101. 少女ファイト
日本橋ナヲコファンとしては、何と言ってイイか分からん程に、スキ。スキ過ぎて、語れん!少女ファイトは!(それでイイのか?レビュワーとして!笑。)もぉ10点でいいじゃねぇのかな?とすら思うが。未完の作品に10点付けるのもどうかと思うので、限りなく満点に近い「9点」 9点(2007-11-05 00:52:37) |
102. よつばと!
少し(かなり)テンポのズレた会話劇とギャグ漫画家にしては高度な画力で他の作家から一歩抜きん出ているあずまきよひこ。「あずまんが大王」でみせた4コマ的なミニマムな笑いから見事に脱出したカンジ。実は青年漫画誌に掲載していたという「クレヨンしんちゃん」に通ずるモノすら感じさせる、掲載誌のワリに幅広い読者層が期待できる作品。 8点(2007-11-01 01:08:31) |
103. おおきく振りかぶって
もはや枯渇しきったと言っていい野球漫画という鉱脈に、未だ手付かずの鉱脈を探し出した名作。どちらかといえばメンタルヘビーな物語と素朴な絵柄がウリだったひぐちアサなだけに、野球漫画の巧みさには正直驚いた。綿密な取材と野球漫画に対する慈愛に満ちた視点が素晴らしい。野球好きだけでなく、野球はイマイチわからん・知らん・興味ない、といった人にでもお奨めしやすいという懐の深さも、好印象。 8点(2007-11-01 00:57:52) |
104. ピューと吹く!ジャガー
うすた京介が少年ジャンプのラストにて細々と連載しているショートギャグ漫画。薬味的な作品…とはいえその存在感は。凄い。この漫画がラストにあるか無いかで少年ジャンプの持つ色合いがガラリと違ってくるといっても過言ではないのだ!(由紀さおり風)映画化(実写) するということなんですが…ぶっちゃけ不安でしょうがないです。 8点(2007-10-23 02:29:04) |
105. お茶にごす。
テイスト甘めでユルイ漫画が多い最近の少年サンデー誌上で、稀有なまでに自分の世界観を崩さない西森博之作のヤンキー×茶道という「くっつけりゃイイってもんでもねーべよ!?」とツイ突っ込みたくなる漫画。 平凡な高校に伝説のヤンキーが入学!そして茶道部に!という展開は、いかにも西森節で面白い。飽きないし、プッと笑わすの、うまいよなー。 7点(2007-10-23 02:17:11) |
106. のだめカンタービレ
笑いのツボをキッチリ押さえるソツの無さだけでなく、キャラクター群の配置、オーケストラシーンの表現力などが、見事。この作品の影響でクラシックCDがアホほど売れたというのも、頷ける。他、「BECK」「デトロイト・メタル・シティ」など、「音楽漫画に名作なし」というジンクスを突破した力作が次々連発されたが、「のだめ」は半馬身リードしている感じ。ある意味、迷作。 7点(2007-10-18 04:33:06) |
107. DEATH NOTE
台詞の多い漫画というのは、漫画表現の敗北とも言えなくもない。しかし、会話劇や絶妙な駆け引きの緊張感は他作品と比べるべくもなく、稀有で秀逸といえる。「もし実際にデスノートを手に入れたら…」とついつい考えさせられてしまう。「もし実際にドラえもんがいたら…」と、考えさせられる作品の力とでも、いうか。小畑健の作画も、美しい。 7点(2007-10-08 01:14:41) |