181. すくらっぷ・ブック
《ネタバレ》 これまた懐かしくも甘酸っぱいラブコメ。牧歌的な絵柄に反して熱く、ドロドロしていて面白かった。特筆すべき台詞回しの「クサさ」は、クセになる珍味。ダメな人には寒く、カユイだけだが。もぉ、オールディーズといってもイイ位の、隠れた懐メロ名曲的作品。 6点(2008-03-13 00:47:13) |
182. V-K☆カンパニー
《ネタバレ》 「ギリギリありえない」ドタバタさが面白かった。まさしく「ラブコメ」の王道ともいえる。しかし、最終回まで引っ張った結婚式で交わしたキスシーンに、「ついに!」というカタルシスよりも「引っ張りすぎや!」という徒労感が勝ってしまった。まぁ、それがまさしく一昔前の少女漫画っぽさと、言ってしまえばそれまでですが。 6点(2008-03-13 00:37:10) |
183. 危険がウォーキング
星里ちもるのデビュー作なんですが…作風、(いい意味で)あんまり変わってないなぁ。一番好きなギャグは「猫が寝込んだ。・・・・・・・・アナコンダ!」でした。くだらねぇー。笑。 6点(2008-02-28 00:39:58) |
184. ドラゴン桜
HOW TO物の漫画としても楽しめ、青春物としての楽しみ方もできる。しかし、三田紀房の作品はどれも実利的で面白い。 6点(2008-01-10 16:50:54) |
185. エンジェル伝説
《ネタバレ》 「クレイモア」で人気を博している八木教広の、学園ギャグ物。何となくではあるが、少しぎこちない感じ。八木教広自体、連載のために已む無く描いていたのではないか?と、思わせる。しかし「クレイモア」と比較してみると、そのギャップがそこそこ面白い。悪魔じみた外見とはウラハラに、ピュアな心根の主人公が、可笑しい。 6点(2007-12-05 06:14:58) |
186. ブラック・エンジェルズ
《ネタバレ》 「ドーベルマン刑事」の人気は武論尊原作の実績だと思われていた現状を、どうにかして覆そうとして描きあげた平松伸二の代表作「ブラックエンジェルズ」。 設定のベタさと勧善懲悪であるというジャンプっぽさや、主人公「雪籐」のミステリアス感や、ほかのキャラクター群のケレン味等も手伝ってソコソコ楽しめる。 不良中学生が孤独な老婆を虐待・撲殺する物語や、覚醒剤欲しさに通り魔強盗を繰り返す悲運な女の子、等、全体的に血生臭い話が多く、ついにはヒロイン的存在のジュディが敵の中ボスにレイプされてしまう!そんなハプニングすらも起ってしまう「少年漫画のカテゴリ」をゴリゴリ無視していく展開も、(破綻するかと思わせるほどに)面白かった。 しかし、「M計画」発動後のストーリーは完全に蛇足。少年ジャンプ的な稚拙な延命作戦のせいでか、凡作に成り下がった。そういう「ジャンプ政策の徒花」的な代表作とも、言える。 6点(2007-10-20 20:13:41) |
187. まじかる☆タルるートくん
《ネタバレ》 (江川達也のエロ要素+ドラえもん)×少年ジャンプ的展開=まじかる☆タルるートくん。 江川達也は(堕ちた)天才だけど、この作品の方程式でちょっと楽し過ぎたと思う。後々のやっつけ感もまた、江川達也らしさなのかもしれないんですが。 蛇足ですが、個人的には伊知川累が可愛かった。超可愛かった。江川達也の描く魅力的な性悪は、このキャラクターがピークだったんじゃないかと、ウッカリ思うほどに。 あと、打ち込んでみて初めて気づいたが・・・「まじかる☆タルるートくん」って、やたらと変換しにくい。 5点(2014-10-16 15:10:44) |
188. 軽井沢シンドローム
中学生当時にこの作品にハマり、ニヒルさとヒネクレ加減にゃエライ影響された。我ながら、恥の多い中学生っぽいエピソードです。 が、しかし。今読むと、確かに微妙。 【FBIの滝】さんの冷静なコメント「軽井沢シンドローム・ここが嫌いだ」を読んでみると、自分の中で「軽シン」が消化し切れていないという点に思い知らされたりします。 当時の甘痒い思い入れを加味して7点か?と思ったが、ちょっと世間的な評価を気遣ってみて、5点。(弱腰) 5点(2010-07-27 07:41:30) |
189. らんま1/2
お色気の匙加減を間違えると、高橋留美子と言えどここまで面白くなくなるものなのかと、連載当時は結構驚いた。 5点(2009-10-19 00:54:58) |
190. 栄光なき天才たち
森田信吾の出世作なのは間違いないが、森田信吾ファンの私にとっては何か足りない。 5点(2009-08-28 15:45:32) |
191. 疾風伝説 特攻の拓
特攻の拓の影響か、三十半ば私は、未だに「そんなの聞いたトキねーよ!」的な台詞を口にしてしまう。台詞回しの独特さは、小池一夫並? 5点(2009-08-10 11:59:51) |
192. げんしけん
キャラクターの内面の生々しさと、そんな訳ねぇよ的な非現実感っぽさの折り合いがついていないような気がしました。加えて登場人物のどうしよもない「駄目っぷり」が邪魔して、甘酸っぱいハナシも消化不良。読後に一言言わせて頂くなら「ファッキン・モラトリアム!」といった所でしょうか。 ホトホト木尾士目の青臭い青春モノは、読んでいてイタイ。しかし、そのイタさもこの作家の魅力なんですよね。 5点(2009-07-27 06:56:05) |
193. D.Gray-man
絵はキレイだしキャラクターも魅力的なのだが、異様に読みにくい。「アニメ関係者は漫画家に向かない」というジンクスを、少し感じたりした。 5点(2009-07-27 06:46:59) |
194. 銀魂
シリアスパートと、最近マンネリ化している展開はしんどいが、私としては笑いの波長が合っているのでそう無碍に扱いにくい作品。最近、絵が荒いのが気になるところですね。 人気作品の旨味をもう少し味わいたいのはわかるが、コノ作者には宇宙人とか侍とか出ないギャグ作品を描いてほしい。 5点(2009-03-18 18:59:11) |
195. トリコ
しまぶーには何の期待もしていなかったが、まだこんな余力が残っていたとは。良い意味でも悪い意味でも、小学生読者らを牽引する展開が巧い。 説明描写に「HUNTER×HUNTER」の影響が見受けられ、この「長いものには巻かれろ」的な作者の作家としてのスタンスに時折イラッとくる。 5点(2009-02-16 06:13:05) |
196. 名門!多古西応援団
普段はダメダメ感あふれる応援団の五人が、後輩に呆れられながらも「決める時ゃビシっと決める」という、マンネリではあるが憎めない作品。下町の床屋なんかに全巻並んでると嬉しい一品。 作者の所十三がこの後「特攻の拓」を描いてブレイクするのは予想外でしたね。 5点(2009-01-26 02:26:42) |
197. 銀牙 -流れ星 銀-
途中から犬しか出てこない展開に難あり。ぶっちゃけ私、犬嫌いですから。それでもジャンプ誌上ではソコソコに読んでいたのだから不思議。 しかし「お犬様専用フキダシ」に最後まで馴染めなかった。名アイテムだったとは思うのですが。 5点(2009-01-26 02:17:57) |
198. 舞姫 テレプシコーラ(第1部~第2部)
毎月ダ・ヴィンチ誌上でソコソコ楽しんで読ませて頂いているんですが、やはり古典っぽさがちょっとしんどいです。私のような古典少女漫画が苦手で浅眼な高カロリー漫画世代にはツライ物がありますね。でも、毎月読んでるんですよね。 5点(2008-12-16 01:01:38) |
199. 戦争論
《ネタバレ》 小林よしのりの史論・史観は恣意的すぎて共感できない。作品意義、というよりプチ・インテリの自慢話に聞こえるのは私だけかな?しかし、相変わらずの小林よしのりのスタンスと、この作品自体の間口の広さ(狭さ?)は評価すべきなのかも。 5点(2008-11-02 13:34:29) |
200. ガンスミスキャッツ
確かにメカ・銃器の描写は素晴らしい。しかし、油っこいくせに淡々とした人物像がどうにも魅力的に写らない。ミニーメイがちんちんを舐めてたあたりからウンザリとして読んでいた感がある。 「萌える銃器講座」としては、適切なんすかね。銃器に興味のない私には向いていないのかも。そのワリに私、「ガンスリンガー・ガール」や「BLACK LAGOON」とかは、面白く読んでるなぁ。まぁ、好みの問題でしょうか。 しかし蛇足ながら思うのは、これを機に真鍋譲治のように活躍の場をエロ誌に移行するのではないか?と思わせる感が。気のせいかもしれないが。 5点(2008-10-18 00:56:09) |