81. とろける鉄工所
「鉄工所」という舞台設定の縛りがありながらも、毎回毎回「へ~」と思わせながら飽きずに読ませてくれる。意外と器用な作家なのかもしれない。 6点(2009-12-28 06:14:01) |
82. きのう何食べた?
節約重視の家庭料理を貧乏臭くさせず、ゲイの主人公たちをアケスケに描写もせず。しかも、オッサン読者率の高いモーニング紙上で浮く事無く、そこそこ面白いのだから、不思議。 よしながふみの器用さには、感心させられる。 6点(2009-12-28 06:07:05) |
83. ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン
第一話で私のビッチ萌え魂をガッチリと掴まれました。 エルメェスや、ウェザー・リポート等の脇キャラ群も秀逸。特にエンリコ・プッチに物凄い親近感。私も素数好きで、1972年生まれという理由で、ですが。 爽やかなラストを迎えましたが、私的にはチョッと物足りないかも、です。 6点(2009-04-26 10:02:41) |
84. シュガーはお年頃
《ネタバレ》 二宮ひかるにしては「裸率低め」で、二宮ひかるの近年の傾向なのか、イナカの高校生モノ。読んでいて感じるのは、展開の読めなさと、相変わらずのキャラクター内面の面倒くささ。しかし、今回もやはり、嫌悪感が湧いてこないんですよね。 集団に溶け込めない、同性の友達が少ない女子って私、正直苦手なはずなんですが。くそう二宮作品め!みたいな。 6点(2009-02-27 17:41:26) |
85. みなみけ
この漫画、ヤンマガ誌で掲載しているからこそのソコソコ面白いのであって、竹書房・双葉社・ぶんか社なんかの「ほんわか萌える4コマ誌」なんかで掲載されていたら完全にノーマークしているであろう漫画。 しかし、随所に台詞回しの上手さもうかがえたりで、一応及第以上の評価。暇つぶしには丁度いいカンジ。 6点(2009-01-06 07:30:06) |
86. 賭博堕天録カイジ
「金と銀」のツモ有料麻雀や、「天」の限定役麻雀、「アカギ」の採血麻雀など、福本伸行は、普段から麻雀のヘンな特殊ルールばっかり考えているに違いない。笑。しかし、麻雀をする上で破綻しないルール設定がなされている点と、麻雀そのものの醍醐味を失わないあたりが流石と言うか… そしてヤンマガ誌上「カイジ」でも、そんな福本お家芸的な特殊麻雀編をやるとは。麻雀はもちろんの事、麻雀漫画も好きな私としては結構楽しめるんですが。 6点(2008-12-17 03:26:33) |
87. 道士郎でござる
《ネタバレ》 アメリカ(テキサス)帰りのサムライというケレン味たっぷりな設定も、西森作品だと嫌味に感じないから不思議。いい意味でも悪い意味でも、ホントに器用な作家です。 6点(2008-11-20 23:56:01) |
88. 荒川アンダーザブリッジ
荒川住人のボケとリクのツッコミに固定しきった展開に正直飽きてきている。最近、絵も荒い。しかし、隠されている重要らしきスジと巻末にあるフルカラーの良さが気になってしょうがないのも確かで、無視できないんですよね中村光。 6点(2008-10-18 01:30:56) |
89. へうげもの
山田芳裕作品は好きなんですけど、イワユル「戦国時代」を舞台にした作品ってニガテなんですよね。良くも悪くも「山田芳裕色」にしながら物語を進めていく手練は、相変わらずスゴイとは思うんですが。 6点(2008-10-16 23:04:43) |
90. さらい屋五葉
《ネタバレ》 オノナツメ作品で時代劇が読めるとは思わなかった。しかしオノナツメのセンスと和テイストの融合が非常に面白く、センスのいい作品に仕上がっている。 そのミスマッチさに最近ちょっとした違和感を感じないでもない。面白いんですけど。 6点(2008-10-16 23:00:17) |
91. ルート225
結構面白いジュブナイルもので、(遠野千夜)原作の雰囲気と(志村貴子)作画のバランスもかなりイイんですけど、個人的にはちょっと物足りなかったなぁ。短いせいかな?しかし、くだらない姉弟喧嘩の描写は、さすが志村貴子といったところ。 6点(2008-06-01 22:14:27) |
92. 謎の彼女X
植芝理一の漫画っていつも微妙なんですが、この作品はギリギリ大丈夫かな。うたたねひろゆき、藤島康介、園田健一が苦手な私にとって、何とかギリギリ読めるアフタヌーン作品の中のひとつ。行為に至らないエロが、逆にえっちで面白い。 6点(2008-04-20 15:03:33) |
93. ドラゴン桜
HOW TO物の漫画としても楽しめ、青春物としての楽しみ方もできる。しかし、三田紀房の作品はどれも実利的で面白い。 6点(2008-01-10 16:50:54) |
94. げんしけん
キャラクターの内面の生々しさと、そんな訳ねぇよ的な非現実感っぽさの折り合いがついていないような気がしました。加えて登場人物のどうしよもない「駄目っぷり」が邪魔して、甘酸っぱいハナシも消化不良。読後に一言言わせて頂くなら「ファッキン・モラトリアム!」といった所でしょうか。 ホトホト木尾士目の青臭い青春モノは、読んでいてイタイ。しかし、そのイタさもこの作家の魅力なんですよね。 5点(2009-07-27 06:56:05) |
95. D.Gray-man
絵はキレイだしキャラクターも魅力的なのだが、異様に読みにくい。「アニメ関係者は漫画家に向かない」というジンクスを、少し感じたりした。 5点(2009-07-27 06:46:59) |
96. 銀魂
シリアスパートと、最近マンネリ化している展開はしんどいが、私としては笑いの波長が合っているのでそう無碍に扱いにくい作品。最近、絵が荒いのが気になるところですね。 人気作品の旨味をもう少し味わいたいのはわかるが、コノ作者には宇宙人とか侍とか出ないギャグ作品を描いてほしい。 5点(2009-03-18 18:59:11) |
97. トリコ
しまぶーには何の期待もしていなかったが、まだこんな余力が残っていたとは。良い意味でも悪い意味でも、小学生読者らを牽引する展開が巧い。 説明描写に「HUNTER×HUNTER」の影響が見受けられ、この「長いものには巻かれろ」的な作者の作家としてのスタンスに時折イラッとくる。 5点(2009-02-16 06:13:05) |
98. 舞姫 テレプシコーラ(第1部~第2部)
毎月ダ・ヴィンチ誌上でソコソコ楽しんで読ませて頂いているんですが、やはり古典っぽさがちょっとしんどいです。私のような古典少女漫画が苦手で浅眼な高カロリー漫画世代にはツライ物がありますね。でも、毎月読んでるんですよね。 5点(2008-12-16 01:01:38) |
99. ダブルアーツ
この作者、キラリと光る物はあると思うんですが、結局それを発揮できないまま終わってしまいましたね。 「つないだ手を離せない主人公たち」という設定の縛りが、やっぱシンドかったんじゃないでしょうか。 軽妙で味のあるキャラクターは結構スキでしたが、やむなく打ち切り。 個人的には「ゾンビパウダー」が打ち切りになった久保帯人のように、次回作はブレイクすればいいのにな!と、勝手に期待しています。私のこの予感、結構当てにならないんですが。(駄目じゃん!)期待しています。 5点(2008-06-28 22:50:39) |
100. らき☆すた
読者に媚びる生臭さと計算高さが鼻につき、素直に楽しめない。奥瀬サキ風に言うなら、マイノリティ同士がツルむ時のような居心地の悪さを感じる。マニアックなネタや笑いどころは(悲しいながらも)理解できる。が、それが笑いに直結し辛い。キャラは可愛いんだけど、それもどこか予定調和的というか。魅力を感じない。残念。 4点(2008-05-20 23:25:37) |