41. 少女ファイト
日本橋ナヲコファンとしては、何と言ってイイか分からん程に、スキ。スキ過ぎて、語れん!少女ファイトは!(それでイイのか?レビュワーとして!笑。)もぉ10点でいいじゃねぇのかな?とすら思うが。未完の作品に10点付けるのもどうかと思うので、限りなく満点に近い「9点」 9点(2007-11-05 00:52:37) |
42. めぞん一刻
高橋留美子作品の中で一番好きかもしれない。キャラクターバランス、物語のテンポ、最終回に至る展開、何ともケチがつけにくい完成度。物語をややこしくする名脇役達の配置が、見事。高橋留美子にはサッサと少年誌を見切って青年誌での活躍を期待したい。 9点(2007-11-01 01:21:34) |
43. うしおととら
戦闘描写に定評がある藤田和日郎の代表的作品。派手なシーンもシュールな笑いもシンミリするシーンも、何かと印象的。チョッとサービス過多?と思うこともシバシバだが、何にしろ主人公「うしおととら」の活躍の痛快さが素晴らしい。嫌味なくらいに気持ちいい少年漫画。 9点(2007-10-26 01:35:53) |
44. 墨攻
ここ数年の森秀樹作品の中ではピカイチに面白い。こういう歴史モノ、苦手なんですが。墨攻の胡散臭さと人間臭さがたまらなくいい。原作(小説)は未読。 9点(2007-10-18 04:59:53) |
45. デビルマン
アニメでしかデビルマンを知らなかった15,6の頃に原作を読み、愕然。デビルイヤーは地獄耳!とかいうノリ、皆無。テレビ版はテレビ版で名作だが、原作の持っているテーマ性に比べれば本当に子供騙しなのだ、と、知る。 9点(2007-10-18 04:40:20) |
46. SLAM DUNK
「バスケ漫画に名作なし」というジンクスを唯一免れている作品。主人公・桜木花道の印象が連載初期はも・ひとつ(実際、連載自体危なかった)だったが、坊主頭になったあたりから俄然と面白くなり、ラストまでそのテンションは衰えることなく突っ走った感じ。言うまでもなくバスケ漫画の金字塔である。 9点(2007-10-08 01:01:13) |
47. アイアムアヒーロー
《ネタバレ》 洋邦各メディア問わず、かなりの高水準ゾンビ作品。 体を許した相手であろうが、足の臭いにイチイチ恥ずかしがるつぐみが可愛くて仕方なかった。ゴミ回収車のシーンは、本気で悲しかった。 8点(2016-01-01 03:06:58) |
48. スピリットサークル
《ネタバレ》 輪廻転生、復讐劇、青春群像、中二という要素をごっちゃにしつつも、一切のブレを感じさせない水上悟志の器用な作家性を、一巻からではあるが楽しませてもらった。 8点(2012-12-25 04:54:03) |
49. 純潔のマリア
《ネタバレ》 「漫画のヒロインが処女かどうかを気にするなんて、『かん○ぎ』の単行本を引き千切るコアな病的童貞ヲタじゃあるまいし!」とか思ってますが、このマリアの純潔の行方は気になるところです。 しかし、主人公の使い魔のサキュバス・アルテミスの「これだから処女は面倒くさい」という意見には、激しく同意です。(下衆でスマン) 8点(2012-08-27 05:15:40) |
50. 戦国妖狐
《ネタバレ》 室町時代を舞台にした、水上悟志の妖怪モノ。相変わらず、軽妙さと神妙さ、そしてアツさのバランスが異様に取れていて、グッとくる。 8点(2012-05-19 00:52:05) |
51. Landreaall
亜流の域を出ない女子向けファンタジー漫画がウンザリするくらい蔓延している中で、それらと一緒に埋もれてしまってる感のある隠れた良作。 人間描写と世界観、ちょっとした格闘技考察がしっかりしていて面白い。 8点(2012-04-14 01:06:12) |
52. 大東京トイボックス
前作に感じていた窮屈さも、掲載誌が変わった今作はノビノビとした展開。前作よりも「クリエイターとしての産みの苦しみ」がチリチリと伝わってきます。ゲーム業界のみならず、すべてのクリエイター志望者に読んでもらいたいアツイ作品。 長短のあるキャラクター群も、魅力的。 8点(2012-03-10 00:48:39) |
53. ちはやふる
競技かるたという超マイナーで取っ付きにくいジャンルを、丁寧に噛み砕いてアツい展開に持っていく作者の度量に感服。 この展開に、女性誌的なラブ要素が加われば…と思いながら読むも、そこらへんは作者も苦労しているみたいですね。物語の勢いを殺すくらいなら、このかるたとラブ要素の比率は変えなくてもイイのかも。 8点(2012-03-03 01:24:48) |
54. 外天楼
ヘンテコな異色(ある意味正統?)ミステリ漫画。 良い意味でも悪い意味でも、石黒正数にだまされる。 私のような「それ町」や、他の短編連作を愛読しているファンなら、特に。 8点(2012-02-04 00:56:29) |
55. 銀の匙 Silver Spoon
《ネタバレ》 「鋼の錬金術師」で人気を博した荒川弘が、農業高校出身である自らの体験を基にした(とおもう)農高マンガ。持ち前の「ライトな絵柄だが、テーマの骨子は鉄筋なみ」という作家性が、異様に発揮されていて非常に面白い。 もし私が「何にでも影響されていた中学二年の頃」に、この漫画を見ていたら、間違いなく進路は農業系の高校だっただろう。食品加工科あたりに。 8点(2012-01-17 01:09:13) |
56. 乱と灰色の世界
「群青学舎」で、才能を発揮した入江亜季。今度は和テイストのする魔法一家マンガとは。ちょっと驚いた。個性的なキャラクター群と、物語の骨子に垣間見る世界観が楽しい。 蛇足ですが…このマンガのおかげで、私の内にあった「ほくろ萌え」という未灯のロウソクに、火が灯りました。 8点(2011-09-28 01:04:54) |
57. 進撃の巨人
万人数多の漫画家が踏倒したであろうどのジャンルにも属さない、孤高な雰囲気がスゴイ。 初めて読んだ時は、とにかく「すげぇ…すげぇな…すげぇ」と、ブツブツと言いながら読んでました。(きみわるい) 8点(2011-04-19 00:46:54) |
58. 珈琲時間
豊田徹也の演出の小器用さと、引き出しの多さを堪能させてもらった。「アンダーカレント」や氏のデビュー作などのキャラクターがちょろちょろと出演している所が、嬉しい。 8点(2010-02-12 17:09:30) |
59. 巨娘
木村紺がぶっ壊れたのかと思うくらいに、意外で、面白かった。 8点(2009-08-28 15:37:44) |
60. ROOKIES
《ネタバレ》 関西在住でありながら巨人ファン(だった)という私にとって、登場人物の名前にはチョッと複雑なものがありますが、面白かった。 「野球漫画」としては、大して引き込まれなかったが、主人公・川藤の魅力と物語の直球っぷりが気持ちよかった。 個人的には川藤が授業で井伏鱒二の「山椒魚(超名著)」の物語を生徒に語る回が好き。 8点(2009-07-27 06:43:56) |