101. ハヤテのごとく
悪趣味だが、その悪趣味さに突出していないのが難点。オタクに媚びる漫画は、甘え上手の天然嬢を相手にしているような虚しさを感じる。アニメネタが多く、わかる奴にしかわからない笑いが多いのも、しんどい。オタク向けのプチ笑い系なら、「らきすた」の方が悪趣味さに突出しているだけ面白いのでは?まぁ、どっちも笑いが複雑で楽しみ難いが。 3点(2008-04-20 14:52:10) |
102. To LOVEる -とらぶる-
いつの時代にも「少年誌のお色気枠」というのがあるが、このジャンルがまともに評価されているのは永井豪だけなんじゃないかな?ま、「新人作家の登竜門的ジャンル」と言ってもイイこの手の作品を、今更評価対象にするのもアホらしい。「矢吹健太郎って、こんな漫画描くんだ~」と、ちょっと意外性に驚いたが。 3点(2008-04-07 04:13:38) |
103. バクマン。
原作者や登場人物のマンガに対する愛情や熱意が、実に薄っぺらくコッケイに映る。このマンガを読んで漫画家を目指そうとしている人間に、面白いマンガなんて絶対描けない。マンガ舐めんなよ。 2点(2009-02-16 05:59:10) |
104. うえきの法則
「戦国甲子園」に対して→「鳥山明」、「烈火の炎」に対して→「幽遊白書」、そして「うえきの法則」に対して→「尾田栄一郎」と、何故か少年サンデーの連載枠には「なんちゃってジャンプ作品」という意味不明な枠があるね。ま、その手の二匹目のドジョウなんて、評価するの馬鹿らしいのだが、何気にアニメ化しているんですよね。笑。 現在(2008年現在)は「LOST+BRAIN」→「デスノート」と、なんちゃってジャンプ枠、健在中。 2点(2008-05-04 05:30:16) |
105. 最終兵器彼女
エロが描きたいなら素直に描けばいいのに、性描写や戦闘シーンが中途半端に露悪的で悪趣味。ライトな作風が余計にイライラする。 2点(2008-01-10 16:40:45) |
106. イフリート ~断罪の炎人~
《ネタバレ》 主人公自身の正義、私怨、義憤で人を殺しまくる殺し屋系漫画は星の数ほどあれど、この作品は、ヌルい。 読んでいて「こいつ何様?」と思ってしまう。そういう感情は「ブラックエンジェルズ」や「闇狩人」「怨み屋本舗」等の、いわゆる「現代版必殺仕事人的漫画」を読んでいても感じることだが、この手の作品は、そういう感情を忘れさせる「痛快さ」や「開き直り感」や「偽悪さ」を持ち合わせている。 しかし、残念ながらこの「イフリート」には、そういう要素・魅力が滅茶苦茶希薄なのだ。 結局、主人公の二人は断罪されないままヌルヌル日常を生き、呆気なく、ハッピーエンド。作中「この復讐が終われば、裁かれて死刑になってもいい!」とかアツイ事言ってたのも忘れて、幸せそうにハッピーエンドです。 2点(2007-11-14 05:41:11) |
107. バリハケン
《ネタバレ》 ヤンキーにもオタクにも失礼な世界観と寒いギャグが絶妙な風味を醸し出していて、実に面白くない作品だった。ワザとなのかナチュラルなセンスなのかは分からないが、ヤンキー・オタク・萌えの描写がどことなく古く、雑なのも気になった。 少年ジャンプでの打ち切り作品に、今更オチの悪さまでは言及しないが、最終回もヒドイもんだった。 そしてこんなにも読者層が読めない作品も珍しく、ハテ、この作品はいったい誰を楽しませる漫画だったのか?と、ついつい要らん事を考えてしまう今日この頃である。 1点(2008-10-28 15:36:22) |