC画面ですべてのストーリーを写すことよりも、ネットを使ってできることや、現代のアメリカ人のネット依存度を見ることが興味深かったです。 [映画館(字幕)] 7点(2018-10-29 15:40:17) |
105. バーバラと心の巨人
ここ数年、時折出てくる、子供が魔物と戦うという形で、心の葛藤を描くタイプの映画かと思います。主人公バーバラがとても頑なで、彼女を理解してあげたい、救ってあげたい、という気持ちになってきます。その代弁者がゾーイ・サルダナの役ですね。出演者たちが皆かわいらしくて、とても一生懸命に演じているのが、スクリーンから伝わってきます。ただ、エンターテイメント性を求めて鑑賞すると、ガッカリすると思いますので、見る人を選ぶ映画と言えるかもしれません。 [映画館(字幕)] 6点(2018-10-22 17:06:21) |
106. プーと大人になった僕
原作についてはまるっきり知識がない状態で鑑賞しました。クリストファーの行動で、理解できないことが2つあり、それ以降はあまり楽しむことができなくなりました。終盤が割と良かったので残念でです。マデリン役の子は上手でしたね。 [映画館(字幕)] 5点(2018-10-15 16:05:39) |
107. クレイジー・リッチ!
この映画は基本的にカルチャーギャップ・コメディです。ですから、アメリカ人の感覚と、中国人の感覚が理解できていなと、本来笑ってほしい場面でも笑えないのです。日本生まれ日本育ちの自分としては、ここで笑ってほしいんだな、ということに気が付きはしても、心から笑えるかと言われると、そうではないのです。中国人の家族に関する考え方が、アメリカ人にとっては理解しづらいのでしょう。物語の結末はうまく出来ていると思うので、もう少し笑えれば、もっと楽しく見られたでしょう。 [映画館(字幕)] 6点(2018-10-06 01:05:35) |
108. クワイエット・プレイス
この映画、すごく面白かったです。音を出してはいけない状況での生活で、静寂と緊張感の中で、見ているこちらも音をたてないようにして見ていました。普段通り鑑賞していれば、音を立てることないのに、ですよ。そんな中で音を立てなきゃいけなくなるような状況をうまく作り出して、映画を盛り上げてくれます。アメリカでヒットしたことにも、うなずけます。 [映画館(字幕)] 8点(2018-09-28 23:02:22) |
109. MEG ザ・モンスター
メガロドン、良く出来ていました。CGはおおむね良好です。突然呼び出されたジェイソン・ステイサムが仕切り屋になっているのが不思議でしたが、中国での海水浴では浮輪があるとはいえ、あんなに深いところまで大勢が行くのかと、そっちの方が驚きました。もっとホラー映画っぽく怖がらせてほしかったですし、もっとステイサムを活かして、アクション映画っぽくしてほしかったです。 [映画館(字幕)] 6点(2018-09-21 23:31:13) |
110. アントマン&ワスプ
それなりにアクションでドキドキできて、それなりに笑えて、それなりに面白い映画でした。気になったのは、説明が難しいからと言って、セリフで長々と説明するのはやめてほしい。演出でどうにかしてください。それに、量子の世界と言いますか、未知の世界があまりいい出来ではないと感じました。アクションや面白いセリフがテンポよく出てくるのが、この映画のいいところ。説明のセリフや未知の世界で、そのいいリズムが途切れています。上手く作れば、もっと面白い映画になったことでしょう。 [映画館(字幕)] 6点(2018-09-10 16:53:01)(良:1票) |
111. マンマ・ミーア!/ヒア・ウィー・ゴー
《ネタバレ》 元々が曲のパワーが見どころの映画だったのに、前作でいい曲を使い切ってしまったため、本作では曲のパワーが半減しています。ドラマ部分からミュージカルシーンへの入り方は不自然ですし、登場人物とカメラの位置が舞台でも撮っているかのような位置関係で、見るからに不自然です。別れそうだった恋人が突然現れたり、とってつけたように妊娠が発覚したり、何でもありになってしまっています。コミカルな部分はそれなりに楽しめるのですが、演出が変なので、素直に笑えません。豪華俳優陣を使っていても、それだけでは名作にはなりません。 [映画館(字幕)] 3点(2018-08-24 23:08:03) |
112. 飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲
物語に背景を作っていますが、厚みがなく、ストーリーに絡めてあっても、あまり意味がありません。誰が見方で誰が敵か、途中まではそんなことが気になっていましたが、善悪の境目が曖昧であり、誰を応援すべきか、わからなくなってしまいます。単純にビックリすることだけが目的なら、見る価値はありますが、そうでないと、楽しめるかは人それぞれでしょう。 [DVD(字幕)] 4点(2018-08-20 00:10:20) |
113. オーシャンズ8
《ネタバレ》 なんて豪華な女優陣でしょう。それぞれを個性的に見せる工夫がされていて、役柄を混同することがなく、物語の進み方のテンポが良いので、とても見やすい映画でした。残念ながら、アッと驚くような仕掛けがなく、ストーリーとしては平凡でした。せっかくこれだけの出演者を集められたのですから、もっと工夫してほしかったです。 [映画館(字幕)] 6点(2018-08-16 17:20:01) |
114. ミッション:インポッシブル/フォールアウト
こりゃあ、面白い。こんなにもドキドキしたアクションは久しぶりです。シリーズ6作目となり、過去の映画も見ていないと、ストーリーを完全に把握できないという欠点はあるものの、そこをクリアできれば、こんなにも楽しめる映画は他にありません、最近では。普通の映画館で見たので、もう少し豪華な映画館でも見てみたいなあと思いました。 [映画館(字幕)] 9点(2018-08-10 23:00:13) |
115. インクレディブル・ファミリー
ヒーロー映画なのに、あまり戦ってくれなくて、残念です。女性の社会進出とか、家事の分担・むずかしさを描いていて、上手く出来たストーリーだとは思います。ただ、観客である自分が期待しているのは、ヒーローがヒーローらしく戦って、悪者を退治するお話ですので、そういった意味では、期待を裏切られたと言えます。前作のようなアクションと家族愛を期待していたので、ちょっと趣旨が違っていたようです。前作を見ずに本作を見た方が、楽しめるかもしれません。 [映画館(字幕)] 6点(2018-08-09 17:35:22)(良:1票) |
116. バトル・オブ・ザ・セクシーズ
こてこてのコメディかと思って見始めたので、割とシリアスで社会派的な物語だったので、驚きました。 [映画館(字幕)] 7点(2018-08-04 00:06:38) |
117. ワンダー 君は太陽
私の周りでは話題になっていなかったので、ちょっと不安でしたが、見て良かったです。良い方に裏切られました。主人公をずっと追いかけるのではなく、その周りの子供たちにも焦点を当てる構成が、とっても良かったです。そうすることで、主人公の男の子が聖人ではなく、普通の子であることが分かります。また、どれほど周りに影響を与えていたのかが、感じ取れます。この映画の出ている子供たちの中から、数年後にはビッグスターが出てくるかもしれません。そう思えます。 [映画館(字幕)] 8点(2018-07-06 23:26:13) |
118. レディ・バード
高校生の女の子が主役なので当然かもしれませんが、女性の方が心にグッとくるものがあると思います。自分が10代の頃の不平不満や、友達との付き合い。異性に興味を持ち、家族はウザったく感じる。将来に希望を抱くものの、不安だらけ。それでも、故郷を愛し、家族を愛することに気が付く主人公に、清々しさを感じました。とっても後味の良い映画でした。 [映画館(字幕)] 7点(2018-06-22 23:01:52) |
119. ゲティ家の身代金
人間の嫌な部分を、バナナの皮をゆっくりむいていくように、じわりじわりと見せつけられるようで、目を背けたいのに、目を逸らすことができない、そんな物語です。こういう映画は、好みがピタリと合う人にとっては、身震いするほどたまらない映画となるんじゃないでしょうか。クリストファー・プラマーは役を演じているだけなのに、プラマー自身を嫌いになりそうです。 [映画館(字幕)] 7点(2018-06-15 22:47:37) |
120. デッドプール2
良いところと悪いところが、両極端に存在する変な映画ですね。ストーリーやアクションシーンはとても良かったです。でも、笑いを取りたいがために、ただ死ぬためだけのキャラクターを登場させるのはどうかと思います。そこに費やした時間とお金を、違うものに使っていれば、もっと面白い映画になったかもしれません。ただ、そういう無駄なものがあるということが、この映画のヒットの要因だったりするんですけどね。 [映画館(字幕)] 7点(2018-06-08 22:35:00) |