41. アドルフに告ぐ
手塚の中では、唯一といってよいくらい、読み始めると止まらなくなる作品。逆にいえば、手塚長編は、やや構築力に欠けるということか。 6点(2009-10-20 12:32:08) |
42. 野球狂の詩
水原勇気が出る前、連載前に当時の水島の真骨頂がある。しかし、今からみると、結構いいかげんな漫画なんだな。 5点(2009-10-20 12:30:08) |
43. 天才バカボン
私が読んでいたのは、マガジン連載期で、当時は、サンデーのレッツラゴンと並行していました。アニメしか見たことのない人には、やや驚くようなシュールな実験的取り組みをしていて、果てには山田太郎と名前を変えたり、ギャグ漫画としては笑えなかったが、それなりに印象に残っている。 6点(2009-10-10 19:16:05) |
44. あぶさん
なんだかんだ、これだけ続いていることが偉いし、現実世界にチューニングし続けているのも、一応、感心する。それより偉いのは、野村監督が、まだ現役なところだけどな。 6点(2009-09-21 23:14:06) |
45. 包丁人味平
いま思い起こすと、うんちくもののはしり、だったんじゃないでしょうか。すべてのうんちくが、ほぼインチキなんだけど。カレーのシリーズが大好きでした。それだけに、変な終わり方で、がっかりだったけど。 6点(2009-09-21 23:11:42) |
46. ばるぼら
手塚自身が、自分を投影して描いているのではないかと感じさせる部分もあり、手塚研究には欠かせないだろう。 6点(2009-08-25 23:39:10) |
47. みどりのマキバオー
ダービー以降、描き手のほうが燃え尽きた感じで、残念だった。 8点(2009-08-25 23:38:47) |
48. 南瓜とマヨネーズ
情念みたいなものを、淡々とうまく表現している。感情移入を避けているような画調にも感情移入してしまう。 7点(2009-08-25 23:38:03) |
49. リアル
井上雅彦のマンガの登場人物は、似た人物ばかりだが、この作品が一番うまく動いている。 7点(2009-08-25 09:36:05) |
50. トーマの心臓
ヘルマンヘッセといえば、ヘルマンヘッセだが、それを超えるなにかがあったような気がした。 8点(2009-08-25 09:35:28) |
51. ガクエン退屈男
錦織つばさの水玉ビキニにライダー姿には、小学生も興奮した。 8点(2009-08-25 09:31:13) |
52. 残酷な神が支配する
萩尾望都が、より重厚になって、帰ってきた、という感慨を持つのは、私だけだろうか。 7点(2009-08-25 09:30:13) |
53. 火の鳥
子どもの頃、どこかの雑誌で地味に連載しつづけていたという印象のある漫画。歳をとって、全巻通して読むと、永遠と輪廻転生という手塚の生命観を、ようやく理解することができた。それにしても、一気に読み倒してしまう面白さには欠ける。 7点(2009-08-20 15:13:59) |
54. 少女ファイト
《ネタバレ》 地下バレーといい、いい意味でマンガなところに、現代的な心的な風景を巧に盛り込んで、平成の巨人の星的なところがある。しかし、私は、登場人物が多くて、なにがなんだかわからなくなっているので減点した。 7点(2009-05-17 18:28:00) |
55. ドラゴンボール
この連載が始まった頃、すでに大学生になっていた私は、リングにかけろ、同様、少年ジャンプ路線をカリカチュアライズしたコミックだとなめていたが、なにごとも徹底すると別世界に行くのだということを学ばされた。改めて読み直し、圧倒的な面白さに、全巻読み終えたのだが、人間が造った人造人間程度が、宇宙一を誇るフリーザより強いあたりから、違和感を覚え始める。 8点(2009-04-22 18:14:14) |
56. 20世紀少年
そもそも浦沢直樹の漫画が何一つとして面白いと思わないし、風呂敷をひろげすぎで、どうやっても回収しきれないのが見え見えなものだから、かなり最初の段階で、読む気を失ってしまう。 3点(2009-04-03 14:50:06) |
57. エリア88
戦闘機好きではあるにもかかわらず、この漫画は好きになれなかった。なんでなんだか説明できないのですが。ただ、もっともっと評価されてよい作品だと思う。絶版になっているわけではないので、現在も支持が大きいのだとは思うが。 5点(2009-02-22 20:24:28) |
58. さよなら絶望先生
こういった作品に思い入れを感じる年齢でなくなったことが、少々寂しい。 6点(2009-02-22 11:28:13) |
59. うしおととら
《ネタバレ》 なかなか面白い少年マンガではあるが、やや単調で設定の甘さが散見される。特に、初期のとらのキャラクター設定が中途半端で不安定。そういう点も気にならないくらいの勢いがあるのは確かだけども。 6点(2009-02-21 09:21:23) |
60. ギャラリーフェイク
考えてみると代表作らしい代表作がないのではないかという細野であるが、あえていうとこれが代表作にあたるのではないかと思う。個人的には、サラと三田村館長のキャラクターがもう少し描き分けられていたら良かったかと思う。 6点(2009-02-21 09:19:42) |